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[ナサニエルの自分は運ぶ必要はない、との言葉に]
ではこの二人を運ぶのかなんだな。
[ウルズと現れた少女をさしてそういった。]
……んー、じゃ、石動にお願いしようかな。
[またも一人ごちるように言うが早いか、その瞳には深い湖か海のような青い光。]
『さて、しばらく様子を見ようか。変わった連中が多すぎるよ、ここには』
〔まだ男は、対なる存在が行使する術について漠然としか把握していない。その片鱗に触れて無意識のいたずらに使ってしまったことは深く反省していた。…無意識といえば…〕
…ボクも皮肉屋さんになってしまった…かなァ…
〔こりこりと歪な指で頬を掻いて、静かに杖の先を地面から離した。皆が集まるであろう洋館へ向かう。…多分、望む者とはいつ出会うこともできるのだろうから。〕
[屋移りをすると荷造るさまを、邪魔にならぬよう縁側で眺めていた。
何か手伝いたいとおもうも、おもうようにならぬ身がもどかしい。
共に行こうとの言葉に、小さく頷く。
一人ではまともに動けぬまま、慣れぬ地に在るのは心細く思えた。]
…手間をかけさせてしまって、済まない。
[背負う男の広い背で、消え入るような声で詫びる。]
[ウルズの声に気付き]
ボクは命令に従っているだけなんだな。
[礼を言われることが不思議だと言わんばかりの口調でそういった]
[どこか寂しげな囁きが届き、"私"は意識の内へと潜る]
寂しい、か。……昔は夜毎そう言って泣いていたように思うが。
[遠い昔に忘れてしまった、と低く呟いて]
ヘンリエッタは一人が寂しいと思うか?
父や母を、恋しく思うだろうか。
私はもはや、
……今ではどんな顔をしていたかも思い出せない。
[浮かされるような声で]
[何かを求める声音で]
〔洋館へ向かっていると、引越し仕度の一同に出会う。
胸に手を当てて緩やかな会釈を向けてから、最後尾に混ざる〕
…やあ。…見守る方は…行ってしまったんだね。
儚げな方の儚い望みが…遠ざかっていって
また近くもある気がする。
…ウルズは、何屋さんなんだろうね。
まだボクには…わからないや。
〔そして先頃擦れ違っていた大柄な男。彼の言葉を気にかけて…細身の男は幾つか遅い瞬きを落とす〕
命令。かァ…
……するのもされるのも、…。
〔某かの感情が過る。が…複雑すぎて自分で把握*できない*。〕
[揺られる広い背は、何故だか温かみを感じなかったが、
そのやわらかさと、歩みの緩い振動は、何故だか心地よく安心出来た。
幼い頃にこうしてもらった事も、きっとあるのだろう。
思いを馳せても、この集落のように過去も深い霧に惑ったままだったが。
ややうつらうつらとしかけたところで、耳に届く男の声。]
…何屋なのだろう。
[それは、己にも未だわからなかった。]
[広い邸内の片隅、その屋根裏にて]
[しょり、しょり、と刃物が石を滑る音]
綺麗になった。
[灯した蝋燭のわずかな光を受けて煌く、一対の胡蝶刀]
[集団が揃って近づく気配に蝋燭を吹き消し、気配を消して]
本当に引っ越してきたのか。
……理解出来ないな。群れて暮らすなど。
あの頃は、──。
[ふ、と吐息]
私も、あんな風だったのだろうか。
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