2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)
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小高い丘の上に建つ石造りの洋館。
その一室からグラスを弾いたような高く澄んだ調べが響く。
茜色に染まる空に照らされ緋色に輝く洋館は、響く旋律と相まって幻想的な風景を生み出している。
不死者ブラムは、ピアノを弾き終えると静かに息を吐き、窓から外の風景を眺めた。
【人:0】不死者 ブラム 09/07 18:18
「──あの日も、赤く焼け爛れた空だったな」
やじうまがやってきたよ!(執事 ノイシュ)
【人:1】執事 ノイシュ 09/07 18:42
主の私室の前にやってきて、戸をノックし入室する。
窓から差し込む光に赤く化粧されたブラムの姿は、儚くもこの世ならざる美しさを秘めていて、一瞬息を呑んだ。
神に認められた絶世の存在であるという"不死者"。
そんな貴い方に仕えている事を再認識して、背筋が伸びる。
「……ブラム様。先ほど、最後のお客様が帰られました。
明日からは、また招待客を含めた別の方々がいらっしゃいます」
【人:2】不死者 ブラム 09/07 18:52
>>1 ノイシュ
「ああ、ようやく帰ったのか。
願いと欲望。似て非なるものだが気付けぬ者のなんと多い事だろう。
ご苦労様、ノイシュ」
「……明日の事も分かった。お客人への案内、トワと共によろしく頼む」
【人:3】執事 ノイシュ 09/07 19:01
>>2 ブラム
「勿体ないお言葉です」
願いの叶うこの場所で、しつこく願いを叶えてほしいと食い下がる者は多い。
だがそれが私欲でないと証明するのも容易くはない。
日々そう言った者との対話を重ねている主の声は、諦観が混じり疲弊しているようだった。
それでも願いを抱えてやってくる人々を受け入れる主の御心は未だ推し量る事はできていない。
「……かしこまりました。無理はなさらぬようお願いいたします」
後に続くブラムの言葉から出たもう一人の側仕えの名前には僅かに眉をひそめるが、淀みないお辞儀でごまかすと、私室を後にした。
【人:4】執事 ノイシュ 09/07 22:18
ブラムの私室を後にすると、ひんやりと頬を撫でる冷気を感じて溜息を吐いた。
「……盗み聞きとは感心しないな、トワ」
そう"何もない空間"に向かって話しかける。
傍から見れば壁に向かって声を掛ける変人だが、幸いにも返答はすぐにあった。
やじうまがやってきたよ!(メイド トワ)
[支]【人:5】メイド トワ 09/07 22:27
気配は消していたつもりだったのに、どうしてバレたの?
仕方ないので、しぶしぶとノイシュの目の前に姿を現す。
「──くすくす、あら。盗み聞きだなんて。
そんなはしたない真似をするのは貴方の方でしょ?
おとうさまの演奏が終わるまで、扉の前で聞き入っていたくせに」
即座に自分がいる事を看破されて、面白くなかったので少し意趣返し。
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