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[部屋の前まで行った所で、ちょうどユリウスが出てきて]
[互いに一礼してすれ違った]
[こんこん、とドアをノックして]
・・・セリナ、いるかしら?
[部屋を出る前にユリウスが見せた表情は、厳しいものだった。出て行ってしばらくすると、遠くからでも聞こえるユリウスの大きな笑い声がセリナの耳に届く。
それはセリナにとって、地獄の閻魔の笑い声にも似た響きに聞こえ、セリナの心を沈ませた。]
……。
[ユリウスが自分に何をするつもりなのかは分からない。しかしどんな罰でも、甘んじて受けるつもりだった。
ユリウスが去り、ひとつため息をついたところで、ノックが響いた。びく、と身体が震えた。]
…はい、どうぞ…。
[居住まいを正すと、返事を。]
[がちゃり、と戸を開けて中に入る]
さっぱり分からなかったわ。
今対面しているこの瞬間でさえ、男と言う事を疑いたくなる。
・・・っと、そんな事を言いに来たんじゃなかったわ。
用件を述べさせてもらうわね。
仲間の名前を吐く気・・・ある?
強制はしないわ。一応貴方、扱い的にはこちらの捕虜みたいなものだし。捕虜の扱いはあくまで紳士淑女的に・・・ね?
[入ってきたのは、ミユキ。その要求は至極分かりやすいものだった。
しばし考えた後。]
……。
私たちはそれぞれ「桔梗」「片栗」「コッペリウス」と呼び合っています。
誰がどう名乗っているかは、申し訳ありませんが伏せさせてください…。
[ミユキが欲していた情報と違うのは、さすがに分かる。しかしそれ以上は、口をつぐんでしまった。]
桔梗、片栗、コッペリウス・・・ね。
誰が名乗ってるかは言わなくて良いけど、その内のセリナでない二名はまだ寮内にいるのかどうか。このくらいは妥協できない?
『……ユキちゃん』
[ミユキの背中を見送ると、メモに視線を落とす。
セリナ達の元に行ったのだろうか。
二人の間に入る気はやはり起きず、談話室で一人沈む]
『ユキちゃんにも、いいたいことあったんだけどな』
[セリナが保健委員ではなかったのならば、彼女は潔白ではない。
一度捨てた疑念はふたたび浮上する。
言いたいことは既にメモに書いてあるけれど、見せる暇はなかった]
ミユキさまは、それを聞いてどうするのでしょうか?
そもそも私が、本当のことを言うと、思ってらっしゃいますか…?
[ミユキをまっすぐに見て。]
ミユキさまは昨日、確定情報を欲して、保健委員の名乗りを強く求めていましたね?
ゆえに私は現れ、本物の保健委員を引き出して差し上げました。
今の状況はその結果です。
真の保健委員たるプルネラさまは、私が…陵辱しました。
ミユキさまが望んだ展開です。
[静かに、淡々と。]
[かつ、かつ、かつ。
茶でも飲むかな、と、まるで何事も無かったかのように、
談話室の扉を開ける。]
[そこに、マレーネの姿を見つければ、や。と、軽く手を挙げて挨拶。]
―――わりとけっこう前の話―――
[>>4:239に、そっか……とひとりごち]
……じゃあ、二人とも話してないわたしには、プルネラやセリナに票を入れる理由が、ない……?
それじゃあ、投票は昨日とおんなしにしとく?
……。
[男を捜して投票しているか、と聞かれれば、半分Yesで半分No。こんなので、本当にいいのか?
ふるふると首を振って自問を吹き飛ばし、投票用紙を入れる。……この票が通るのを望むのか、そうでないのかわからないままに。]
どうするか、ね。勿論参考にさせてもらうつもりだよ?
本当の事を言わなくても構わないけど。
この事件が長引けば長引いただけ、ユリウスの身にも危険が及ぶ可能性が高くなるって、分かってるよね?
・・・そうだね。これが私が望んだ結果だよ。
結果、セリナが男という事は示せた。
ベストな回答だったとは思わない。けど、ベターな回答だよ。何もせずにただ襲われるのを待つに比べれば、ね。
[ユリウスの姿を見かけると、ゆるく手を振り。]
『こんばんは。何か飲む?
一通り、準備してあるよ。』
[セリナのことは、自分からは話題に出さず。
ただ彼女を休ませることを優先させた]
・・・それにね。貴方みたいなのを、盗人たけだけしいって言うんじゃないかな?
プルネラさんを陵辱したのは私じゃなくて貴方。
私は実行犯でもなければ、共犯でもないんだよね。
私がプルネラさんを表に出したのが襲われる原因だったと言うなら。
「そもそも、貴方たちが居るのが原因じゃないの」?
原因原因と突き詰めて行けば、そういうことになるわね。
[くすくすと、堪えきれずに笑いが漏れる。]
ミユキさまは本当に、お考えが浅い…。
ユリウスさまは平気です。
拉致するだけで、お身体にまで手をつけることはありません。
そういう約束になっています。
だから私が出たのです。
それに…自分の望みのために、他人を踏みにじる…。
それは、私たちがやっていることと、何が違うのですか?
一生かけても消せない傷を負った人が出たのに、ベストかベターか、その程度の問題で片付けておしまいになるのですね…。
ふふ、ふふふ…。
[きっ、と顔を上げて。]
さあ、お話はこれでおしまいです。
どうぞお引取りくださいミユキさま。
私はこれ以上、あなたと話す価値を見出せません。
[自らドアの前に行き、ノブをひねって開けると、英国映画にあるように手で外を示した。]
[自分の部屋で、今日のアナウンスを聞く]
……ほぇ?
[今日の退寮者が、ほのか。しかしそのことに何か思いを馳せる前に、驚きの事実を聞く]
……プリシラ?
[彼女は、保健委員……候補だ。セリナも保健委員だと言い張る上、クレールの判定が食い違う以上、どちらかはにせもの。つまり男だ。]
男が、男に襲われるわけは、ない?
なら―――セリナが男でおじゃる?
……昨日、そのまま入れておけばよかったかな。
[今日の投票先を考えなくてよくなったことに軽い安堵を覚えながら、同時に「それでいいのか?」という思いもわいてくる]
[ぐぅ、きゅるる]
……まろはおなかへったでおじゃる。
[相変わらずおじゃる○の口調で呟き、お菓子を求めて談話室へ]
[言われて少し見回せば、まだ暖かい、コーヒーポットを見つける。]
おお、ありがとう。気が利くねぇ!
[まるでいつものこの人。
声をいつでも少し張り上げた、うるさい喋り方。
それで礼を言い、カップを取り、コーヒーポットから注ぐ。]
[マレーネへ背を向け、注ぎながら、]
…君にも、色々つらい思いをさせたな。
[今までの事をふと思って小さく。]
共犯ではない?
…いいえ、ミユキさま。
あなたはとても良い働きをしてくれました。
ゆえに、私から見れば。
あなたは間違いなく、共犯です。
[笑いが顔から消える。無表情のまま、セリナはミユキに言い放った。]
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