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帰宅部 テレサ は 化学部 クレール に投票した。
副寮長 カーミラ は 化学部 クレール に投票した。
茶道部 カスミ は バスケ部 アヤメ に投票した。
演劇部・新米 ヒカリ は 料理研究部 ほのか に投票した。
声楽部員 マレーネ は 弓道部 ミユキ に投票した。
バスケ部 アヤメ は 風紀委員 プルネラ に投票した。
化学部 クレール は 生徒会 ユリウス に投票した。
弓道部 ミユキ は 声楽部員 マレーネ に投票した。
園芸部 ラヴィニア は 化学部 クレール に投票した。
料理研究部 ほのか は 風紀委員 プルネラ に投票した。
風紀委員 プルネラ は バスケ部 アヤメ に投票した。
音楽部 セリナ は 料理研究部 ほのか に投票した。
生徒会 ユリウス は 弓道部 ミユキ に投票した。
化学部 クレール は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、茶道部 カスミ が無残な姿で発見された。
副寮長 カーミラ は哀しみに暮れて 茶道部 カスミ の後を追った。
現在の生存者は、帰宅部 テレサ、演劇部・新米 ヒカリ、声楽部員 マレーネ、バスケ部 アヤメ、弓道部 ミユキ、園芸部 ラヴィニア、料理研究部 ほのか、風紀委員 プルネラ、音楽部 セリナ、生徒会 ユリウス の 10 名。
寮内放送――
「みな心苦しい決断をしてくれてありがとう。投票の結果、高等部のクレールさんが一時退寮の手続きを取る事になりました。
そして悲しい知らせがもう一つあります。中等部のカスミさんがどうやら襲われたもようです。そしてその後を追うように高等部のカーミラさんが消息を絶っています。
このような事を繰り返すわけにはいきません。あなた方の中に進入している男を見つけ出し、一刻も早く平和な女子寮を取り戻りましょう。
今日も投票をお願いします」
[...寮内放送を聞いて、仲良しだったカスミが襲われたことにショックを覚えている。
さらにカスミの信頼していたカーミラがカスミの後を追うようにして消息を絶ったことにも衝撃を受けている。]
カスミさんが。。。男に襲われたって。。。寮内放送で流れたけど。。。
う、嘘だよね。
今日、カスミさんが一緒に着物を着付けてくれるって。。。昨日テレサと約束していたのに。。。テレサすごく楽しみにしていたのに。
[寮内放送を耳にし、さっと顔が青ざめる。
自分の投票したクレールが退寮処分になったこともだが、何より……]
カスミさま!?
[振り向くと、カスミと傍に寄り添っていたカーミラの姿がない]
か、カスミさま……カーミラさま……
そんな……こんなのって……
[親友の一人を失った寂しさと心細さに、ただただ肩を震わせた]
・・・落ち着いて、ラヴィ。これは寧ろチャンスかもしれないわ。今のアナウンス・・・カーミラさんはカスミの後を追ったと言ったわね。なら、もしかしたらカーミラさんが男達のアジトを突き止めてくれるかもしれない。
あ……そう、ですわよね。
カーミラさまは、しっかりした方ですから……きっと、いなくなった方の情報もつかんで来て下さいますわよね。
ああ、でも、酷いこととか、されてなければいいのですけれど……
[居なくなったカスミとカーミラを思うと、いたたまれないような気持ちになり、自らの体を抱きしめた。
ミユキに撫でられると、少し気が楽になったようで、緊張が緩んだ表情を見せた]
……ん。そうですわね……
早く、男の人を、見つけないと……
ラヴィ!
[走り去った彼女を、追うか追うまいかとして――]
・・・マレーネさん、ごめんなさい。言い足りない事、あるかもしれないけど・・・今は行かせて!
[そういって、ラヴィの後を追って談話室を飛び出した]
――回想・投票前――
>>3:409
『そう? ある程度の推測なら、できるよ。
女子寮に忍び込むなんて、とても大胆。
でも、最初にジェルトを襲ったり、三人でチームを組んでるところを考えると、大胆だけど、慎重な人……って推理出来るよね。
そこから、私はああやって考えたよ。これって盲信かな?
ユキちゃんの基準で計ったら、何にも見えなくなっちゃうよ。
「依存する行動」を絶対に取らないって思うのは、言ってるユキちゃんだけなんだよ。
公正を保つだけで、男の人は見つかるの?
結局ユキちゃんは、誰を疑って、誰を信じてるの?』
[セリナの呟きに答える声を聞くと>>3:395]
『結局、ユキちゃんも保健委員さんに頼ってるじゃない』
[ため息をついた]
[廊下にて。
つい不安になって、テレサの背を追いかけて廊下まで来てしまった……
マレーネとミユキをそのままにして出てしまったが、あの2人を残して大丈夫だっただろうか。マレーネはミユキに投票したというし……
……心配ですわ。早く戻らないと……
不安を胸に、来た道を振り返った]
[クレールの退寮を聞くと、肩を落とした。
もっと話したかった、という思いでいっぱいになる。
他の人と積極的に議論していなかったことは、確かに疑われる要素にはなったかもしれないが、それでも。
『初めて笑顔、見られたのに』
[メモをめくり、『かわいい』と書いたページを見ると、ぎゅっと唇を噛んだ]
[さらに放送が続き、カスミとカーミラの話題に移ると、思わず壁のスピーカを見やった。
古ぼけたそれは、ただ淡々と、事実を告げるばかり]
『せっかくちょうど、わかり合えたところだったのに。
でも、カーミラなら、カスミを助けてくれるかな』
[しばらくした後、ほのかな期待をメモに認めた。
周囲も同じ話をすると、縋りたくなる気持ちは大きくなった]
それに、保険委員の言葉を鵜呑みにするつもりもありません。既に多くの被害者が出ている以上、出てきたのが本物の保険委員とは限らないですし、真偽の判断は慎重にするべきでしょう。が、出ないことにはお話にさえなりません。情報を求めるのは間違ったことですか?
[ぼんやりとミユキの言葉を耳にしている。もはや彼女と言い合うつもりは毛頭無い。
ただああやってきつい口調でマレーネに詰め寄る姿を見るに付け…。
理論武装をするのは、「芯」が無いから
という言葉を思い出す。
たくさんの情報があったとしても、結局取捨選択をするのは自分自身。その最後の決め手を何にするのか、離れた地点で見ていてもよく分からない。
それに、彼女はなぜ保健委員が隠れているのか、考えたことは無いのだろうか?彼女のその言葉は、自分の判断材料のために、保健委員は進んで身を晒し、魔の手に落ちるべきだという主張の裏返しであると気づかないのか。]
……。
[放送を聞いて、ユリウスの無事を知り一安心するも、難しい顔をしたまま…。
やがて立ち上がると、その場の人間に挨拶をして談話室から*出て行った。*]
[時間は少し前。]
[昼の委員会会議を済ませて、プルネラは寮に戻ってきた。]
遅くなりましたわ…もう、投票結果の発表時間…
[独り言をつぶやき、寮に入った所で、寮内アナウンスが流れた。]
…え…
[その内容に愕然とする。
今回の騒動で一番動揺が激しくそれは男の演技ではないだろうと感じていたクレールの退寮も予想外だったけれど…]
カ、カスミさんと…カーミラさんが…?
[信頼していた相手と、密かに想っていた相手。その2人が同時に行方不明になるなんて…]
…っ…
[眩暈がする。
プルネラは壁に手を付き、ふらつく体を何とか支えた。]
[…男に襲われた…どうして2人が…]
[滲む涙をこらえて、ぎゅっと自分の服を握る。]
[まず、自分の出来る事を…]
[プルネラは結果が張り出された掲示板へと足を向けた。]
[...がとぼとぼと談話室への廊下を歩いていると、自分を追ってきたらしいミユキの姿を見つけた。]
……あら?ミユキさま……?
/*あーー、なんだか無理に繋げて混乱させちゃいましたか。ごめんなさいorz*/
・・・ラヴィ。私はどうしたらいい?
切り札である保険委員は行方不明だし、周りは男を探す様子もない。信頼だけで何とかなるなんて、アニメやゲームの世界じゃあるまいし・・・。
皆がこの事態を解決したいのかさえも疑わしくなってくるよ。
え……っと?
保健委員さまは、襲われてしまってはいけませんから、きっと隠れていらっしゃるのでしょう。検査で男の人を見つけたら、きっと出てきて下さいますわよ。
男の人を探す様子と、言われましても、ラヴィは男の人がどんなものか分かりませんわ……。
でも、テレサさまやカスミさまは絶対違うと信じていますし、先輩方を根拠もなく、疑いたくはないのですのよ。
……んと、ラヴィは……信じられる人を作るのも、大事だと思いますわ。
ミユキさまは、どなたか、信じてる人はいらっしゃいます?
でも、今の時点で出てきてくれても無実の罪で疑われずにすむ人は減るはずなのに。
ん?私が信じてるのは・・・ラヴィ。
それと、もう一人・・・クレールさん。もう、いないけどね。
[そう言われると、少し視線を落とした。]
確かに、それもそうですが……
……きっとそれも、お考えあっての、ことです……きっと。そう信じないと、保健委員さまのことも疑ってしまいそう……
[自分の名を挙げられ、少し顔を輝かせる。しかし、もう一人はクレールと聞き、すぐに顔を曇らせた]
あ……ご、ごめんなさい、ラヴィ、クレールさまに……。
根拠なら、あるよ。
クレールさんが居る内は言えなかったけど・・・本人と入れ替わりが起きるとしたら、一番可能性が高いのはマレーネさんで間違いない。歌う時以外は喋らないでいいから、声でバレる可能性がそれだけ減るんだ。
・・・いや、いいよ。あの人が男ではないって、私に証明はできないから。
……??
