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ぅ…ん……。
[部屋の外からフライパンを叩いて回る音が聞こえ目を覚ます。
枕元に置いたメガネを手繰り寄せてはみたものの
まだ瞼は重く、結局目を閉じてしまう。
マレーネさんとお話することができた。
本当に幸せだった。
セリナとユリウスの微笑ましい光景。
弓道部の…ミユキ…という名前だっただろうか。
カーミラ先輩や…金髪の子にキスをしていた。
少し…本当に少しだけ羨ましかった。
男が学園に侵入したという噂。
マレーネさんが不安そうにしていた。
色々なことが頭の中をぐるぐるかき回して、昨晩は良く眠れなかった。]
――!
[不意に、今まで見ていたであろう夢の内容が思い出され、声にならない驚きをあげる
そんな…。
考えすぎよ。
…でも……。
頭に次々と浮かんでくる嫌な想像を振り払うかのように首を振る。
けれど、一度思い浮かべてしまった嫌な光景は頭の片隅にこびり付き、そう簡単に追い払うことはできなかった。考えれば考えるほど不安になってしまう。]
一体、どうしちゃったのかしらね。
いままで…男を…
―――――嫌っ……!
[男を怖いと思ったことなんてないのに。
そう口にしようと思っただけ…。
ただそれだけなのに、“オトコ”と口にした途端、先程の嫌な想像で頭の中がいっぱいになってしまった。
ほんとに…どうしちゃったんだろう、私。
マレーネさん…。
マレーネの微笑を思い浮かべると胸がギュッと締め付けられる。
これは、いわゆる恋というものだろうか。
そう…ただの恋ならそれでいい。
嫌な想像なんか忘れてしまって、何も不安に思う必要はないのだろう。
ベッドの上に寝転がったまま、ぼんやりとそんなことを考えた。]
――部屋に戻った直後の回想――
[...は触れられた唇と射抜くようなその強い瞳に、冗談と言われても胸が早鐘を打つのを止められなかった]
じょ、冗談やったんよね。
プルネラさまご本人もああ言うてたし。
せやけど……なんでやろ……。
プルネラ様の瞳に見つめられたあの一瞬、
「攫われても良い。
プルネラ様が噂の男やったとしても、それで構わへん……」
そう思ってしもうたんは……なんでなんやろ……。
[背中を扉に預けたまま、ずるずると力なくしゃがみこんでしまう]
[何かを振り払うように、大きく頭を左右に振って]
……プルネラ様の冗談に騙されただけよね、きっと。
……寝よ。寝てしもうたら、また変わらない明日が来るはずやもん。……うん。
こないに胸がドキドキするんも、朝になれば収まってるはずや、きっと。
[まるで自分に言い聞かせるように呟くと、ベッドに横になり眠れない夜を過ごしたのでした]
[いつもと変わらぬ不機嫌(他人にはそう見えるだろう)な表情で談話室の扉を開ける]
あら…これは何かしら。
サンドイッチ……?
[テーブルの上に置かれたサンドイッチらしき物体を見て
ふと、ほのかのことが思い出された。
考え事に夢中だったのだろう。
突然、目の前に出されたよくわからない物体を何も考えず手にとり、口に運んだことがある。
そのときは思わず吐き出してしまい、ほのかを泣かせてしまった。
だから、クレールにしては珍しく、あまり接点のないほのかのことを覚えていた。]
[―現在―]
[談話室で寝てしまったらしい]
・・・ふぁー。
(さて。一応ジェルトルーデは探したほうがいいのかな?
一対一の接触は危ないから、もう一人誰か・・・。)
これも…やっぱりあの子が作ったのでしょうね。
……。
あら…?
[恐る恐る手にとり、ほんの少しだけ齧ってみる。
見た目は悪いが…味はまあまあだった。
あの子も少しは料理が上手くなったのだろう。
料理研究部…だったろうか。
毎日のように作っていれば上手になって当然だろう。
でも…何故か少し心が軽くなった。
不安な気持ちがほんの少し、やわらいだ。]
ごちそうさま。
おいしかったわ。
[誰もいない談話室で、1人分のサンドイッチを平らげて微笑む。
ありがとう。と内心呟きながら*談話室をあとにした*]
Sah ein Magd ein Röslein stehn,
Röslein auf der Heiden,
War so jung und morgenschön,
Lief er schnell, es nah zu sehn,
Sah’s mit vielen Freuden.
Röslein, Röslein, Röslein rot,
Röslein auf der Heiden――……♪
[歌曲を口ずさみながら、談話室の扉をくぐった。
少年が美しい薔薇を見初めた有名な唄。
少年のところは、少女に言い換えられていたが]
[昨日のことを思い出して、わずかに頬を染める]
『ユキちゃんは、キスしすぎなの』
『……でも。気持ちよさそうだったな。』
[彼女にメモを見せた後、とても小さな文字で追記した。
細い指が、無意識に唇をなぞる]
おはよう。
みんな幸せそうですね。お互い色々仲良くやっていますし。こんなに信頼しあっていて、女の子の振りをして手に入れようなんて。自分の好みの相手が男としったら相手はどれだけ落胆するでしょうか?
ここに来たら乙女の純粋な気持ちを弄んだとかでお説教したいです。これだから男は……。
[あまり良く眠れなかったのか、幾分目が赤い。談話室の扉を開けて中へ入り、先客に気付いて]
おはようございます、マレーネ様。
お顔が少し赤いみたいやけど、熱あるんとちゃいますよね?
[心配そうに頬が赤い上級生を見つめます]
[カスミに話しかけられると、ぽかんとした後、ふるふると首を振り]
『え。……顔、あかかった? なんでだろう。
私は大丈夫だよ。
カスミちゃんこそ、大丈夫? 目が赤いよ。
昨日、眠れなかったのかな』
[ごまかして、話をずらした]
[マレーネのメモを見て]
・・・ふふ。一つのキスは時に千の言葉を凌駕するのですよ。
マレーネさんにはしかるべき人が居るので私が教えて差し上げるのは無理ですが、いつかきっとわかると思います。
[ミユキの問いには、ゆるく首を振って]
『歌い手じゃなくて、曲かな。うたってる人は、星の数ほどいるもの。
詩の方が先にあって、いろんな人が曲をつけたの。
有名なのは二曲。私はさっきの、軽快な曲調の方が好き』
[饒舌に鉛筆を滑らせた]
昨日あまり眠れへんかって……。
[同じくごまかすように目元をこすって]
さっき、すこぉし頬が赤くなってはったように見えたんやけど、照明のせいやろか……。
見間違えやったかもしれへんです。
[ぺこりとマレーネに会釈すると、ミユキの姿も見つけて、昨日のことを思い出し一歩後ろに下がる]
み、ミユキ様もおはようございます……。
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