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[青白い光が迫る。
紅蓮は黒隗を左掌の上に器用に乗せ、光に向かって差し出した。]
ロードしたもの、あらゆる全てに変身《ターン》する。
「万能機械存在《ユニバーサル・マシン》−黒隗。」
[小さな白兎の姿が、変化する。
ぐにゃりと、かたちが変わる。白かった毛は黒く――ふわふわな毛並みには似つかわしくない、艶消しされた黒のパーツへの変貌。]
周囲を巻き込んでの自滅は、許さない。
きみを止める為に、撃つ。」
[紅蓮の半身を、カウルのような外装が覆う。
先程、黒隗が居た場所よりも前の位置に、ゴトン、と黒い砲門が現れる。
砲門中心部に光が集中。水面に同心円の波紋が広がるように、中心部から丸い光の輪が拡散。黒い砲門の側面周囲を、紅の炎の模様が包み込み――]
−剣片喰−
[放たれる、迎え撃つ為に放たれる光の花。二重螺旋軌道を描く。
目映く黄色く。花は直ぐに散り、牙向くエネルギー弾そのものとなる。]
実弾を用意。
[コア《BigFire》のないBigFire。
本物の完全なる複製品《レプリカ》
紅蓮を包み込むように黒隗から成長するパーツが覆う。
瞬きの間に、何もない空間から巨体が膨れ上がる。
それは人型のBigFire。ずんぐりとした印象を受ける。
更に紅の光が爆発。
それは、黒い機体の要所を覆い、炎の模様をあしらう。]
「タイプは?」
任せる。 「了解!」
[既に黒い機械は2mの高さを越え、そして更に成長中。]
[万能機械存在《ユニバーサル・マシン》。
科学技術の結晶。BigFireや機械存在GMとは別個の存在。
宇宙連邦によって造られ、属し、人の魂を感じとるマシン。
その費用は莫大で、造られた数も限られている。
その体内は亜空間と通じ、ロード――文字通り読み込み理解する――したあらゆる物に変身《ターン》する、宇宙活動の為の相棒《パートナー》。
機体右手に生み出された銃で、ダイアナの援護射撃を行う。*]
[グレンの黒い機体から放たれた黄色の弾幕と、
ビームが衝突し、連鎖的爆発が起こる。
メテログラフトを移動させながら――…
ラガリアの刺塵の結実形態を変えようとし]
[ゴ、ゴ、ゴッ…]
[メテログラフトの陸地部分のみにある装甲が移動。
立て続けに、重い音を響かせ着弾を確認。
それに注意を奪われる事なく、クロノはラガリアの刺塵の形態変化。
バフォォ…
紫色の渦巻く光の球体が、メテログラフトの直ぐ前に現れる。]
もっと、もっとだ…
[緋色の光の鳥が8羽、それに喰われ、
計32個の緑色の小弾の一部が、メテログラフトの装甲をまた削る。]
なっ……
白い兎さんが、BigFireになった!?
[少女は目を疑った]
これほどまでにむちゃくちゃなものを見たと思ったのは、……初めてだよ……!
[通信用のオープン回線は開いた状態なのを思い出し]
あ、褒め言葉と受け取ってください!
「ありがと、ダイアナ。」
[実戦室の通信用オープンチャンネルに、黒隗の声が流れる。]
来るぞ。
[紅蓮は操縦桿を握る。動作は相手に意思を伝える事でも行えるが、BigFire…この操縦桿での操作も可能だ。]
ダイアナ、私がクロノの装甲と兵装をどうにかする。
注意を惹き付けるから、きみは機を見て撃ち込め。
[黒い機体の足裏にローラーが生まれる。ギュインという音を響かせ、メテログラフトを中心に、中心へ進む螺旋軌道。
紫色の弾幕の隙間を狙いながら、メテログラフトの外部弾幕兵装−ラガリアの刺塵の本体を狙う。]
[メテログラフトの方に視線を戻すと、緑色の小弾がちょうど着弾するのを確認できた。
しかし本命の緋色の鳥は、紫色の球体に食われて消えた]
あー! 分かってるじゃないか!
[紫色の球体は次々に生み出され、メテログラフトを包み込むように展開された。
程なくして弾幕を吐き出すのは目に見えている。
しかし砲一つ分の鳥ではおそらく敵うまい]
ならば……1256を連結、3478を連結!
[言葉とともに4つの砲台が連結して一つの砲台となる。
半ば掌をたたきつけるようにして、同時に4つのパネルに触れる。同じ工程をもう一度。
これでさっきよりも大きい緋色の鳥が二羽出現する。
続けて左手を黒い球体にかざし、立て続けに速度遅めの大きめの黒弾をばらまく。
この黒弾に当たった向こうの弾は速度が減衰する。効果は黒弾が消える、十秒ほど。
果たしてこれで隙間が出来るようになるか**]
馬鹿メ。
[グレンが向かってくるのを一笑にふす。
一気に片をつけるのも面白くはない、が。]
所詮、鳥は蛇に喰われる。
[緋鳥を一瞥。クロノの手が、天井を指差す。]
ラガリアの刺塵!!!最終形態!!!!!
[
パ キャ ア ン
冷たい音が室内に響いた。
響きの後、弾幕兵装の姿は見えなくなる。
後に残るのは、紫色の弾幕のみ。]
[そこにオープンチャンネルから、少女の名を呼ぶ、声が。
一つ目の声にはわずかに笑みを返し、二つ目の声には、]
…………。
分かりました。
頼み、ます。
[言葉を返す]
戻ってください。
[指示を送ると二つの砲は緋色の光となって地に落ちる。
いきなり砲を戻したことを怪訝に思われても構うまい]
やってみたかったんですよね、
[左手で白い球体をぎゅっと握る。
少女の想像に呼応して、機体の両の砲口から白い光が左右に伸びていく]
速度を利用しての体当たり戦法。
[紫色の弾幕を避け、黒隗の解析によるラガリアの刺塵の位置と、メテログラフトの装甲へ安定した撃ち込みを行ってゆく。その最中――]
「紅蓮。ラガリアの刺塵の位置が、この位相にない…!」
確定は?
「やってみる。」
[紫の弾幕が、肩の装甲を弾き飛ばす。]
フン。
無駄だ無駄だ。
何をしようと、貴様ラに勝ち目はない。
位置を観測すれば攻撃の種類が、
攻撃を予測すれば位置が移動する。
これはそういうものだ。
[針のようなレーザーが、天井と床を繋ぐ。
その光の線は二十はあるだろうか。
室内を賽の目に切るように動き始める。
それが終われば、こちらへ向かう炎に宿した黒い機体へ向けて天井からの攻撃。ダイアナが何か仕掛ける様子には冷たい視線だ。]
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