マレーネさまが、男の可能性が高い、ということですの?
それとクレールさまを信じると、どう繋がるのでしょう
[...は首をかしげた]
あれ?
そういえば……カーミラさまは、信じていらっしゃらないのですか?
あの、その、……キス、されましたのに[ぼそぼそ]
[貼り出された結果の前]
クレールさんは…3票。
[ポツリと呟いた。]
[プルネラは昨日、この騒動が始まって以来一度も姿を見ていなかったアヤメに投票していた。]
[理由はラティアと同じ。男だとバレるのを恐れてあまり顔を出していないのではないだろうかと感じたためだ。]
[私にも2票はいっているのね。]
[見ながら、自分のこれまでの行動を思い出す。
努力が認められていない悲しさ。
同時に、委員として仕事に不備があり騒動をまねいたのだから信頼されていないのも当然だろうという諦め。]
…どうしたら、いいのかしら…
[自分の背負うものを考えて、プルネラは大きくひとつ、息を吐いた。]
クレールさんの目線の先には、いつもマレーネさんがいた。
そんな中で、堂々と告発はできなかった。
あの人を・・・傷つけたくなかった。
いずれ知らせなきゃなのは分かってたよ。だから、あの人以外にこっそり伝えるつもりでいたの・・・でも、もうその必要もない。
[カーミラの事について聞かれると、頭を掻いて]
あー、うん。だからね?あれはそーいうのじゃなくて・・・ほんとに治療、それだけのつもりでした事なんだよ。
だから・・・特別は、ラヴィだけ。
[言いながら、それを証明するかのように唇を奪った]
……そう、なんですのね。
クレールさまがマレーネさまを……それで……。
クレールさま……
[クレールの思い人のことを知ると少し驚きと後悔の混じった表情になった]
あっ……
[唇を奪われると、緊張で身を硬くして]
ほ、ほんとですの?ラヴィのこと……「くちなおし」じゃありませんのね?
[残る不安を追い出そうと、確認するようにゆっくりと聞いた]
[口直しは薬の事であって、カーミラの口直しではないのだが・・・苦笑して]
私は、ラヴィしかいなかったからラヴィにしたんじゃない。
他の色々な人がいる中からラヴィを選んだの。
ラヴィは・・・私を、選んでくれる?
[その言葉に緊張していた体がほどけ]
あ……
……はい、ラヴィも……ミユキさまが、いいですわ。
ごめんなさいまし、何度も聞いて……ラヴィだけ、浮かれてないか、心配で……
[真っ赤になった頬を隠すように、ゆるくミユキにしがみついた]
[これ以上女性が減ると、寮を男に乗っ取られかねない。乗っ取られたらどうなるのか…
プルネラは想像して身振いした。
自分が襲われそうになった過去。
暗闇の中。抗えない強い力。僅かに見えた、獰猛な笑み。
幸いすぐに通りかかった知人に助けてもらえたけれど、暫くの間は家からでられず、今でも男を見ると体が固まってしまう。]
[カスミさん、力ーミラさん…]
[あの恐怖を、それ以上の苦しみを、2人は味わったのだろう。]
…ごめんなさい…
[2人には届かない謝罪を口にして、プルネラはうつむいて、その場から離れ*自室へと戻った。*]
ぁ…………は、はい。
ラヴィこそ……ありがとう、ですわ。
[抱きしめられた背におずおずと腕を回し、こくりと頷いた**]
/*こんなところで時間ですー。好きに移動させちゃって構いませんので!*/
[セリナは自室内で、ヴァイオリンを構えていた。
弾こうとしては指が止まる。何度もそんなことを繰り返しては弓を下ろす。]
……。
[心の動揺が、どうしても治まらない。]
[とうとう諦めると、ケースにしまった。]
…ユリウスさまのところへ、行こう…。
[部屋を出て、談話室へと向かう。恐らくは自室には居ないだろうから。
果たして談話室内には、ユリウスどころか誰も居なかった。]
…この時間に無人なんて、珍しい…。
[ぽつりと呟く。給湯室に入ると、冷蔵庫を開けた。
並んだふたつのコーヒーゼリーには、それぞれ作った人間の名前が付けてある。
片方には自分の名前、もう片方にはプルネラの名前。]
…プルネラさま、ご自分では召し上がらなかったのですね…。
[しかし、渡そうとしたであろう相手は、もうここにはいない。
このまま食べられることなく打ち棄てられてしまうのだろうか?セリナの心はちくりと痛んだ。]
[冷蔵庫の扉を閉める。
紅茶でも淹れようか、そう思うが、どうしていいか分からない。ティーセットは見つけても、紅茶自体が行方不明だ。]
……。
[諦めた。
手持ち無沙汰のまま談話室に戻って、一番隅のソファーに沈み込むと、そのまま目を瞑る。]
[...は、セリナの顔を見ると、微妙な表情を浮かべた]
あ…おばんどすぇ…その、ほ、ほんま昨日はごめんなさいやねん…。うち…たまに見境のうなってまうからな…。
[...話題が暗くなった、と思ったのかすぐに別の話にする]
ば、バイオリン上手やなぁ〜。難しい聞いたけど、どないして弾くん?あははは…。
[朝、君たちは見ただろう。
学校の昇降口の前、通る者すべてを噛み殺さんばかりの、修羅のような表情…
入口の傍で、腕を組んで、入る者出る者すべてを監視していたユリウスを。]
[夕方の見回りと、書類作業を終えた。
何の目的もなく、談話室の扉を開ける。
そこは少し前、数日前まで、たくさんの人に溢れていたが…]
……誰もいないのか?
[静かな談話室に声が響く。]
あ…ごきげんよう、ほのかさま…。
[ほのかの姿を見て、ついと俯く。ちょっとばつが悪いというか、恥ずかしいというか、…ユリウスとのキスを思い出すというか。]
いいえ、その、お気になさらないでください…。
バイオリンは…ええと、こんな感じで…。
[どう説明していいかわからず、構えを見せてみる。]
ユリウスさま…!
[その声が聞こえると、ソファーから飛び上がるように抜け出して一直線に…ちょっとつまずいてよろめきながら…ユリウスに駆け寄り、ほのかの目も気にせずしっかりと抱きついた。]
[...2人の邪魔をしてはいけない、と感じたのか、少し距離をとる]
あ、そや!!今お茶入れるさかいなー。あ、あとお菓子もってきたんよ。
(二人を見ないようにして、いそいそと準備をしだす)
お、セリナ君、居たか……っと。
[ソファーに居た事に気付かず、飛び起きたセリナを見れば、そちらにも軽く手を挙げて挨拶しようとしたが。それより早く、飛びつかれて軽くひるむ。]
こらこら、ほのか君の目があるだろう。はは!
まあ何より、元気そうで良かった。
[そう言って、わしわしとセリナの頭を撫でようと。
ほのかへ顔を向けて、]
無事でいることが、私にとって最も助かることだよ、ほのか君。
じっとしている事が嫌なら、風紀委員の真似ごとでもしてみたらどうだ?
見回りが増えるだけで、男は怯むんじゃないかね。
[ぎゅっと思いっきり抱きついて…そしてばっと離れる。]
あ、あのユリウスさま、いいものがあります!
私、頑張りました。
[ユリウスの背後に回ると、背中に両手のひらを当ててぐいぐい押してテーブルのひとつにいざなおうとする。]
そこに座って、待っていて、ください…。
[くるりときびすを返すと、給湯室の冷蔵庫から「セリナ」の札が付いたコーヒーゼリーを取り出して、大切そうに両手でささげ持ってユリウスの前に持ってきた。]
これです!
お……おう。
な、なんだ?何かね?
[いいもの、と言われハテナを一つ。
いや、それよりも、何よりセリナの動作に驚いた。
少し前までは考えられないような、積極的で活発なその動作に対し、何とも言葉に表せぬ暖かい気持ちが浮かんだ。]
[誘われるがままに、一つの席につく。もしや、と漠然とした予想はあったが、持って来られた者は、予想を上回るもので…]
…こ、これは。
セリナ君、君が作ったのか…!?
[驚きの表情で、座ったまま、セリナを見上げる。視線を、コーヒーゼリーとセリナの顔に交互に動かす。]
はい!作りました!
プルネラさまに、教わりました。
[そこで、少し沈んだ表情になるが、すぐに笑顔になって。]
あ、スプーン…。
待ってくださいね、取ってきます、ね。
[給湯室に取って返す。しばらくなにやらごそごそとしていたが…。]
あ、あの、ほのかさま…スプーンはどこにあるのでしょう…?
[申し訳なさそうに、給湯室の入り口から顔を半分だけ覗かせて、ほのかに尋ねた。]
[コーヒーゼリーを視線で気にしながら、]
ううむ、そうだな…。
なるほど二人以上ならば、片方に顔を見られて逃げられるのを警戒するだろうな。
君は、一緒に入れるような人は居るかね?
[ほのかの顔を見やった。]
ほう、プルネラ君に。
彼女…そういう事も出来たのか。
[素直に感心。セリナの一瞬の少し沈んだような表情に、軽く眉を顰めて疑問に持つが。すぐに、戻ったのにこちらも表情を微笑に。]
うむ、頼む。
[給湯室へ向かうセリナを視線で追う。少し後に顔を出したのには、微笑ましくつい、はは、となんて笑う。]
わ、笑っては、嫌です…。
[少し膨れながら、ほのかにスプーンのありかを聞いて、持って来る。
せいぜい四人程度が利用する丸テーブルの、ユリウスの真向かいに座ると、手にしたスプーンで一口分掬って。]
あ、あーん…。
[ユリウスの方に差し出した。やってみて恥ずかしかったのか、顔を紅くして俯き、スプーンを持つ手はかすかに震えている。]
…だ、だめです、か…?
