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[いつになく早口なカーミラに、カスミは違和感を感じた。
こんな事件があったのだから、まず寮長としての責務を果たそうとするのは当然だと思う。
でも……。
アジト内で見た何もかもを拒絶しようとしていた痛々しい背中が、重なって見えるのは気のせいだろうか?]
カーミラ様、今は一度お部屋に戻りましょう?
うちもカーミラ様も何日も続いた監禁生活で疲れていますし……。
もうあんな事は起こらない思いますけど……一人でいるのは怖いです。
[言外にそばにいて欲しいと伝えて、服の裾を握る]
カーミラたん痛々しいんだぉ!なぐさめたいぉ!
難しい手続きは私に丸投げしちゃいなYO!
って思っちゃったんだぉ!
[部屋に戻ろう、と提案されて、
思わず「いや、今はまず……」と言いかけたが。]
……そっか。
カスミもあたしも、確かに疲れたね。
[……色んな意味で。と、心の中で付け足して。]
それじゃ、少し落ち着いてからにしようか。
[カスミの「一人でいるのは怖い」という言葉に、つい持ち前の「護りたがり」が顔を出すのだった。
裾を握られると、それに自分の手を添えて]
カスミの部屋でいい?
[異論がなければ、連れ立って向かおうとする。]
んじゃあ、情事(何)が終わるまでにあらかた終わらせておく事に決定だぉ!感謝するんだぉ!
「気にしないで、何かに集中していたほうが気が紛れますもの。貴女の分までお仕事を取ってしまってごめんなさいね。」ってプルネラは言ってるぉ!
[手を添えられると服の裾から手を離し、逃げられなければ指を絡めて手を繋ぐ]
うちのお部屋ですか?
う……カーミラ様のお部屋みたいに、きれいに片付いてへんけどそれでも良いなら。
[自室を見られるのが恥ずかしいのか、苦笑いを浮かべつつも頷いて。二人でカスミの部屋に向かうのだろう]
――カスミの部屋――
あまり見んといて下さいね。子供っぽいんは自覚してますから……。
[ぬいぐるみが沢山飾られた自室に通すと、カーミラに椅子代わりにベッドに座るように勧める。
自室に戻ってこれた事で、ようやくほっとしたのか大きく息を吐いてから、意を決したようにカーミラを見つめて]
もうここやったら誰も見てませんから。だからもう強がらんといて?
泣いて良いんですよ。ここにはうちしかいませんから。
カスミたん、今日はリミットないから寝落ちるまで大ジョブ!
むしろカーミラ様が心配。
というか、これから陥落に……! 心の隙間つきますぉ。
うひひ!カーミラたんに感謝された!
私?うん…続きが気になって眠れない…
…いや。
うん。寝た!もう寝た!大丈夫よ!
二人でにゃんにゃん頑張る姿をずっとこっそりわくわく覗いてるのは、えっと、これただの…分身だから!うん。
気にせずにごゆっくりにゃんにゃんしていってね!
この辺から状況描写いらないんで、短文ロルに切り替えます><
がっつり誑かします。がんばります!
プルネラ様>
私のエログなんてたいした事ないので、期待すると大惨事かもしれないですw
[「入室許可」を貰うと、ニヤリと笑って、絡められた指を受け入れる。カーミラの手指は、いつもより心なしか冷たい。]
ふふ。カスミの部屋、見てみたかったんだ……。
――カスミの部屋――
[部屋に入ると、たくさんのぬいぐるみにまず驚く。自分のそっけない部屋とは違い、いかにも女の子らしい感じだったから。]
おおー、かわいいもんだねぇ!
[少し、大げさに聞こえるだろうか。ベッドに座るよう勧められると、そのまま腰掛ける。
ほっと息をついたカスミを見て、やはり自分の部屋が一番安心できるだろうな……と思ったりして。
しかし、次の瞬間カスミが口にした言葉に、カーミラは固まった。]
泣……く……?どうして?
もう事件は解決に向かってるんだし、それであたしが泣く意味が分からない。あたしは別に……
[再び、あの早口になる。カスミが明言していないのに、自分のことを言われていると確信して。
落ち着かなくて、思わず立ち上がろうとする。]
あたしは別に……なんですか?
傷付いてなんかないと仰いますか?
[立ち上がろうとするカーミラに、カスミは大きな瞳に涙を溜めて見つめて]
うちは……うちはずっと見てました。あの暗い場所で、あなたを、ずっと。
だから知ってる。本当は誰よりもあなたが傷付いてる事。
そしてそれに気付かない振りをしてる事にも……。
[そこまで一気に言い終えると、頬を涙が伝う。
自分の言葉がカーミラを傷つけると判っていても言わざるを得なかった。じゃないとこの人は、傷をおったままそれに気付かない振りをし続けると思ったから……]
時間はあるのでのんびりオッケーですよー。
私も目が覚めてきましたし!
鳩だと時間かかるのは仕方ないのです。
と言うか、箱なのに私の方が時間かけすぎなのです><
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