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[ユリウスの腕の中で、目を覚ます。そんな幸せを、今、一瞬だけ感じた。]
ユリウスさま…嬉しい。
嬉しいです……。
でも…。
[上体を起こして、まっすぐユリウスに向き直り、その目を見つめてきっぱりと言い切った。]
それは、おやめください。
[悲しいほどの微笑で。]
ユリウスさまは、ご自身の部屋でお休みください。
私は一人で、参ります。
……ユリウスさま。
お願いです、堪えてください。
順番が、逆になるだけなのです。
まずは邪魔なユリウスさま、そして私。
でも私が先ならば、ユリウスさまは、きっと大丈夫。
お願いです。
気が小さくて…何もできなくて…情けない私だけど…。
ユリウスさまを、守らせてください。
お願いします。
お願いします…。
[精一杯の、懇願を。]
[屋台にはびっくりするも、剣呑は表情をしているヒカリから目を離す事が出来ず。
彼女が紅茶を溢れるほどカップに注ぎ続けると]
……!
[メモを書く暇もなく、突っ伏すヒカリを抱きかかえた。
かなりの量のお湯が、カップからこぼれ落ちる。
しかしそれを気にすることなく、彼女を揺り起こそうとした]
…………。
…………………。
[睨むような目で、言葉を紡ぐセリナを見ていた。]
[ふー………]
[ふー………]
[何も、言わないまま。荒い息遣いで。]
[今までにないくらい、蒼白な面。
肩で息をしながら、大股に談話室の扉へ向かい、乱暴に扉を開く。]
[誰に何かを言うわけでもなく、談話室を出て行く。]
サンドイッチなんて誰にでも作れるわよ。
私はそれにちょっとだけ手間を加えただけ。
[お互いのカップにコーヒーを注ぎなおし]
それじゃあ、頂きましょうか。
(部日誌の下の投票用紙を眺めながら。その投票用紙には「投票を辞退したい」と1度書き殴ってから塗り潰した跡がある)
今日も投票しなきゃなんねェんだよな・・・
ったくよ・・・
何で疑い合ったりしなきゃなんねェんだ・・・
(談話室の隅の机でひとりごとのように呟いている)
[我慢してる。あんなに直情なユリウスが、我慢してくれている。]
ありがとう、ございます…。
私、本当に…幸せ…。
[談話室を出て行くユリウスを、その場でじっと見送る。
追いかけたい。追いかけて抱きついて、もう一度キスを…。
でもそうしたら、離れられなくなってしまう…。]
う、ぅ…。
[セリナは談話室の隅のソファーに駆け寄ると、全身を沈め、声を殺してひたすらに涙を流した。]
[その後暫く、その人がどこへ行ったかは分からない。]
[*しかし、誰もが寝静まった頃。どこかの、誰かの部屋の前で立っているのは………*]
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