[俯き加減のまま、上目遣いに聞いてみた。]
はへ…まさかユリウスはんって、その…1人でみまわってたん??や、強そやから大丈夫やとおもうけど…。気はつけといてな…。
(…えー?ちょっと待って。万が一、一人で見回っておそわれんなら、ひょっとしてお、男やからとか!?
ちゃうちゃう、そないなわけないやん!!見た途端裸足でにげてまうだけやねん!!
いやいや、プルネラはんとかカーミラはんと一緒に見回ってたんや、うんそうそう。きっとそう!!)
[...は、邪念を振り払った]
[仕掛けたのはセリナのほうだが、素直に返されると…。]
は、はい、どうぞ…。
[震える指先で、ユリウスの口の中にゼリーを運ぶ。
そして頬に手を当てて俯く。耳たぶが真っ赤だった。]
[...は、2人の様子がちょっと恥ずかしくなったのか、懐から眼鏡をだすと分厚い本を取り出した]
あははは…レポートがたまってるの思い出したわ。
『人は何故疑心暗鬼になるんか』やったな。
人有亡鈇者、意其鄰之子、視其行歩、竊鈇也…。
「斧のことだけどさあ、どうやら、隣の家の息子が盗んだようだぜ!!あいつ態度が怪しいんだよ…。ぜったいまちがいないって!!」
ふむふむふむ。
>>56
はう…その自信どこからわいてくるん。うちに100分の1でいいからわけてくれん!?…勉強面の自信はちょとはあるんやけどな…その、内面的なものが(ごにょごにょ)
[ぱく。
口の中で少し転がして、ひんやりとしたゼリーの味を味わう。]
………
美味しい。
[プルネラに教わったとはいえ…まるで、信じられない。とでも言うような表情で一言。]
……
[少し口を開閉させて、中に残った味を感じる。
しながら、ほのかへちら、とだけ視線をやって。]
少し、難しい質問だ。
…そうだ。
"自信は持とうと思って持てるもの"……とでも言っておこうかな?
[どうだ?なんて。]
[ユリウスの様子に、ぷぅと膨れて。]
も、もう、知りません。
後は、ほのかさま、食べてしまってください!
[ばっ、と、ほのかにスプーンを押し付けようとする。
そして横を向いて、唇を尖らせている。]
[座ったままボールをつかんでいる]
・・・ちょーし出ねェなァ・・・
次は絶対レギュラー取りてェんだよな・・・。
[すくっと立ち上がり、ドリブルを始める]
[膨れたセリナに、少し慌てて立ち上がったが、すぐに、冷静にその表情を見ておかしくなったらしく、少しにやけて。]
美味しい! 本当に美味しいよ、セリナ君。
ちょっと……いや、大分見直した!
よく頑張ったなあ。君には、花丸だ!
[べた褒めを始め。机ごしに手を伸ばし、よしよし、と、言葉の勢いとは裏腹に優しくセリナの頭を撫でようとする。]
(ガコンッ、と音を立てて再びリムに弾かれたボールを見て)
・・・ちっ。
(今日はもう終わりだと言わんばかりにボールを拾い上げて更衣室に向かっていく)
[突然のユリウスの言動に、一瞬ぽかんとして…やがて小さくくすくすくす…と笑いが溢れてくる。]
い、嫌だ、ユリウスさま…。
もう、もう。
…と、とまら、ない……苦しい…。
[笑いをこらえようとして、こらえ切れず、口を押さえて笑っている。
初めて「お腹の底から」の笑いかもしれなかった。しばらく笑ってやっと落ち着くと。]
ユリウスさま…。
「その」ユリウスさまを見たのは、たったの数日前でしたね…。
嬉しい、ユリウスさまはちゃんと、私を特別に扱ってくれているのですね。
[ユリウスを正面から見て、微笑んだ。]
……
…ぷっ、 ふふ…… ふ…
[自分でも、あざとすぎた。と感じた。その上に相手が笑いだせば、こちらも笑わざるを得ない。つられ笑いを起こして、笑いをかみ殺す。
こちらも落ち付いてから、セリナを見つめ返す。]
…
「その」?
… 特別さ。勿論、特別さ。
君が特別じゃなかったら、昨日……。
[ふと視線が僅かに上がる。昨日の接吻が脳裏に浮かび、僅かに紅くなる。]
そう、「正義の味方」のユリウスさま。
私の特別なユリウスさまは、意地悪なんです。
だから、コーヒーゼリーも一口だけで、他の人に食べられちゃう。
……。
[ユリウスが語尾を濁した理由は、その紅くなった頬を見れば分かる。
セリナも…いや、セリナは…そんなユリウスをじっと見て、やがて、ぽろぽろと大粒の涙を零し始めた。…嬉しそうに微笑んだまま。]
(更衣室に備え付けのシャワー室でシャワーを浴びてから寝巻きであるジャージ&Tシャツに着替えて)
・・・。
(回りで騒がれている男の話題を思い出して)
あー・・・あんまひとりになるなとか言われてたな。
日誌は部屋かどっかで書くか・・・
(急いで身支度をして更衣室から出て鍵を閉めた)
ふふ。
意地悪……か。
「このゼリーは、セリナ君が私に作ったのだ!
だから食われてたまるものか!!」
[拳を作り、叫ぶ。
姿勢を直す。表情を戻す。
涙をこぼし始めるセリナを見つめて。]
そんな幼稚な言葉じゃ、君への私の気持ちは伝えきれない。
だから、いっそ…隠しきっただけ、だと。
私の弱ささ。
[それ以上は言葉じゃ伝えきれない、だから、テーブルを回って歩み寄って、セリナの肩を両腕で抱いて耳元で、「ありがとう」と囁く。]
[耳元にかけられた言葉で、背筋がぞくりとわなないた。]
ユリウスさま…。
[幾筋もの涙の痕を頬につけて、それでも微笑みながら、頭をユリウスの方に向ける。
そして腕をユリウスの頭に回し引き寄せて…。
またもや、人目を気にせず…、口付けた。]
ん…。
[少し、長めに。]
セリナ……。
[君、とつける余所余所しささえも忘れた。
囁き返して、首を縮めて口づけを返す。
長く。口からセリナの暖かみが伝わってくる。]
[ほのかの視線やら、場所やら、勿論何もかも忘れていた。]
[やがて唇を離すと、名残を惜しむ熱い吐息が漏れた。相変わらず、ただ接触するだのキス。でもそれで十分だった。
ユリウスの身体を椅子の背もたれごと抱きしめて。]
そのまま、落ち着いてお聞きください、ユリウスさま。
男性を一人、見つけました…。
[そこでいったん、言葉を切った。記憶を辿るように少し考えて、懐かしげな顔をする。]
…一番最初にお調べしたのが、ユリウスさまでしたね…。
私は、誰と話すのも恐ろしくて…でも、ユリウスさまなら、そう思ってお願いに上がりました。
私の疑いを笑い飛ばして、いくらでも調べるが良いと…そう言っていただけて…私はとても、嬉しかった…。
次は…ミユキさまです。
私が大きく騒いでしまったこともありますが…どうしても不安が消えなかったのです。
でも杞憂でした。
そして……。
昨日、どうしてもお話しておきたい人がいました。
クレールさまです。
しかし会うことは叶わずひたすら探し回った結果…男性である証拠を、み、見てしまいました…。
[紅くなって、俯く。]
―――自室―――
……。
[昨日は、ほのかに投票した]
[クレールの「異性にしか効果のない惚れ薬」で変貌したほのか。
常日頃不思議な行動が多いのもそのせいではないか。そんな失礼な問も頭に浮かぶ
疑うには、十分だった。]
……そう、今日は二人。
もう、何人いなくなったのだろう……
[重い足取りで、談話室に向かった]
…………。
……。
[記憶をたどる。確かに、調べられた。
狙われてはいけないと今まで黙っていたが…
覚悟を決めたのだろう、と、考え。黙って頷く。]
ミユキ君が……うむ、 そうか…。
……そうか。クレール君が。
[彼女、 いや、彼か。
彼は追放されたが。とりあえず、色々頭で纏めてから。]
一応、聞いておこうか。
探し回って見つけた証拠とは………
[真顔でじっとセリナの顔を見つめて。]
―――談話室―――
[珍しく、なにも言わずに入ってくると、セリナの声で「男性である証拠」、と聞いた]
[ヒカリちゃんかっこ元気がないVerは、おもむろに近くのソファにこしかけ、耳をそばだてるのでした。きっと自分への挨拶にも生返事でしょう]
[ミユキの部屋にて――
淹れてもらったコーヒーを口にしながら、きょろきょろと物珍しそうに部屋を見渡していた。
高等部の先輩の部屋にお邪魔するなんて初めてのこと。弓道の道具なども物珍しく、しばらく他愛もない話をして和んた時を過ごしていた。]
[証拠。そこを突っ込んで聞かれて、一気に、かぁぁぁぁぁっと紅くなる。]
いっ、意地悪…です。
ユリウスさまの、意地悪…。
[ばっとユリウスを引き離すと、胸をぽかぽかぽか。
立ち○。○○○の姿を見たなんて、とても言えない。
そして再びその胸に顔をうずめて。]
……クレールさまにも、私の姿を見られて、しまいました…。
だから…クレールさまは、もう、いらっしゃらないけれど、もう…。
[自分の存在は、男性たちに知れ渡っているだろう。再び涙を零す。
不自然くらいに明るい言動。突然の抱擁キス。
全て覚悟の上のもの。]
ユリウスさま、短い間でしたが、私は…幸せでした…。
ありがとうございます…。
[涙を目に溜めたまま、精一杯の笑顔を、ユリウスに向けた。]
ふふ、女っけのない部屋でしょ?
