情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[クレールに挨拶されれば、メモ帳を向けて目を撓めた。
ふと気づいて、挨拶の下に書き加える]
『そんな風に笑ったの、初めて見たかも。
かわいいと思うな』
[当人としてはなにげなく、文字を綴った]
[ほのかに問われると、一礼した後鉛筆を取った]
『はじめまして。マレーネよ。
あなただけ知らなかったから、会って見たかったの。
あのケーキは、あなたが?』
[問いつつ、自分の分のケーキを切り出した]
[だめ。と言われれば、軽く笑って「分かった、約束だ。」などと言った。
その前にと聞いて、ドレッサーへ視線を移せばはっとして。]
あ…すまん!本来の目的を、忘れていたかな。
[「良し。」と呟いて、ドレッサーの方向へ歩む。置いてあるドライヤーを取り上げて、]
さ。そこに座りたまえ。 [ドレッサーを指さした。]
[挨拶の言葉と共に綴られた文字を見て絶句する。]
――――ぇ……。
いや、あの…えっと…。
ど、ど、ど、どういう…え?
えっと、ゲシュタルト崩壊しちゃったのかしら、私。
[頭が混乱して、意味不明の言葉を口走る。]
………。
え、えっと…あの…ありがとうございます。
[ようやく頭が言葉の意味を理解したときには耳まで真っ赤になっていた。]
や、く、そ、く。
[口の中で小さく言葉を転がして、嬉しそうに微笑む。]
ええ、あの、ゆ、ユリウスさま…。
[そのジェスチャーは、どう見ても「乾かしてやるぞ」のサイン。]
じ、じぶ…。
[自分でできます、と言おうとして、ユリウスの綺麗な長髪に目が移った。
正直なところ、ドライヤーで自分の髪を乾かすのは苦手だった。加減が分からず、髪がばさばさになるような気がする。]
……お願いします…。
[ドレッサーに座り、正面の鏡を見る。鏡越しにユリウスが自分を見ていて、何だか気恥ずかしい。]
回想――
[談話室からダッシュで飛び出し、自室に駆け込み鍵をかけると、ドアに背を着けてずりずりずりとへたりこんだ。
心臓が早鐘を打つ音が聞こえる。
に、逃げるような真似をしてしまいましたわ……!
ミユキとの会話を思い出す。部屋に呼ばれたということは、そういうことなのだろう。
未知の大人の世界の扉が開かれている……それはラヴィニアの好奇心を刺激するものでもあった。
しかし先日、唇を奪われた時の「カーミラの口直し」という言葉も思い起こされ、胸がもやつくような気分を覚える。ミユキの気持ちの在り処が、ラヴィニアにはまだ掴めずにいた。
そんな人に、軽々しく体を明け渡すのも、危険な気がする――]
……どうしたらいいんですの……
[膝に顔を埋めたまま、そのままいつの間にか眠ってしまっていた]
[マレーネのメモを見て真っ赤になる。
いつもなら、周りの言葉など聞こえなくなるところだったが、薬という言葉にはしっかりと反応する。それでも、頭の中はぐるぐるしてしまっていた。]
え…なに?
ほのかちゃん、性別改変薬って…。
ほのかちゃんは、男にでもなりたいのかしら?
[言ってしまったあと、瞬間的にまずいと思った。
ただの聞き間違えだった。ちょっと頭が混乱していただけ。
でも、いまのこの学園で、それも今日、ほのかにこんなことを口走ってしまったのは、どう考えてもクレールに非があった。
ただの聞き間違え、あるいは冗談と取ってくれるように祈る。
この祈りは通じるだろうか。]
[大人しくドレッサーの前に座ったのを見れば、「よしよし。」と呟いて、ドライヤーを片手にセリナの背後に回る。]
[濡れたセリナの髪に、指を通す。手ぐしで髪のかたちを整えてから、ドレッサーを適当に開けてみる。トリートメントを見つければ、ぴっぴっと手の平に取り、セリナの髪に優しく塗り込む。]
きれいな髪してるじゃないか。
[ポツリとそう呟いて、何事も無かったかのように鼻歌を歌いながらドライヤーで乾かし始める。]
そして現在。
[眠りから覚めたラヴィニアは、固まった体をもぞもぞと動かした。無理な体制で眠ってしまっていたので、節々が痛む。
――考えてるうちに、寝てしまったんですのね……。
軽く体をほぐし、乱れた髪を整えるうちに、気持ちもおちついてきたような気がする。
うん……やっぱり、一人で考えたってしょうがないですわ。
やっぱり、ちゃんとお話しないと……
決意を込めて、自室の扉を開けた]
[ユリウスの指が髪に地肌に通る感触に、どうしても身体の震えが止まらない。当然嫌な感触ではないのだが…。
トリートメントを塗りこむ指先……ただでさえ、他人に頭を洗ってもらったりするのは気持ちのよい行為で、セリナはともすれば漏れそうな吐息を、両手で口を塞いで我慢していた。
しかし。]
んっ…はぅ……。
[ユリウスに他意はなかったはずだが、するっと、首筋の「例のポイント」に指先が触れて、溜まらず声を上げてしまった。
恥ずかしい。髪を褒めるユリウスの声が聞こえなくなるくらい、かあっと頭に血が上った。]
[談話室に戻ると、甘い香り。
ドアの影からそーっと顔を出すと、美味しそうなお菓子やケーキ、級友の姿に――ミユキの姿もあり、少し体が緊張する。
……だ、大丈夫、大丈夫ですわ……
強張る心を宥めつつ、入ろうとした時――
一足先に、ぐぅぅーーー、と腹の音が鳴った。]
あ、あぅ……ごき、げんよう……
夕食を、頂いてませんのよ。そちらのお菓子、頂いてもよろしいかしら?
[その顔は、談話室を飛び出した時と同様に真っ赤だった]
[お菓子にも「妖気」のようなものがあるのだろうか。
まるで惹かれるように続々と現れた寮生たちに、笑いながら挨拶をした。]
[昨日のような重苦しい空気は、正直辛かった。
今このときだけでも、不安を紛らわせられたらいい。]
[セリナの震えが、指を伝って感じる。本当に風邪を引いたのか、と軽い勘違いな心配を覚える。
早く乾かしてやりたいが、温めてやりたい、髪をなるべくきれいに乾かしてやりたいという気持ちから、ゆっくり、と熱くないドライヤーの熱で、ゆっくりと髪を乾かす。]
…!
["例のポイント"など知らずに触った点。妙な声を上げられれば、慌てて、]
…す、すまん、くすぐったかったか?
[そう受け取って、言う。乾燥を続ける。
上から下へと、乾かしていく。上が乾いた今ごろ、乾かす点は首筋辺りに及んでいた。]
/*15分程度離れます。*/
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新