2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)
情報/
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ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:人 狼 墓 全
P1/P2/P3/P4/P5
[全20P]
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【人:2】不死者 ブラム 09/07 18:52
>>1 ノイシュ
「ああ、ようやく帰ったのか。
願いと欲望。似て非なるものだが気付けぬ者のなんと多い事だろう。
ご苦労様、ノイシュ」
「……明日の事も分かった。お客人への案内、トワと共によろしく頼む」
【人:3】執事 ノイシュ 09/07 19:01
>>2 ブラム
「勿体ないお言葉です」
願いの叶うこの場所で、しつこく願いを叶えてほしいと食い下がる者は多い。
だがそれが私欲でないと証明するのも容易くはない。
日々そう言った者との対話を重ねている主の声は、諦観が混じり疲弊しているようだった。
それでも願いを抱えてやってくる人々を受け入れる主の御心は未だ推し量る事はできていない。
「……かしこまりました。無理はなさらぬようお願いいたします」
後に続くブラムの言葉から出たもう一人の側仕えの名前には僅かに眉をひそめるが、淀みないお辞儀でごまかすと、私室を後にした。
【人:4】執事 ノイシュ 09/07 22:18
ブラムの私室を後にすると、ひんやりと頬を撫でる冷気を感じて溜息を吐いた。
「……盗み聞きとは感心しないな、トワ」
そう"何もない空間"に向かって話しかける。
傍から見れば壁に向かって声を掛ける変人だが、幸いにも返答はすぐにあった。
やじうまがやってきたよ!(メイド トワ)
[支]【人:5】メイド トワ 09/07 22:27
気配は消していたつもりだったのに、どうしてバレたの?
仕方ないので、しぶしぶとノイシュの目の前に姿を現す。
「──くすくす、あら。盗み聞きだなんて。
そんなはしたない真似をするのは貴方の方でしょ?
おとうさまの演奏が終わるまで、扉の前で聞き入っていたくせに」
即座に自分がいる事を看破されて、面白くなかったので少し意趣返し。
【人:6】執事 ノイシュ 09/07 22:44
>>5 トワ
何もない空間から、姿を見せたトワ。
幻術や魔法の類ではなく、彼女自身の能力によるものだ。
そして聞こえてくる小言に溜息をもう一つ吐く。
「……見てたって事はお互い様だろ」
ブラムの命がなければ互いに不干渉でいたいものだが、そうも言ってられないので話を無理やり切り替える。
「話は聞いていただろ? 明日、やってくるお客人達の案内。
オレが担当するから、お前は他の使用人たちに伝えて周ってこい。
手伝いたいって人がいるかもしれないからな」
腕を組んで業務内容を伝える。
[支]【人:7】メイド トワ 09/07 23:01
>>6 ノイシュ
フン、とノイシュの言葉にそっぽを向く。
ああ言えばこう言う。素直に恥ずかしがればちょっとは可愛げがあるのに!
「……分かったわ。おとうさまが頼りにしてくれてるのなら、それに応えなくちゃいけないし。
伝えて周るついでに隅々まで掃除もしなくちゃね」
善は急げとワタシは足を踏み出した──壁の方に。
【人:8】執事 ノイシュ 09/07 23:09
>>7 トワ
「……おい、待て。平然と壁をすり抜けようとするな。
他の人が驚くような行動は禁止だって言っただろ」
トワの突飛な行動を即座に引き留める。
彼女が特異な能力を持っている事は、ごく少数しか知らないのだから。
「あとその『おとうさま』と言うのも慎め。血の繋がりもないのに」
ここで働く使用人は大体がブラムに拾われたか、身寄りのない者だ。
慕うのは結構だが、時と場所は選んで欲しい。
[支]【人:9】メイド トワ 09/07 23:25
>>8 ノイシュ
「あーもう五月蠅いわね。お小言ばかり!