[ぬいぐるみ等は一切無く、数個のトロフィーや部活の道具が飾られてあるだけの部屋。化粧品も安物が部屋の隅に纏めて置いてあるようだ]
[ぽかぽか叩くようすには、軽く笑った。
はは。なんて。しかし。]
──── ……!!
[次のセリナの言葉。それは、まず許せないものだった。
聞いた瞬間、笑っていた表情は、セリナに対して見せた事もないような、修羅の、怒りの表情。ぎり、と、歯がみする音が、すぐ近くにいるセリナには聞こえただろう。]
……ふざけるなよッ!!!
[怒号。それは憤りのあまり、談話室を易く突き抜ける。両手で、セリナの肩を強くひっつかむ。]
私の言葉を覚えていないのかっ!!
護ると──
お前の身は、渡さないと── !!
[目を見開いて。相手を思い過ぎるゆえの怒りのままに。]
[静かにソファを立つと、給湯室に紅茶のセットを用意しにいった。困ったときはお茶だお茶。ビバオチャ!]
……クレール。
もう、退寮済みなんだ。
[じゃあどうするの、と自問しながら、紅茶セットを持って帰ってくる。ティーパックというものはそんなに嫌いではない。なにより手軽さが。]
いえ……なんだか、ミユキさまらしいお部屋ですわ。
シンプルで、スッキリしていて。
ラヴィはついついぬいぐるみとか集めちゃって……ごちゃごちゃしてしまいますの。
[掃除が大変な自分の部屋を思い出して、軽く困ったように笑った]
[談話室に入った直後、ユリウスの怒号に気圧された。
びっくりして、扉の前に立ち尽くす]
『どうしたの?』
[その場にいたヒカリに、メモ帳を見せた]
[初めて見る、ユリウスの本気の怒り。それは、男を退治すると吠えていたものとは、全く次元の違うもので。気圧されたセリナは、硬直したまま瞬きもできない。]
ぁ……あぁ……。
[唇はわななくだけで、言葉が出てこない。熱いものが心の奥底から湧いてきて、息もできないほどに身体中を駆け巡る。くらくらと脳が麻痺して。]
ぁ…。
[また違う喜びの感情に強く支配され、セリナは気を失った。
ぷつりと糸が切れたように、くず折れそうになる。]
/*はーい。*/
そう?でも・・・楽しそう、と思うわ。
今度ラヴィの部屋にお邪魔させてもらおうかしら。
[話しながらぐぅ、とお腹が鳴るのを聞いて]
ちょっとお腹がすいたわね。
少しまってて、サンドイッチでも作ってくるから。
[突如談話室に響く怒号に、向けられた先はこちらではないとわかっていても、身をすくめてしまう]
わわっ……にゃ?
[マレーネを見つけた]
んー……よくわかんないんだけど、セリナがありがとうって言ったら、ユリウスが……(こしょこしょ
こんばんは。。。
[...は、談話室に入ろうとした直前に、談話室から突如聞こえたユリウスの怒号にビクっとした。親友のカスミが男に襲われたことを寮内放送で知らされ、不安定な中、聞こえたユリウスの強い声の響きは不安を倍加させる。]
わ、わわ……そ、その時は、教えて下さいましね?
お掃除しておきますわ……!
[少し慌てたように赤面した。そのためミユキの腹の音には気付かず……]
あ、本当、もうこんな時間ですわ。
サンドイッチ、ラヴィも手伝いますわ。は、はさむくらいですが……
[ちょこちょことミユキの後を着いて行った]
そう?じゃあ、パンの耳を切り落として、カラシとバターを・・・大体1:4くらいで混ぜて、片面に塗ってくれる?
はかりを出しておくから、自由に使ってね。
その間に私は挟むものを用意するから。
[...は、地下室からたこやきの屋台を引いてきた。どうやら文化祭で使うために準備していたものらしい]
やーやーや、われこそはあじよーし、ほのーかなり。
そこのプロ並のこーひーぜりぃに勝負しにきたでぇー。
あーっはっは、わが軍は圧倒的な戦力を誇っているぅうう。我が店直伝のレシピ、そして10年以上のきゃーりあをもつこのうでー。そしてー鉄板。いまのうちにあやまるんやー!!
[...と、コーヒーゼリーを指差した]
…こほん、出張たこ焼き屋やで…ちょ、邪魔やったかな(汗)
/*もってきちゃった♪*/
[...は今日の投票でクレールに投票し、そのクレールが退寮処分になったことを寮内放送で聞いた。そのヒカリにメモ帳を見せて会話をしているマレーネの姿を見て、自分の投票によっておきてしまった結果について改めて不安と悩みを覚え、すこしみんなから離れた位置に腰を下ろした。]
分かりましたわ!
[まずはカラシとバターを混ぜたものを作り……包丁を握る。緊張で喉がごくりと鳴った。
箱入り娘で育ったため包丁を握る機会は滅多になく、その手つきは見るからに危なっかしいものだった。
……てことで裏が出たら指を切る +表+ ]
[くず折れそうになるセリナを、倒れさせない。
肩を掴んでいた手を一瞬だけ離して、体を抱きとめる形にする。
倒れさせない。少し屈んで、相手の肩に首を置いて。]
お前からもう、離れない。
今晩……いや……
ずっとだ……!
お前を、男なんぞに………
[力の籠った、小さな声。]
[ヒカリから顛末を聞くと]
『セリナちゃんが保健委員で、クレールちゃんが……男の人?
……そんな』
[セリナが保健委員というのはともかく、クレールと男性という言葉が、頭の中でどうしても繋がらなかった。
困惑したまま、ひとまずヒカリの向かいのソファに座る]
[...はたこやきの屋台を引いてやってきたほのかの姿をみて手を振った。]
あはっ、ほのかさんたこ焼き屋さんの屋台まで持ってきちゃうなんて本格的なの。ほんとたこ焼きさんの味おいしいもんね。
こーひ〜ぜりぃさんと勝負するの?
[...ほのかのたこ焼きの屋台を見て、すこし笑顔が戻った。]
[ラヴィニアを気にかけながら]
BLTサンド・・・ベーコンはないから、ハムでいいとして。
何か物足りないかなー。チーズでも挟めばいいか。
[マヨネーズにレモン汁を混ぜてかき混ぜる]
[トマトをスライスして、レタスを適当な大きさに千切った]
[眠いのか、出張たこ焼きやさんや、セリユリの続きとかもろもろを、睨んでいるようにも見える目つきで見ている]
……困ったときは、紅茶をいれ、超落ち着いててクールなフリをするのです。
[おもむろに、目の前に座ったマレーネに語りかけた。]
(じょぼじょぼ
[ポットのお湯を紅茶のカップに注ぐと待つこと9秒。]
……
…………
………………Zzz
[ユリウスの腕の中で、目を覚ます。そんな幸せを、今、一瞬だけ感じた。]
ユリウスさま…嬉しい。
嬉しいです……。
でも…。
[上体を起こして、まっすぐユリウスに向き直り、その目を見つめてきっぱりと言い切った。]
それは、おやめください。
[悲しいほどの微笑で。]
ユリウスさまは、ご自身の部屋でお休みください。
私は一人で、参ります。
……ユリウスさま。
お願いです、堪えてください。
順番が、逆になるだけなのです。
まずは邪魔なユリウスさま、そして私。
でも私が先ならば、ユリウスさまは、きっと大丈夫。
お願いです。
気が小さくて…何もできなくて…情けない私だけど…。
ユリウスさまを、守らせてください。
お願いします。
お願いします…。
[精一杯の、懇願を。]
[屋台にはびっくりするも、剣呑は表情をしているヒカリから目を離す事が出来ず。
彼女が紅茶を溢れるほどカップに注ぎ続けると]
……!
[メモを書く暇もなく、突っ伏すヒカリを抱きかかえた。
かなりの量のお湯が、カップからこぼれ落ちる。
しかしそれを気にすることなく、彼女を揺り起こそうとした]
…………。
…………………。
[睨むような目で、言葉を紡ぐセリナを見ていた。]
[ふー………]
[ふー………]
[何も、言わないまま。荒い息遣いで。]
[今までにないくらい、蒼白な面。
肩で息をしながら、大股に談話室の扉へ向かい、乱暴に扉を開く。]
[誰に何かを言うわけでもなく、談話室を出て行く。]
サンドイッチなんて誰にでも作れるわよ。
私はそれにちょっとだけ手間を加えただけ。
[お互いのカップにコーヒーを注ぎなおし]
それじゃあ、頂きましょうか。
(部日誌の下の投票用紙を眺めながら。その投票用紙には「投票を辞退したい」と1度書き殴ってから塗り潰した跡がある)
今日も投票しなきゃなんねェんだよな・・・
ったくよ・・・
何で疑い合ったりしなきゃなんねェんだ・・・
(談話室の隅の机でひとりごとのように呟いている)
[我慢してる。あんなに直情なユリウスが、我慢してくれている。]
ありがとう、ございます…。
私、本当に…幸せ…。
[談話室を出て行くユリウスを、その場でじっと見送る。
追いかけたい。追いかけて抱きついて、もう一度キスを…。
でもそうしたら、離れられなくなってしまう…。]
う、ぅ…。
[セリナは談話室の隅のソファーに駆け寄ると、全身を沈め、声を殺してひたすらに涙を流した。]
[その後暫く、その人がどこへ行ったかは分からない。]
[*しかし、誰もが寝静まった頃。どこかの、誰かの部屋の前で立っているのは………*]
そうなのですの?
