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や、だ…これでは私、赤ちゃんみたい、です…。
[ぎゅうと抱きしめられてはっと気づき、離れようとするが敵わず。]
…謝れた、のでしょうか…?
分かりません…。
謝ることすら、拒否された…そんな感じで…。
[頭を撫でられ、気持ちよさそうに目を細める。
そしてさらに強く抱きしめられ、かけられる言葉に、セリナは眩暈すら感じる幸せがこみ上げる。]
幸せです…私は、ユリウスさまと居られて本当に幸せ…。
でも、その幸せが私を苛むのです…。
良いのですか?ユリウスさま…。
ユリウスさまと睦みあうときですら、否応なく、思い出してしまう…。
目の前にはユリウスさまが居るのに、他の女性のことが…思い出されてしまう…。
それは私が犯した罪であり、背負う罰。
ユリウスさまは、それでいいのですか…?
[ぽろぽろと、涙が零れた。]
[離れようとするセリナを強く抱きしめたまま、
「離れさせない」なんて耳元で囁いた。]
………
…良い、なんて言えるわけがない。
しかし、
[少し俯き気味に、表情を暗く。
声を潜めて、これは本音。
言葉を繋げて、一拍置いて。]
君は、どうしたい…?
[セリナの、涙が溢れ出る瞳を、哀しげな面持ちで覗きこんだ。]
[諦める、と言われるとため息をついて]
ダメだなあ、踏ん張りが足りないよ?
そこはセリナちゃんを見習わないと。
頑張れば、私に和平なんてことをさせるくらいできるんだから。
そ、素敵な大人。私みたいなね?
[そこまで言って、周囲を見回す。
さらに旧校舎の方から響く声を聞くと、眼を細め]
そろそろ潮時かな。
アヤメちゃん、ほのかちゃんが待ってるよ。
ちょっとひどいことになってるかもしれないから、早く行ってあげなよ?
[適当なことを言って、最後にその反応を愉しんだ後。
音も立てずに、と塀の上から飛び降りた。
人が集まってくる頃には、その向こうにはもう、*誰も居なかった*]
そう?じゃ、喜ばせてもらおうかしら・・・ね。
[くいっと手を引き、導くは自分の部屋。]
・・・でも、その前にご飯ね。向こうに行ってから何も食べてないのよ。
やっぱり……わからないよ……。
[マレーネが消えた方向をしばらく茫然と眺めながら呟いて]
……ッ!
[ひどいこと、という言葉に蒼白になり、踵を返して旧校舎へ戻って行った]*
[「離れさせない」の声が耳をくすぐり、思わず首をすくめて唇を振るわせる。しかし続く言葉に心臓を掴まれるような恐怖を覚えた。
アジトでミユキと対立したとき、思わず売り言葉に買い言葉で、随分と大きな口を叩いてしまった自分が恥ずかしくなる。]
どう、したい…?
[自分を見つめる悲しげな瞳。こんな顔をさせたくない。
しかし、記憶は…記憶は……。]
プルネラさまが仰いました…。
罪は忘れずとも、それ以外のこと……ええと、具体的には、秘密ですけれど……それを、忘れて欲しい、と。
[知らず、頬を赤らめて一瞬何かを思い出したような仕草。さすがのユリウスも、それが何を意味するか理解できるだろうか?嫉妬の心に、火をつけるだろうか?]
だ、だから、頑張って忘れるとお約束したので、それを…。
[その目で、ずうっと、セリナが述べている時にも、瞳を覗きこんでいた。
不安を煽っただろうか、と一瞬考えて表情を少し和らげたが。
かけた問い。答えは難しいだろうと踏んでいた。
ただ静かに、その答えを聞いていたが……。]
………。
[察したらしい。その人は、この事件においてセリナと関わる事を通して、
相手のするところを察する能力を、多少は身につけたらしい。
表情を少し固めて、少し黙っていたが。
ふと、口の端を吊り上げて、]
……仕置き。
[セリナのうなじ。
抱きしめた格好のまま、右手をそっと…わざと、"くすぐったい"ように触れる。]
[ただどうやって忘れればいいのだろうか、そんなことを一瞬言葉を切った間に考えていたら。「お仕置き」の言葉。]
え…?
[ついと視線を上げると、例の、少し意地悪そうな瞳。]
ぁ…ああぁ、や…っ…!?
[抱きしめられて、自分の両手は二人の身体の間で自由が利かない。逃げられない、かばえない状態で施される「お仕置き」に、果たしてセリナは、予想通りの反応を見せる。
目の端に涙の珠を浮かべ、頬は紅潮し、唇はわななき、熱い吐息は細く長く。まつげは緩く伏せられて、全身でその刺激をやり過ごそうと悶えていた。]
[例え離れようとしても、この腕力差。しかも、相手は力を発揮するのに不利な手の位置。
まさに、成すがままであった。
セリナの反応を意地悪な目で見て、吊った口の片側を余計に上げる。]
[つつ、とうなじを這う指を、一旦離す。
セリナは"お仕置き"の終了だと思っただろうか。
抱いてお互い、近い身体の状態のまま。
身体を抱く腕を少し上げて、セリナの頭を包むようにして。
首を伸ばして、セリナの顔と擦れ違うようにして、肩に頭を乗せたと思えば、
少し顔の向きを、斜めにして…]
[れ、 ろ。
悶えるセリナの"急所"を、舐めた。]
にゃー、濃ゆい、濃ゆすぎるお。みみかきさんーーっ!!
私、見物人で正解でしたねw
オットーさん、楽しませていただきました。フフフ
[おかしい、おかしい。ちゃんとそれなりの腕力を身につけたのではなかったか。しかし振りほどけない。むしろ力が抜けて抵抗すらできない。]
は、ぁ、はぁぁ……あぁぁ…。
[繰り返されるお仕置きに、セリナの中に小さな灯が点る。この感覚には覚えがあった。…なんだったっけ……?
そう思って記憶を辿り始めたところで、すっと指の動きが止まった。]
ぁ……。
[終わった。そう思って、知らず安堵の息が漏れた。
くたりとした身体を抱き寄せられる。包み込まれる。温かな腕に…。セリナはあの日の朝のユリウスの腕の中で目覚めたときのことを思い出していた……ら。]
――――――!!!!!
[もう、声にならなかった。身体を緊張させ身を伸ばし、カタカタと小さく震えたのち…そのまま、ユリウスの腕の中で気を失った。]
[...は、解放されると同時に自室、そして学園長室へ向かい、
"寮住まいから自宅登校への切り替え"を願う旨の封筒を提出した]
「…はい、はい。御校のセキュリティシステムへの疑念と共に寮への恐怖感を抱いてしまった為に、もう寮で住まう事はできないと判断しました」
[彼女は、学園長にそう伝えた。
─これは嘘だ、と彼女は思う。
これは外面的な台詞だと。
今回の事件で、父の言いなりにならずに済む理由ができたのだ、と。
彼女の進学先も変わるのだろう。父の求める物から、彼女の求める物へと─]
感謝しているよ、あんた達には。
"ありがとうね"
[寮を出、自宅への帰路。彼女は、空に向かって一言、呟いた。それは誰の耳にも*届かなかっただろう*]
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