そっちの方がおとうさまに甘えたの甘々の甘えん坊のくせに。
だから犬って呼ばれるのよ!」
いーっと憎まれ口を叩いた後、ワタシは壁に逃げ込んでやった。
言われなくたってちゃんと使用人の皆ともお客様とも話せるし!バレないし!
全部完璧にこなして目に物みせてやるわ!
【人:10】執事 ノイシュ 09/07 23:40
>>9 トワ
「あ、おい……」
トワは言葉をまくし立てるとそのまま壁へと消えていってしまった。
誰もいない廊下で、本日三度目の溜息を吐くと、こちらもその場を後にする。
明日からは願いを胸に秘めた人々が訪ねてくるのだ。
トワの事は気になるが、喫緊の用件の方が大事だと頭を切り替える。
【人:11】執事 ノイシュ 09/07 23:47
迎え入れる準備を整え、玄関ホールへと足を運べば、後はいつも通りに案内するだけだ。
これからやってくる人々に向けて、言葉を紡ぐ。
「──ご足労頂きありがとうございます。
ご用件は願いを叶えたい、でよろしいでしょうか?」
哀傷の無音 チーフル がやってきたよ。
【人:12】哀傷の無音 チーフル 09/08 00:02
[僕には小高い丘を越えて。
息を大きく吐きながら見上げる。不死者様に庇護された村から出たそこは、まるでお城のような御屋敷。
不死者様に会って来ます。そんな書置きだけを残して、哀傷の村と呼ばれる場所から歩いていた。あそこには、他にも色々呼び名はあったみたいだけど。
大丈夫。招待状?は貰ったのだし。不死者様に会う事は名誉な事だから。村の皆も、心配しすぎる事はきっと無い。
只、自分を見送る顔は見たくなくて。行ってきますは見せなかった。
大丈夫、大丈夫って。黒い御屋敷の玄関を見上げてる。
大丈夫。後は、言葉を伝える為のこれを絶対に失くさないようにするだけ。
失礼の無いように。
今日の為に新しく。丁寧に丁寧に、綺麗に見て貰えるように、文字を書いて来たんだから。
そう思って僕は、こんにちわ。の面を表にして。スケッチブックを握りしめた]
哀傷の無音 チーフル は 哀傷の無声 チーフル に、くらすちぇーんじ!
瑞花の街 アルジャン がやってきたよ。
【人:13】瑞花の街 アルジャン 09/08 00:05
降りたったこの地はどこか仄暗い。
白い世界になれきった眼を、ぐっと押し拡げて。
【人:14】瑞花の街 アルジャン 09/08 00:06
.*:゚+
濡れた靴はとっくに乾いてしまった。
分厚い上着は当り前のようにみずからの重たさの一部。
それが今は違和感のひとつ。
「ここはずいぶんとあったかいんやなぁ」
暖炉にあたらなければ出てこないような
せりふが口をつく。
気温差のことなんて、だれか教えてくれたっけ。
教えてもらったとして、すくなくとも今は忘れている。
眠たげに首を揺らした。
踏みしめた土地がシャクシャク鳴らない。
乾いた土の感触、機嫌よさそうに風に揺れる草々、
そのすべてが新鮮だった。
+’゚:*。
【人:15】瑞花の街 アルジャン 09/08 00:06
風に従うよに振り向けば、視界に映る湖の青**
欠落する心 ティキ がやってきたよ。
【人:16】欠落する心 ティキ 09/08 00:55
残されたものは幾らあるだろう。
ティキはその疑問すらいつ失うかわからない闇の中を歩いているに等しいのだ。
こうしている間にもティキは欠落している。
魔法の洋館に住まうという不死者。
願いをかなえる力を持つというその不死者は、ティキの失ったものを掬い取ってくれるのだろうか。
真偽は重要ではない。もう、縋ることしかできないのだから。
「…酷く遠かったけれども。」
ティキは呟き、屋敷の前に立つ。
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