ラヴィも、こんな風に作れるようになりたいですわ……[まじまじ]
はい、ではいただきます、ですわ!
[まぐまぐと丁寧に味わって食べる。自覚はなかったが、お腹は空いていたようだ。]
……はふ、チーズが入ってるのも、また美味しいですわ♪
きっとラヴィならできるわよ。
[自身も一つつまみ、あむり]
このバターに辛子を混ぜるの、本の受け売りなんだけど凄く美味しいのよね。味に深みが出る、って言うのかな。
はむ……ええ、なんだかピリッと辛いので他の味がより美味しいような。
なるほど、本でこういうお勉強もなさるんですのね。ラヴィも今度、読んでみようかな…[うんうん、と頷いた]
……あ、ミユキさま、ここ、ついてますわよ?
[...は唇のすぐ横辺りを指差して呼びかけた]
[ヒカリをひとまずソファに横たえると、給湯室から台拭きを持ってきた。
テーブルを拭いていると、泣き続けるセリナが近づいてきた。
そのいたたまれない姿に手を止めると]
(……辛いよね)
[何も言わずにそばに寄って、肩を優しく撫でた。
もう、彼女を疑う気持ちはなくなっていた。
泣きはらしたセリナの表情は、どうみても演技には見えなかった]
何なら2、3冊貸すから、帰るときに持っていくと良いわ。
あら、ほんと?じゃあ、ラヴィ・・・。
[妖しげな笑みを浮かべて]
取ってもらえるかな?
[泣き続けていると、ふと肩に何かの感触が。突然でびくりと身体を震わせて、その先を見るとマレーネの姿…。
一瞬だけ、期待してしまった。馬鹿だ。]
…ありがとうございます、マレーネさま…。
[身体を起こすと、涙を拭って。]
改めて、ちゃんと皆さんに伝えておかなければ…。
その前に、顔を洗って…。
[少しふらつきながらも立ち上がると、給湯室に向かった。]
ほんとですの?
わあ、じゃあ、お願いしますわ![ぱあぁと顔を輝かせた]
ふぇ!?と、取って……って……
[その妖しい笑顔で、何を期待されているかは大体察したらしい。顔を赤らめながらおずおずと近付いて……]
……し、失礼しますわっ
[口元についたマヨネーズを、ぺろっと舐め取った。]
んむ……!
[不意に固定されて、わたわたと手を彷徨わせていたが、やがて苦しくなってくると、肩のあたりをきゅ、と握った]
……ん、ぅ……む……
…………ぅん〜〜![息が続かなくなったらしい]
[セリナを見送ると、待つ間に紅茶を入れ直した。
ヒカリに毛布もかけておくと、別のテーブルの三人分の紅茶も用意して]
『いかが?
……たこやきに、紅茶が合うかどうかはわからないけど』
[ティーセットをテーブルに置くと、苦笑しつつメモを見せた]
[給湯室のシンクで軽く顔を洗い、手近にあったキッチンペーパーで拭く。それだけで随分とすっきりした気分になれた。
談話室内に戻ると、マレーネに紅茶をもらって一口飲み、喉を潤す。]
あの、お姉さま方ちょっと、聞いていただけますか…?
[注目が集まるのを待って、自分は保健委員であることと、今までの身体検査の結果を伝えた。]
…つまり、ユリウスさまとミユキさまは信用できます。
そして、クレールさまが男性でした…。
[できる限り淡々と、感情を混ぜずに話しきると。]
……何か質問があれば、受け付けますので…。
[ソファーに戻って、再び身体を沈ませた。]
[...はマレーネのメモで、紅茶をどうぞという姿を見ると不安気に視線を向け、ややぎこちない笑顔でティカップを受け取った。]
マレーネさん、紅茶ありがと。
[...紅茶のぬくもりを確かめるようにティーカップを手でつつんだ。]
わ、わわ……っ!
[ぽふん、と押し倒されてしまう]
あのあの、み、ミユキさま……?
[これからの展開の予想はついているが、未体験のことへの不安がにじむような目でミユキを見上げた]
[不安げに見上げるラヴィニアに、にこりと微笑んで見せ]
大丈夫。絶対に痛い思いはさせないよ。
・・・私を信じて、ね?
[首筋を甘噛みして、念入りに噛み痕を舐めた]
[ほのかに心配されると、苦笑を濃くし]
『うん、きついよ。すごく、苦しい。
でも、なんとかしなくちゃいけない。
ほのかちゃんみたいに、もっと元気になれればいいんだけど、ね』
[ふと。
彼女はどうしてこうも気楽にいられるのだろう、と疑問が湧いたが、表には出さなかった]
ん……はい、ミユキさま……
……っ!
[甘噛みされて、思わず変な声が出そうになり、咄嗟に口を押さえる。]
……ん、ふぅ……っ……
[目をぎゅっと閉じて、未知の感覚に堪えようとしているようだ]
[...はセリナが保健委員であること、今日までに行われた身体検査でユリウスとミユキが女性であること、今日自分が投票したクレールが男だったことを聞きひどく驚いた視線をセリナに向けた。]
クレールさんが。。。お、男ってほんとなの?
テレサ。。。今日はカスミさんとラヴィニアさんは大切な親友、その二人が大切に思っているカーミラさんとミユキさんにもできない。。。誰を選んでいいのか分からないうちに、クレールさんに悩みつつになっちゃったんだけど。
テレサの票を投じたクレールさんが男だって信じていいの?
[...は、クレールが男ならクレールにした投票への罪悪感が救われる気がし、目に涙を浮かべながらセリナに向かってつぶやいた。]
[セリナの説明が終わると、調査結果をメモした。
昨日対立してしまったミユキが女性であること、疑えなかったクレールが男性であることを聞くと、自分が恥ずかしくなった。
質問は、と聞かれると]
『男の人にバレてしまった、というのはほんとなの?
さっきの話、聞いたけど……そんな、自分から生贄になるようなことなんて。
どこかに、逃げられないの?』
[不安そうに、文字を認めて見せた]
我慢しなくてもいいのよ。
ラヴィの声、もっと聞かせて・・・。
[服の上からやんわりと、発育途上の胸を触って]
ふふ。まだ成長の余地あり、ね?
[話しかけられて、少し居住まいを正す。]
テレサさま、間違いありません。
クレールさまは男性でした。
[見てしまったモノを思い出さないように、必死で記憶から追い出した。]
(セリナの話を聞いて)
・・・。
(同級生であったクレールの退寮自体がショックだったのに、更に男だったという事実に唖然としている)
ぅ……。
[マレーネの質問は、ちょっと答えにくい。]
はい、その、何と言うか…。
鉢合わせをして、見てしまったというか、見られてしまったというか…。
…逃げる?
そんな方法が?
そ、んな……恥ずかしいですわ……っ
[手で顔を隠しながら、弱弱しく答える
胸を触られると、ひゃ、と小さく声を漏らし]
……ぁぅ。成長は、良くないですわ……
[少し拗ねたような声で答え]
む、むぅ……仕返し、ですわっ![真似るように、胸を触り返した]
揉めば大きくなるって、本当なのかしらね?
まぁ、試してみるだけの価値は・・・きゃふう!?
[思いがけない反撃に、艶っぽい声を返してしまう]
もう、不意打ちなんてずるいじゃない。
[セリナの問いには、おずおずと文字を記した]
『具体的には、私もわかんないけど。
少なくとも……たとえば寮よりは自宅にいた方が、襲われにくいと思うの』
ど、どうなのでしょう……ぁ、んっ……
[試してもらいたいような、怖いような気持ちを抱きつつ]
そんな、先に不意打ちしたのはミユキさまですわよ?
[珍しい反応に少し嬉しくなり、悪戯っぽい表情で応えた]
ラヴィだって、されっぱなしなだけじゃありませんわ……!
[ミユキの唇にちゅっとキスをし]
……ん、ミユキさま……すき、ですわ。
[甘くとろけるような声を漏らしながら、2人の姿は重なりあっていき、夜の秘め事は続いていった。寮の状況の変化も知らないままに――]
/*という訳で時間です。お邪魔しましたー*/ **
[マレーネの言葉に]
…私だけ、逃げるのは…。
[言葉すくなに]
[テレサの言葉には、悲しそうに微笑んで黙り込む。
セリナには、その寮長の心当たりがあった。でも…。]
ありがとうございます、テレサさま。
でも…それを望むわけにはいかないのです…。
『でも、だって危険すぎるよ』
[セリナの答えにそう書いたところで、セリナがもう覚悟が出来てしまってることに気づく。
同じ立場になれば、自分だって逃げたくはないだろう]
『……そっか。私に止める資格は、ないもんね』
[そう書き換えて、セリナに見せた]
こんばんは、テレサさん。
…え…今、何て…
[テレサの説明を聞いて表情が固まる]
セリナさんが、保健委員で…
ユリウスさんミユキさんが女性、クレールさんが…男!?
[プルネラの声が聞こえ、ソファーから起き上がるとプルネラのほうに歩いてゆき。]
プルネラさま…。
昨日はありがとうございました。
ユリウスさまは、凄く、喜んでくださいました…。
[嬉しそうに礼をした。]
[戸惑いの表情のプルネラを見て、はっとする。]
ぁ…、ご、ごめんなさい…。
プルネラさまのお気持ちも考えずに…。
[プルネラが用意していたあのゼリーは、今は居ないカスミへと手向けられるはずだったもの。申し訳なく、頭を下げる。]
ええ、保健委員の話は、本当です…。
それは…
今は、いいの。
[謝られた対象を少し考えて、思いついて首を振る]
セリナさん、あなたは…
…誰か…そうね、例えばユリウスさんを。
男から守る為の嘘ではないの?
