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んーまぁRPまわしてきには、アレが偽だってわかったってことと。
俺が吊られたこと(ひょっとしたら男だったかもしれない的なもの
かな。セリナをぶっとばすのもアリw
騙しやがって、みたいな
[靴音は無かった。
不気味なくらい、落ち着いていた。
表情も無かった。
落ち着きすぎていた。]
[「セリナ」の部屋の扉がノックされる。]
セリナ。
これを開けろ。
誰にも見られていないことを確認して、プルネラの部屋の取っ手に鍵を差し込んだ。
かちり。
回せば小気味良い音がする。
この鍵は、ユリウスの部屋から持ち出した。
…マスターキーというもの。
ユリウスからの「自由に部屋に入ってよい」という信頼を欺いて手に入れたもの。
寮長であるユリウスが管理してある、大切な鍵…。
既にプルネラからはセリナはほぼ男だと確定しているゆえ、簡単に入れてはくれないだろうと考えた上での、更なるユリウスへの裏切り…。
小さく嘲笑が漏れた。
人はどこまで堕ちるのだろう。
部屋の中に入り、後ろ手で今度こそしっかりと鍵をかける。
そして用意していた薬品の染み込んだハンカチを取り出した…。
想像通りの展開。
抵抗を沈めるためにまず真っ先に眠らせようと…しかし、薬の量が少なかったのか、フルネラの薬への耐性が強かったのか、完全に眠ることはなく半覚醒状態のまま。
視線だけは強い怒りをもってセリナを睨みつけていた。
「…今回は、ちゃんと楽しもうと思っています…。」
プルネラには意味の理解できない言葉だろう。
しかしセリナにはセリナなりに、女性の身体に対して誠実であろうとしている。
前提がおかしいことは、既にもう、どうでも良いことだった。
コッペリウスにもらったラブポーションを取り出すと、ゆっくりと服を脱がしながら、とろりとその白い肌に液体を落としていった。
「冷たいですか?ごめんなさい、すぐに良くなるはずですから…。」
感受性を上げ、痛みすら快感へと変えるらしい。
だから、初めてでも、とても気持ちよく行為を行うことができると聞いた。
…効果は抜群だった。
即効性らしく、服を脱がすための衣擦れすら、プルネラは全身をわななかせて可愛い声をあげた。
「いや…それ以上は、やめなさい…!」
まだ、命令口調。
しかし無視をして最後の一枚に手をかけた。
「ゃ、やぁ…」
外気に晒され、さらに液体をたらされた冷たさに、いっそうがくがくと震え…。
「…私、何にもしてないのに…プルネラさまはもう達しておいでですか…?
ひとりで先に。ずるいです。」
「言わないで…言わないで……」
ふふ、と。笑う。
わざと自分に怒りが向くように、言葉を仕掛ける。
――プルネラさま、私を見てください。睨んでもいいです。
――罵倒してもいいですから、私の名前を、呼んでください…。
そう心で念じながら。
「プルネラさま、ほら、もうこんなに…。」
「やめ、やめて、セリナ、この卑怯者…!」
するとさっきとは打って変わって、突然優しく囁くと、頭を撫でた。
「プルネラさまは素敵です。責任感があって、とても魅力的で…。嫌いになんかなれません…。対立して凄く辛かった…。
この素敵な身体が、一生男性を知らないままなんて、もったいなくてどうにかなりそうです。
だから…ください。…ね?」
プルネラの長い髪を解くと、シーツの上にぱらりと広げる。
その行いに、プルネラはしばし戸惑いの色を隠せない。
「忘れればいいんです。これは夢。ひと時の悪夢です。
夢なのだから、楽しみましょう…?」
悲しくも優しい微笑で、プルネラの目元の涙の珠を舐め取ると。
「プルネラさま、もう一度、私の名を呼んで…。」
セリナは、プルネラの肢体へと、溺れていった…。
[少し経って、涙が零れたことに気付く。]
……ごめんなさいまし、と、取り乱して。
少し、部屋で落ちついて来ますわ。
[弱弱しく笑い、くるりと踵を返して部屋へと戻った**]
[いつものように、靴音を立てて、大声を上げながらやってくる…。
そう思っていた。
だから、突然のノックと声に、飛び上がるほど驚いた。]
……。
[逃げるわけには、いかない。こうなることは分かっていたから。]
………。
ユリウスさま…。
[でも、その名前を口にすると、決心が崩れかけた。]
/*このままセリナ男で決め打っていいのか?
蝙蝠の可能性が全く否めないんだが…
まあ、勝敗外視村だからいいんだけどさ。
勝敗気にするんだったら間違いなくプリネラ信用だったし…。
ただ…散々男と前提としたロールして蝙蝠でした、はちと恥ずかしいぞ!*/
[強いノック。静かだけれど、強い口調。…いっそ、殴ってくれたほうが、いい…。]
……。ちょっと、待ってください…。
[でも、向き合うべきだ。
セリナは立ち上がると、まずは顔を洗おうと洗面室に…行こうとして、サイドテーブルの足に躓いて大きな音を立てて転んだ。]
……っ……。
こんな時にまで、私ったら…。
[あまりの情けなさに、もうどうでも良くなってきた。
とりあえず顔を洗ってさっぱりすると、引き出しの中から、鈍い金属…鍵…を、取り出して握り締めた。]
[扉を開け、ユリウスを招き入れる。簡易な服装のセリナは、憔悴しているもののいつもと同じように見えるだろう。ただ一点を除いて。…胸が、ない。
セリナは、ユリウスが何かを言うよりも早く、手の中の鍵を差し出して…渡した。]
……勝手にお借りしました、寮内のマスターキーです。
先ほど、プルネラさまの部屋に入るために、使用しました。
[その意味するところは、説明するまでもない。努めて事務的な口調で、報告をした。]
寮は修羅場かのう……。
うーん。自分が迂闊なこと言ったのが悪いとはいえ、
一応RP村だから、表で中身について言及されるのはちょっと……。
(ガチ村ならいいってわけではないけど)
多分、ミサナはそういうことも知らなかったんだと思うけど。
いちおう、表では一切反応なしでいきます。
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