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…………。
…………………。
[睨むような目で、言葉を紡ぐセリナを見ていた。]
[ふー………]
[ふー………]
[何も、言わないまま。荒い息遣いで。]
[今までにないくらい、蒼白な面。
肩で息をしながら、大股に談話室の扉へ向かい、乱暴に扉を開く。]
[誰に何かを言うわけでもなく、談話室を出て行く。]
サンドイッチなんて誰にでも作れるわよ。
私はそれにちょっとだけ手間を加えただけ。
[お互いのカップにコーヒーを注ぎなおし]
それじゃあ、頂きましょうか。
(部日誌の下の投票用紙を眺めながら。その投票用紙には「投票を辞退したい」と1度書き殴ってから塗り潰した跡がある)
今日も投票しなきゃなんねェんだよな・・・
ったくよ・・・
何で疑い合ったりしなきゃなんねェんだ・・・
(談話室の隅の机でひとりごとのように呟いている)
[我慢してる。あんなに直情なユリウスが、我慢してくれている。]
ありがとう、ございます…。
私、本当に…幸せ…。
[談話室を出て行くユリウスを、その場でじっと見送る。
追いかけたい。追いかけて抱きついて、もう一度キスを…。
でもそうしたら、離れられなくなってしまう…。]
う、ぅ…。
[セリナは談話室の隅のソファーに駆け寄ると、全身を沈め、声を殺してひたすらに涙を流した。]
[その後暫く、その人がどこへ行ったかは分からない。]
[*しかし、誰もが寝静まった頃。どこかの、誰かの部屋の前で立っているのは………*]
そうなのですの?
ラヴィも、こんな風に作れるようになりたいですわ……[まじまじ]
はい、ではいただきます、ですわ!
[まぐまぐと丁寧に味わって食べる。自覚はなかったが、お腹は空いていたようだ。]
……はふ、チーズが入ってるのも、また美味しいですわ♪
/*
はいはい、ひと段落ついた模様です。
ユリウスが何しでかすかまだよく分からんのがちと不気味ですがー(汗)。
そーそー、蝙蝠どーにかせねば。
*/
きっとラヴィならできるわよ。
[自身も一つつまみ、あむり]
このバターに辛子を混ぜるの、本の受け売りなんだけど凄く美味しいのよね。味に深みが出る、って言うのかな。
/*
どーでもいいけど、これは、もしかして、プルネラが間に合わなかったら、ユリウス襲撃で私が生き残る可能性も…。
挙句にエピとかッ!(汗)
どーしよ、ちょっと熱演しすぎた?(汗)
*/
はむ……ええ、なんだかピリッと辛いので他の味がより美味しいような。
なるほど、本でこういうお勉強もなさるんですのね。ラヴィも今度、読んでみようかな…[うんうん、と頷いた]
……あ、ミユキさま、ここ、ついてますわよ?
[...は唇のすぐ横辺りを指差して呼びかけた]
[ヒカリをひとまずソファに横たえると、給湯室から台拭きを持ってきた。
テーブルを拭いていると、泣き続けるセリナが近づいてきた。
そのいたたまれない姿に手を止めると]
(……辛いよね)
[何も言わずにそばに寄って、肩を優しく撫でた。
もう、彼女を疑う気持ちはなくなっていた。
泣きはらしたセリナの表情は、どうみても演技には見えなかった]
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