彼女より自分が襲われた方がいいという自己犠牲の為に嘘をついているのではない?
撤回するなら、人がいる今よ?
私、貴女は…女性であると信じたいの。
[真剣にセリナの目を見つめる]
…あの、プルネラさま、なにを仰ってますか…?
[戸惑いを隠せない。
プルネラが何を言わんとしているのか理解できない。
信じるか信じないかはともかく、撤回?]
確かに、ユリウスさまをお守りしたい、そう思いますが…。
…そう。
残念だわ。
[一瞬悲しそうな顔をして目をそらし、しかし強い視線でセリナを見つめ直す。]
貴女は、嘘付きなのね。
本当の保健委員は、ジェルトルーデさんだもの。
そして、今は私が。代理を頼まれている保健委員。
何で…セリナさん…貴女が男だなんて…
(自分の言ったことと先ほどのキスに今更照れてほのかに背を向けて)
っととと、
・・・?
(ふと、セリナとプルネラのただならぬ雰囲気に気づいて)
え?えぇ?え?
[何が起きたのか、分からない。
ただひとつ決まっているのは……。]
ぷ、プルネラさまが、男性……。
[がくん、と。身体が崩れた。椅子の背もたれに寄りかかるように倒れたのは、運が良かった。]
そ、そんな、そんな…。
だって、ゼリー、一緒に作ったじゃないですか…。
お互いに幸せになれるようにって…。
[しかし、はっと気づく。先ほどプルネラは、ゼリーのことなど気にしてなかった。つまり、最初から渡すつもりなんて、なかったんだ…。]
プルネラさま、あなたという人は…何ということを…!
いくらカスミさまが振り向いてくれないからって、無理矢理…!!!
[セリナは、余りのことに再び涙を零す。]
ふむ・・・
(事態を認識したらしく)
保健委員が2人ね・・・
でも、さ。
保健委員って1人とは限らないんじゃない?
それに、もしかしたら大切な人を守りたいから嘘ついてるだけで、男とは限らないよっ
ねっ・・・
(アヤメは何とか場を収めようとあれこれ言いだしたが、雰囲気がそんな空気ではないことに気づいて再び黙った)
[...プルネラの声を聞き、もはや冗談で保健委員と言っているのでは無いと気が付いた。]
保健委員さんが2人だなんて。。。プルネラさんかセリナさんのどちらかが嘘をついているの_
そして、どちらか一人は男なの?
[...自問自答しつつ、今日親友のカスミがいなくなったこと、保健委員が二人も現れたことに再び不安になってきた。]
…私がカスミさんを襲ったと言いたいの…?
[セリナの涙ながらの演技。
彼女が女性だったら迷わず駆け寄っただろう。
しかし、男だとわかった今は、全く動こうとは思えない。]
何故そんな事をする必要が?
私、カスミさんとカーミラさんの仲を応援していましたのよ。
…それに。元からそのようなつもりでしたら、最初から迷わず自分でゼリーを食べますわ。
[カスミのことを思い出し、僅かに表情を曇らせた]
…プルネラさまは、欲しいけれど手に入りそうにないものを見つけたとき、どうしますか?
勇気を出して、やっぱり欲しいと、是が非でも欲しいと、なりふり構わずに求めますか?
私は…プルネラさまは、自分を偽って、我慢して、理論武装して、「こうしたほうがいい」と結論して、最初から手を出さない。
そういう人ではないかと、思っています。
…多分、カスミさまが言っていたこと…ちらりとしか聞いてませんが、そういうことだと思います。
それにゼリーは、ご自分でお食べになるつもりだったのでしょう?
私が止めたから、思いとどまった。
それだけのことです…。
[上級生に対して言ってよい事ではなかったかもしれない。
でも、偽らざる本音は、隠しておけない。]
カスミさん。。。
[...はカスミの名前を言いつつセリナとプルネラが激しく言い合っているのを呆然と聞いていた。そして、いなくなった親友のカスミのことを想像し不安に怯え、逃げるように談話室を後にした。]
(プルネラとセリナがお互いに真剣であることを悟り、ここは自分が口をはさむべきところではないと察し壁にもたれかかって2人の様子を見ている)
・・・。
…私、確かに、カスミさんを気に入っていましたわ。
しかしそれは、彼女を無理やり手に入れたい愛欲ではありませんでした。
彼女と話すと楽しい。ただそれだけ。
彼女の想い人がカーミラさんだと知った時、
私は諦めや悲しみよりも、応援しようという気持ちになりましたのよ。
ゼリー、ユリウスさんに渡したのなら、その時見ましたわよね?
名前まで書いて、まだ冷蔵庫にあるのを知っていますわよね?
どうでも良いものに…名前なんて書きません。
貴女が給湯室を出た後に一人きりで、食べれば良いだけですわ。
…あ…
[テレサとほのかが悲しそうな顔で談話室から出ていくのに気づく]
…
[自分が保健委員だという事は言うべきではなかったのだろうか。
しかしそれでは、男であるセリナの正体を皆に知らせられない。
悲しそうな瞳で2人の出ていったドアを見つめた]
[プルネラの言葉を聞いて、ため息を漏らす。]
…私たちは、対立していたのでした…。
何を言ったところで、平行線でしかないのですね。
相手の言い分を認めることは、すなわち偽を認めること。
……残念です…凄く、残念です…。
私がすべきなのは、プルネラさまとの口論ではありませんでしたね…。
ただでさえ不安に感じているお姉さま方を、余計に不安にさせては、いけないのでした…。
…安心していただくために、名乗り出たはずなのに…。
こんなことに……。
[セリナの残念という言葉を聞いて]
…私も、残念ですわ。貴方を信じたかった。
[そうポツリと漏らした。]
[不安にさせたかったわけではない、それはプルネラも同感だった。
ただ、彼女…彼が嘘を付いている…すなわち、嘘をつかなければならない男であるだろうことと、
男だと言われたクレールの潔白だけは、皆に知らせなければいけないと強く思ったのだ。]
[…どうしたら、いいのかしら。]
[もう何度繰り返したのかわからない自問が、頭の中を支配していた。]
[どうしたら、皆さんに信じてもらえるのかしら。]
[答えはすぐには出そうになかった。]
[気がつけば、周りにはほぼ人が居なくなり、がらんとしている。
セリナは憔悴した表情で、ひとつの椅子に座ると。]
…プルネラさまも、お座りになりませんか…?
[椅子を勧めた。]
…
[セリナに椅子をすすめられて]
…そう、ね…
[セリナとは少し離れた位置に座った。]
[プルネラはセリナをちらりと見る。]
[見た目は本当に女性なのに…]
[男嫌いゆえに近寄ろうとは思えないが、女性の見た目に普通の男に対する嫌悪感よりも薄く、すぐに部屋を出て行こうとはしないようだ。]
[テーブルをいくつか挟んで向こう側に座った相手を、じっと見詰める。…そうしてしばらくして、困ったように苦笑いをした。]
やはり…外見からでは、男性とは分かりませんね…。
不思議なものです…数日前だと、男と聞くだけで怖がって逃げてましたのに、今では、こうやって、対峙することになろうとは…。
先ほど、私はプルネラさまの動機と思われるものを、述べました。
当然、認めてはいただけませんでしたが…。
プルネラさまは、私が男だとして、なぜこのようなことを行っていると…思いますか?
…理由…?
[思わぬセリナの問いに驚き]
そんなの…
[わからない、と言いかけて止める。少し考えて]
…保健委員がいないと思ったのではないかしら。
この寮から、もうすでに6人がいなくなっているもの。その中に保健委員が混じっていたと思っても変なことではないですわ。
…セリナさんは、私が男だとして保健委員を名乗る理由はなんだと思いますの?仰っているのは、男だと思う理由ですわよね?
保健委員が、いない?
だとしてもこうやって出てしまえば、衆目を浴びます。
日が経過しても身が無事であれば、当然疑われます……。
それを上回る理由、メリットがあったと、そう仰いますか?
…申し訳ありません、少し、質問の意図が伝わらなかったようです。
私が聞きたかったのは…男性たち、つまりプルネラさまから見た私を含む三人が、どうしてこのようなことを行っているか、です。
…単なる愉快犯、とお考えなのでしょうか…?
[質問を訂正する。]
…保健委員を名乗る理由。
クレールさまが男性であることを、誤魔化したかった。
それしか考えられません。
一人でも男性を追放できたことが分かれば、多少なりとも混乱は収まります。
…そうね。
出れば必然的に…襲われる可能性があがりますわ。
ただし。どなたかに守ってもらえない限りは。
ユリウスさんもいる、仲の良い友達も沢山いる。
襲われなくても男が躊躇ったのではといえますわ。
…もし保健委員だと名乗るのが貴方一人だけだったならば、その躊躇いはより大きかったと主張できるでしょうね。
私は…誰かに守ってもらえるほど、信用も信頼も無いわ。
けれど貴方は違う。
そうして自分の仲間を女性だと証明する振りができますわ。
…さらに、寮長の護衛を引き付けている間は襲撃の邪魔は入らないことが確定しますわ。
そして、クレールさんは女性ですわ。
貴方の、一人でも追放したという懐柔だと考えます。追放した相手が男だと言われれば、安堵と同時に信用したくなりますもの…
私が…信用され難くなりますわ…
[悲しげに目を伏せる]
…以上が、メリットだと、考えますわ。
[じっとプルネラの言葉を聞いている。聞き漏らさないように。
そして何かを確認したらしい。]
…ありがとうございます、プルネラさま。
参考になりました。
…ふたつだけ。
ひとつめ。
「仲間を女性と証明する」のであれば、プルネラさまはクレールさまに対するメリットがあります。
逆に考えれば、私の場合は、ミユキさまが仲間だと考えますか?
