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[腕を組んで、今ここにいる全員の顔を見回す。]
聞いた、話だが………
この中に3人、男が居るとな。
正直言って信じられん話だが、もし、見つけたら……
この私が原型留めぬまで、成敗してくれるわッ!!
さあ、誰やら知らぬが覚悟しておけ!逃げるなら今だぞー!!
[寮中に響くような声で吠え狂った。]
あら、本当ですわ……
オットーさん方、お仕事お疲れ様ですわ。
ジェルトルーデさまのお部屋……!
きっととてもいい香りがするのでしょうね……
[ほうっ、とため息をついた]
ぅ……。
[ユリウスの怒声に、セリナは人知れず身を竦めた。
先ほどは守ると強く言ってくれた声が、今は原形を留めぬまで成敗と謳っている。]
ごめ、なさ…。
でもでも…。
[見つからないように、再び零れそうになった涙をそっと拭った。]
私や他の人達をここに連れてきて……一体何を企んでいるというんですか?
[きっ、と怒りをこめて男の顔を見つめる。すると男は薄ら笑いを浮かべながら、女学園の女の子たちを手に入れる事だ、と答えた]
……女学園の女の子たちを?!
穢れを知らないあの子達の中に混じって、手に入れようとするなんて……。
オットーさんたちはお仕事が忙しいようですわね。
皆さんへ、委員会からの通知ですわ。
今夜から夜間の寮の出入りが原則禁止になります。
いえ、以前からそうでしたが、今夜からはさらに見回りの強化が始まるそうですわ。
>>5
[びくぅっ!とあからさまに身をすくめる]
……ええと、とりあえずめいんたーげっとのジェルトぶちょーをぱっくんちょ☆した後はユリウスさんがいいのです。
・・・ん?ラヴィもああいうのが好きなのね。
[ちゅ、と自分もラヴィにやってみた]
このくらいなら挨拶代わりに使う国もあるそうだけどね。
リーザちゃんやシスターたちはお帰りになったみたいやね。
ジェルトさまのお部屋……。
ジェルト様のお気に入りの可愛い子限定と噂の、個人レッスンをしてくれはるんやろか。
……うちは、興味あらへんけど。
そのお声は、ヒカリさま…?
[仲間の声を認めて、恐る恐る問いかける。
演劇部つながりで既にヒカリはジェルトルーデに以下略じゃなくて実は逆だったのかとか、ユリウスの名前が出るとか、どうでもいい思考が脳内を駆け巡った。]
[動揺しているプルネラを心配するように見つめて]
……大丈夫ですか?
あんなんただの噂に決まってますわ。ジェルトさまもああ仰ってますし。
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