重し猫 ミッキーは、湯治客 ナサニエルの下からそろそろ抜け出すべきか考えている。

暴走猫 ヴィンセントは、ブツブツ騒ぎながらも一応料理をしている。

重し猫 ミッキーは、湯治客 ナサニエルの下でのびている。暑い・・・にゃ

飼い猫 オードリーは、あふん、と欠伸をした。

宿泊客 メイは、受付まで大きなトランクを引っ張っていってキョロキョロ

仲居猫 ネリーは、くんくん、知らない人間の匂いがするべ

宿泊客 メイは、メモを貼った。

宿泊客 メイは、｡oO(番頭猫さんってでっかいイメージがあるんだけど、どうなのかしら？)

仲居猫 ネリーは、宿泊客 メイのチケットを確認して尻尾を振った

宿泊客 メイは、うきうきと二匹？を見比べている。

仲居猫 ネリーは、宿泊客 メイの大きなトランクを猫力で咥えると、お客様こちらです、とお部屋に案内

宿泊客 メイは、仲居猫 ネリーにトランクの引き紐を渡した。「お願いねー」

仲居猫 ネリーは、にゃー　どんと来いだべさ

宿泊客 メイは、さっそく座椅子を引っ張ってきてくつろぎモードに入っている。

仲居猫 ネリーは、宿泊客 メイを何か用がございますかと、ちょこんと見上げている

捨て猫 ウェンディは、ネズミを壁際に追い詰めると、息を飲んでじーっと構えた。

宿泊客 メイは、まんじゅうをほむほむ、お茶をずずー。

捨て猫 ウェンディは、頭を抑えながら、われにかえって周囲をきょろきょろした。

仲居猫 ネリーは、で、ネズミはどこさ逃げたと鼻をくんくん

捨て猫 ウェンディは、しょんぼりしながら、反省している。

仲居猫 ネリーは、捨て猫 ウェンディに実演しながら偉そうに説明中

暴走猫 ヴィンセントは、海辺の旅館に押しかけるべきだったと少し後悔しながら下ごしらえをしている。

仲居猫 ネリーは、誘惑に負けてシーツに包まれたちび猫をちゃいちゃい、ころころ

捨て猫 ウェンディは、仲居猫 ネリーに「もが、もががが、もがーー！（おねえちゃんのいじわるっ！いじわるぅ！）」

捨て猫 ウェンディは、暴走猫 ヴィンセントに「もがが、もがが・・にゃもががが（おじちゃん、助けてぇ）」

暴走猫 ヴィンセントは、捨て猫 ウェンディを探したが、見あたらないのであきらめた。

仲居猫 ネリーは、捨て猫 ウェンディが取り逃がしたネズミをこっそり*追いかけに行った*

仲居猫 ネリーは、大広間であるクジラの間に朝食を用意した

重し猫 ミッキーは、ナサニエルから開放されたがちょっと変形したままだ。

暴走猫 ヴィンセントは、朝の仕事終わり、散歩行くぞさんぽ。あとはまかせたウェンディ。

番頭猫 クインジーは、重し猫 ミッキー長ぇこと乗っかかられて大変だったなぁ、おい。と厚切カステラを二切れ。「乗るなよ」と念を押して。

飼い猫 オードリーは、尻尾をぴんと立てて、しゃなりしゃなりと歩いていった。

捨て猫 ウェンディは、仲居猫 ネリーの言われたとおり、シーツを両手で抱えて、洗濯場にもっていった。

捨て猫 ウェンディは、洗濯場につくと、きちんと畳まれてあるシーツや布団をみて呆然とする。

捨て猫 ウェンディは、綺麗に畳まれたシーツを数枚背負うと、「カツオの間」に足を運んだ。