ふたつめ。
私を守る人間は、いません。
最初にプルネラさまが私に仰った、「私の目的」は、何でしたか…?
ユリウスさまは、客観的に見ても女性なのです。
私を守ってもらっては、困るのです…。
[悲しげに唇を噛む。]
……プルネラさまは、私に何かご質問がありますか?
…ええ。
[お礼を言われて複雑な表情をして曖昧に頷く。]
ミユキさんがあなたの仲間かどうかは…無いとは思いませんけれど…自信がありませんわ。
まだ迷っていますが、今日の検査には彼女を選ぼうかと考えています。
…貴方を守る人間がいないなんて、そんな事は無いわ。
たとえ貴方が否定しても、ね。
セリナさんの目的…大切な人の盾になろうとしたのでは、という事?
そう…私も貴方も、ユリウスさんは女性だと証明していますものね…
けれど、誰よりも守りたいという心は…理性で止められるのかしら。
[唇を噛むセリナを見て、ユリウスへの想いだけは本当なのかもしれないと思った。]
質問…そうね。特には…無いわ。
[右手で頭を押さえて息を吐く。
保健委員としての対立と今までの仕事の疲れが重なり、思考力がかなり落ちているようだ。]
そうですか、ミユキさまを…。
きっと男性扱いをなさるのでしょうね…。
ミユキさまはああいう方なので、男性と思われやすいと考えたからこそ、検査をしたのですが…。
理性で……それは、ユリウスさまが私に嘘を付くということですか?
…それは…。
[一瞬、ほんの一瞬だけ、瞳の奥が嬉しそうに揺れた。]
…嫌です。
それだけは…。
[緩くかぶりを振った。]
質問は、ありませんか…そうですか。
何かありましたら、ご遠慮なくどうぞ。
…プルネラさま、私はプルネラさまのこと、嫌いになれません…。
優しくして下さったことは、確かなのですから…。
[本当に残念そうにして、ひとつ礼をすると、立ち上がる。]
…あ…
[席を立ったセリナを見る。
本当ならば嬉しいだろう言葉は、プルネラに複雑な感情を抱かせた。]
[私にも余裕があれば、そんな風に言えたのかしら…]
プルネラさま…。
あなたと私の差は、きっと…。
私には「ユリウスさま」という存在が居て、プルネラさまには居ない。
ただ、それだけなのだと思います…。
ユリウスさまは、私を守ってくださる。
男性からではなく、心を、全て。
だから、もう、怖くない…。
私がどうなろうと、きっと、ユリウスさまは、この騒ぎを鎮めてくださいます…。
[プルネラに最高の笑顔を見せて、礼をし、談話室から*出て行った。*]
[セリナの言葉に、笑顔に、心が痛む。]
[信じられるカーミラとクレールはいない。
信じようと思ったカスミも。
信じてみたいと思ったセリナは嘘をついた。
今唯一信じて良い相手はユリウスだけ。しかし…]
…ユリウスさんはきっと、セリナさんを信じますものね。
[自嘲気味に呟いた。
頼れる相手が誰もいなくなった事が、プルネラの心に重く圧し掛かる。]
[一人きりでの保健委員の仕事の責任。
風紀委員としての仕事の責任。
誰にも弱音を言えずに、一人きりになった談話室でプルネラは両手で顔を覆った。]
[少しだけ泣いた後、プルネラはカバンから一枚のレポート用紙を取り出して記入する。
保健委員として自分とセリナが名乗りを上げたこと。
2人のこれまでの検査記録。
それを、結果の張り出される掲示板、その隅に貼りつけた。]
これで、全員が状況を知ることができますわね。
[投票用紙にセリナの名前を記入して、投票箱に入れた。]
[今確実に分かるのは…彼だけしかありえませんわ…]
[検査先にだれを選ぶのか。
さっきはミユキにしようかと思わず口に出したが、セリナが自分の発言を聞いて、もしミユキが女性なら彼女を襲撃してくる可能性も考えられる。]
…それならば…
[プルネラは少し考えて、
ある人物の部屋のポストに、医務室へと呼び出す内容の紙を入れた。]
ふぁ・・・。おはよう、ラヴィ。
[隣でまだ眠るラヴィニアに口付けを落とし]
「談話室に行ってきます」、と。
[メモを残して、談話室へと向かった]
・・・え?これ、は。
[二人分の監査結果の書かれたメモを見て]
セレナと、プルネラさんが保険委員。両方信頼できるものなのかな。
セレナ・・・昨日の討論は、私を白と知っていた上での事?プルネラさんは・・・あんまり会う機会が無かったから、正直よく解らない。
ともかく、ようやく情報らしい情報が手に入った。
後は・・・本人達に聞いてみるしかない、かな。
[...は、談話室の一角に陣取って例によって食事を作っている。どうやら、今日は野菜炒めらしい]
うーうー、塩はこれ、こしょーはこれ。余分なもんなし!
[...は、調味料を手のひらに載せてペロッとなめた]
…しょ、しょっぱいわ。砂糖じゃないの確認!
にんじん、ぴーまん、もーやし、きゃーべつーぶたこま〜〜!!…うぅ恥ずかしい。アホの子みたいやん。でも間違えないためにはコレが一番やねんよ。我慢我慢。
[...は、切り方が微妙な野菜達を指差した]
にょ!?
[...は、人影らしいもの?を確認すると、顔を赤くした]
[顔を洗い、ほのかが料理的なことをしているのを見ると]
……朝ごはん?
[ほのかの背後に立ってひょっこりと顔を出してみた]
[続いて掲示板を見ると、危うくメモ帳を取り落としそうになった]
『保健委員が……二人も?』
[昨日のセリナは本当の保健委員にしか見えなかった。
しかし、調査結果はなかなか信じられなかった。
そんな矢先に、自分にとって都合の良い調査結果を持ってプルネラが名乗り出て]
『どっち……?』
[迷いを何度も、書き記した]
[ヒカリの服装が昨日のまま、乱れているのを見ると]
『もしかして昨日は、あれからずっと眠ってた?』
[くすりと笑って、彼女に手を伸ばし、皺やリボンの乱れを直した]
>>222
ん、もしかしなくてもそーなのだ。
[皺やリボンを直されると、少し恥ずかしそうに]
わ、わたしみっともない格好してる?
『大丈夫。
いつも通り、ちょう落ち着いてクールなひかりちゃんだよ』
[恥ずかしがるヒカリの顔を見て、目元を撓める。
つられて少し、事態に対する緊張が緩んだ。
少し手元が狂い、胸元に指が当たったかもしれない]
『はい、おしまい。
改めて、おはよう、ヒカリちゃん』
・・・。
[マレーネの姿を目にすると、少し表情を曇らせたが]
おはようございます、マレーネさん。
保険委員が二人・・・ですね。
どちらかが本物なのか、あるいは両方とも本物なのでしょうか?
>>225
そぉ?
……ひゃっ。
[胸元に指が触れれば、ぴくりと反応し]
……お、おはよーでごじゃるよ。
>>223
んー。そーかなぁ。
キャラメル……♪
[朝からキャラメルとゆー禁断の甘味にわくわくして、戸棚ごそごそ]
[キャラメルを取り出していると、ミユキにほっぺをつつかれて]
にゃ?
まろのキャラメルが欲しいでおじゃるか?
[まろのではないだろう。とゆーツッコミはナシで]
[席に座ると、メモに思考を整理していく]
『セリナちゃんはユキちゃんは女の子って結果だったんだよね。
でも昨日のユキちゃんとのやりとりは……ううん、あれは別におかしくないかな。
ユキちゃんの考え方を残念がってはいたけど、そこから疑うことはしてなかったよね。
昨日の泣き顔は、やっぱり演技には見えないし。
でも……私の考えと調査の結果が、食い違うんだよね』
[メモを一枚めくり、さらに書き進める]
『プルネラは……ちょっとわかんない。
事件が始まってから、あんまり話してないし、見かけてない。
そういう意味では、怪しい。でも、調査結果は。
……昨日、私が帰った後、セリナちゃんとどういうやりとりをしたんだろう。
誰か、聞いてた人はいないのかな』
>>230
ぎーむー?
[不思議に思ったが、特に気に留めず]
マレーネ、何個食べるでおじゃるー?
[…はすでに一つ口に含みつつ]
/*キャラメルって固形物……だよね?(自信ない*/
『両方本物なら、ユリちゃんは絶対女の子。
セリナちゃん本物なら、ミユキちゃん女の子、クレールちゃん男の子。
プルネラちゃん本物なら、カーミラ女の子、クレールちゃん女の子。
両方偽物なら、なんにも信じられない。
でもやっぱり、ユリちゃんは女の子だと思うし……』
[悩んだ末、ぽつりと書き加える]
『もう一人、男の人を見つけてるセリナちゃんを退寮させれば。
セリナちゃんが本物でも、プルネラが本物でも、両方偽物でも、男性一人を退寮させたことになるんじゃないかな』
Σそんなに食べたらなくなっちゃうよ!
4(4)+2(3)コくらいで勘弁してくだせえお代官さまー
[小皿に取って、マレーネのところにもっていく。自分の分は……ひーふー、4(4)コくらい?]
[マレーネとミユキの様子から、何かあったのかなと思い掲示板に目をやる]
……自称保健委員さんが、2人?
[マレーネのメモ>>233を見て、わかりやすくまとめてあって心の中で感謝]
……そっか。
……セリナに投票すれば、男は最大2人?
無策に、誰かに投票するよりは、そちらのがいい……?
