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でも、ね。私はこういう楽しいひと時を守りたい。
その気持ちに一切嘘偽りはないんだ。
だから歩みは止めない。私は私の正義を貫く。
それさえもやめたら・・・私は本物の共犯者に成り下がってしまうから。
明日からまた全員を洗いなおしてみるわ。
それが私たちに出来る事。頑張りましょう・・・ラヴィ。
[―回想・了―]
『おはよう』
[いつものように挨拶を掲げるものの、談話室はがらんとしていた]
『……しずかだね』
[ぽつりと認めて、椅子に座った]
――――……♪
[歌ではなく、ただの口笛が室内に響く。
即興でメロディを考えて、たどたどしく音にした。
歌いはしなかった。聞いてくれる人がいないと寂しいものだから。
しばしそんな一人遊びを繰り返した後、既に文が書かれたメモを一枚、破って机に置いた]
『ユキちゃん。三日前の続きになるけれど。
ユキちゃんは私の考えに意見したり、他の人にも色々質問していたけど。
ユキちゃん自身の考えは……公正にとかの方針じゃなくて、誰をどう思ってるかって考えを言ってくれないの。
ただ冷静に……冷静すぎるほどに、みんなの行動を見ているだけ。
それで、昨日は投票ミスって言ってたっけ。あんなに男の人対策をいっぱい言ってたユキちゃんが?
そんなの、変だと思うの。
こういう疑問があるから、今私はユキちゃんを疑ってるの』
[その日セリナは、ユリウスの腕の中で目覚めた。肌の温もりに包まれて、とろとろとまどろむ至福の時間…。しかし、はっと気づく。]
逆です…。逆すぎます…。
どうして男の自分が、女のユリウスさまに、腕枕してもらっているのでしょうか?
激しく逆すぎます…。
[しかしふと昨夜のことを思い出すと、もうどっちでもいいような気分になってきた。完全にリードを奪われて、なすがままだったのは、もう覆しようのない事実だったから。
「やめて」「恥ずかしい」「ダメ」
言えば言うほど、された。]
気持ちは分かります。私もそうでしたから。しかしまさか身に受ける側になるとは…。
[とはいえ、やはりユリウスは初めてだった。
絶対につらいのに、そんな表情出さずに、微笑んでくれた。
なんだかんだでその時は、ちゃんとユリウスの身体を気遣うことができたんじゃないかと…そう、勝手に思ってたりする。]
以前、仲間に「ユリウスにどうして欲しい?」と聞かれたことがありました。
その時は自分には全く経験がなくて、しかも受身思考で、「抱きしめて欲しい」って答えてしまってあきれられたのでした。
でも、本当に抱きしめられてしまいました…。
全身くまなくユリウスさまで包み込まれて、本当に本当に、死にそうなくらい気持ちよかったです…。
[規則正しく寝息を立てるユリウスの頬にかかる髪を掬い取ると、くるくると指先で弄んで、口づける。]
どうしましょう、幸せです。
幸せすぎます。こんなに幸せでいいの…?
[涙が零れそうだ。
ぽふりと、ユリウスの豊かな胸に顔をうずめる。そして胸元に口付けて、小さな紅い印を刻みこんだ。]
ユリウスさま、愛しています…。
[名残惜しいけれど、もう別れの時間。目を覚まさないように気遣いながら、腕の中からすり抜ける。
もう一度、今度は唇に口づける。触れるだけの優しいキス。
でもお姫様は目覚めない。]
…お疲れですよね、ごゆっくりお休みください…。
[布団を整えて身支度を済ませると、ユリウス宛てに書置きを残して、部屋を*出て行った。*]
/*
ん?別に変えるのは変じゃないと思うけれど…。
「仲間」の温情襲撃という形になるかな。
変えてもいいのならば変えても大丈夫です。
コペのお好きに。
もし明後日エピ突入しても、襲撃自体は行われるはずだからその時にミユキ襲撃というのも考えられないこともないです。
/*
襲撃変えるならとりあえずこんな感じ?
どちらでもオケですよ。
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はいはい桔梗さんだよ
何でユリウスだって?
まあ俺たちだって仲間は大切なんだってことだよ
今頃アジトで驚いてることだろうねー
今回は単に運んだだけだからお知らせするようなことは何もなし!
次回をお楽しみに
さて後何人の女の子を陵辱できるかなー?
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