[しかし、セリナのことはユリウスに任せっきりだったので、あまり、動向を知らない。
……票を、入れていいもの?]
セリナに票を入れれば、ユリウスさんは激昂するでしょうね・・・偽物だから追い出される、じゃなくてバランス調整のために追い出される、なんだから。
私がセリナさんの立場でも、多分納得はできないと思う。
ごきげんよう、お姉さま方…。
[少し疲れた顔をしてセリナは椅子に座った。目が赤いのは泣いた痕だろう。テーブルにたくさんの名前の書いたメモを取り出すと、線を引いたり丸を書いたりして分類をしていく。]
…クレールさまが男性ならば、マレーネさまはきっと女性…。
昨日、クレールさまに票を入れたのは、きっと男性ではないはず…。
そしてユリウスさまとミユキさまとプルネラさまを外すと……。
[ヒカリ、アヤメ、ほのか]
この中の誰かが、きっと、最後の男性…。
[そして昨日のプルネラの話をもう一度思い出す。検査の相手が、カーミラ→ユリウス→クレール。]
大胆ですね…。
調べる相手を打ち合わせたわけでもないのに、こんなに私の検査対象に合わせてくるなんて…そうまでしてクレールさまの正体を隠したかったのかしら…。
……ユリウスさまの身元を確かにしたのは…。
[襲いやすくするため、という考えを、必死になって振り払う。]
ともかく、プルネラさま自身がこんな形にするはずがありません…。
ちょっと、やり方が、合わない気がします…。
[昨日、もっと色々話すべきだったかもしれない。しかし眠かったのと、喉の調子が今ひとつだったことで、早々に話を切り上げてしまった。
自分の検査の結果は、もう出せないだろう。プルネラの身元は分かっている。だったら、もうひとりの最後の男性を先に追い出してしまえば、プルネラは動きづらくなるのではないか。
そう思って。]
…この方を…。
[あえて検査を外し、最後の一人だと思う人の名前を書いて、投票箱に入れた。]
あら、こんにちはセリナ。ふふ・・・そう言えば、聞きそびれてた事があるんだけど。
私の身体を見た感想、聞かせてもらえるかしら?セリナ程スタイルは良くないから、あんまり・・・やっぱりほら、人の目って気になるじゃない?
感想…。
[ミユキに尋ねられて、困った顔になる。
正直、まだ対人関係自体が恐ろしく、異形のモノを発見してしまったらという恐怖でいっぱいいっぱいだったので、スタイルがどうこうなどとは全く頭が回らなかった。
改めて記憶を辿ってみる。触ったわけではないが、弾力とはりのありそうな、なんというか、お手頃なサイズの胸が思い出された。ふと、このくらいの大きさならば、邪魔にならないな…などと考えたことを思い出す。]
え、えっと、あの……。
素晴らしかった、と、思います…。
[紅くなって俯く。
言葉を選びあぐねて当たり障りのない答えになってしまう。]
[――少し前。
ラヴィニアが目を覚ますと、すでにベッドにはミユキの姿はなかった。
傍らのメモにはすぐに気付いた。ミユキらしい簡潔な内容と、シンプルなメモ。
メモを握ったまま、寝不足の頭でぼんやり昨日のことを思い出し、頬に熱が宿る。
は、恥ずかしかったけど……びっくりするほど優しく触れてくれて……。嬉しかったですわ。
乱れた服を直しつつ、1つの決意を固める。
これから何があっても、ミユキさまを信じますわ。早いうちに、この騒ぎを終わらせましょう……!
うん、と一人頷く。
そうと決まれば、服を着替えて談話室へ向かいましょう!
丁寧にメモをしまいこんで、自室へと向かった。]
[服を着替え、髪を整えてから、いつもよりも少し晴れたような表情で、談話室の扉を開く]
ごきげんようですわ!
[と、そこで談話室の空気が、昨日と少し変わっていることに気付く。]
……何か、ありましたの?
ごきげんよう、ラヴィニアさま…。
[会釈をして顔を上げ、ラヴィニアの姿を見る。…その身にまとう空気が、昨日までとは少し変わったような気がした。声にまでかすかに艶がにじんでいると思ったのは、セリナの思い込みだろうか?
しかしこの変化は、セリナ自身にも覚えがあった。]
……検査結果の発表を行いました…。
[さすがに、おめでとうを言うのはおかしな気がしたので、事実だけを簡潔に述べる。]
そう。ふふ、ありがとう。
あら、こんにちはラヴィ。
・・・昨日の夜、保険委員の関係でいざこざがあったみたい。詳しくはプルネラさんのメモを見てね。
それで、今は保険委員候補のセリナに話を聞いていたところなの。
[しれっと言い放つと、セリナに向き直り]
じゃあ、次の質問ね。
ユリウスさんはともかく、私とクレールさんを調査した理由を教えてもらえるかしら。
[今までの経緯を聞き]
セリナさまとプルネラさま、が……。
……どちらかは、男が嘘をついている……ということ、ですの?
[少し俯いて、考える。
考えにくいことではあるが……どちらを信じるべきかと考えたら、ラヴィニアには、ミユキを女性と言ったセリナを信じたいと思った]
はい。
ミユキさまは、私が、ミユキさまのことを男性だと思い込んで騒いだことを、覚えてらっしゃるでしょうか…?
あの時はユリウスさまに批難が集中したために引き下がりましたが、どうしても、恐怖が抜けなくて…それで、調べさせていただきました…。
クレールさまは、ユリウスさまに票を投じていたからです。
なぜなのか、まずはその理由を聞きたかったのですが、残念ながらその機会に恵まれず…検査で一気に解決をしようと思ったのです。
疑心暗鬼の女性なのか、疑心暗鬼を装ってユリウスさまを陥れようとしているだけなのか、知りたかったのです…。
[昨日何度か説明したものなので、さすがに淀みなくミユキに答える。]
「女性だと思う人を選ぶ」ですものね…。
私が一般女子生徒だったならば、きっと、「男性は探していないの?」と思ってしまいます。
でも、私が現れたことで、慌てて検査対象と理由を詐称したのでしょうから、仕方がないことではないでしょうか…。
[やるせない気持ちで、ため息を漏らした。]
[...は、昨日セリナがミユキやマレーネと口論した後、何故か途中のようなところで身を引いたことを思い出した。
……昨日から、ミユキさまが女性という結果を持っていたならば、納得ですわ……]
うん、ラヴィは……セリナさまの方を、信じたいですわ。
ミユキさまを、女性と保障して下さったのですし。
でも……そうしたら、クレールさまは男だという訳で。
そのクレールさまの視線の先にいたという、マレーネさまも、男性とは思いにくいですわ。
どなたに入れたらいいんでしょう……
こんにちは。
[...談話室にラヴィニアの姿を見つけて、すこし安堵しながら挨拶をした。]
。o○(セリナさんを信じれば、クレールさんは男でたぶんプルネラさんも男。。。男はプルネラさんを含めて残り2人。。。クレールさんに票を投じたラヴィニアさんもはきっと違う。。。と思う。
プルネラさんを信じれば、男はたぶんセリナさん。。。その他は不明に。。。)
あ、ごきげんよう、テレサさま
[テレサの姿を見かけ、ぱっと笑顔を咲かせて手を振った
それから、昼に談話室を飛び出したことを少し気遣うように]
あれから、お気分は……少しは楽になりました?
[セリナは、プルネラの言葉から、ある情報を引き出していた。
ちょっとした心理問題のようなものを仕掛けて…。]
私は昨日とある質問を、わざと分かりにくい表現で行いました。
その答えで、プルネラさまは、私が保健委員の名乗りをした理由を「もう保健委員がいないと思った」と述べましたわ…。
これは、とっさに聞かれて思いついたものは、「相手」ではなく「自分」の脳内から出てくるものであるというからくりを用いたもの。
プルネラさまたちは、もう保健委員は居ないと思っていたのでしょう。
だからもう余り、保健委員という嘘をついて、目立つことをしなくても良いと考えていたのではないでしょうか?
ゆえに、私の登場で、その場しのぎの検査発表をせねばならなかった…。
[そもそも、なぜこんなことをしているのか。愉快犯なのか、それを聞きたかったけれど、プルネラはその質問の答えを回避した。]
寮内放送――
「本日の投票の最終期限まであとわずかです。
誰かを疑うのは心苦しいと思いますが、ロビーに設置している投票箱への投票をみなさんお願いします」
[寮内放送を聞いて、視線を上げる。もうそんな時間…。]
……たくさん喋って、ちょっと、疲れました…。
いったん自室に戻りますね…。
[その場にいる人に会釈をしてから、談話室から*出て行った。*]
[...は悩んでいた。
セリナを信じる以上、プルネラは限りなく男性……なのだろう。
しかし昨日から気になっている、ほのかのことも気がかりだった。
――セリナさまに検査してもらうよう、お願いすればよかったかしら……
セリナが去ってしまった談話室の扉を見ながら、少し後悔。
しばらく悩んでいたが、やがて決意をこめて、投票用紙に書き始めた。]
[...は投票先を悩んでいた。]
ラヴィニアは信用しているカスミがいなくなった今、大切な親友。そのラヴィニアが強く信じているミユキも信じたい。マレーネは不安に震えていた今日の夜に暖かい紅茶をいれてくれて優しい先輩なので、男とは信じたくない気持ちが強い。
ユリウスは怖い雰囲気を感じていたけど、セリナやプルネラの言葉を信じれば男では無いはず。
[...悩みつつも一人の名前を書き、投票用紙を投じた。]
そろそろ、また締め切り時間ですわね。
……また、誰か行方不明になってしまうのでしょうか。
ミユキさま、テレサさま、無事で……!
[祈るように、投票箱に用紙を投じた]
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