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ここは安住の地じゃ。そのような言葉は必要なかろう。
そうか…わしは可愛いと思うておる、それで良いではないか。
服装も少々変わっておるが、お主によう似合うておる。
[近付く少女の背を軽く押して小屋へと伴うよう促し]
へんりえったとな、また難しい名じゃ。
噛まぬように気をつけねば…まずは小屋へ入ろう。
中に果実があるから喉を潤して少し休むと良い。
[再び小屋へと足を向け、縁側のウルズと中にいるナサニエルにも声を掛ける]
ここよりも大きな屋敷を見つけた。
其方の方が皆も身体を休めることができるじゃろう。
此処もよいが、其方へと身を移さぬか?
無理にとは言わぬ、他にも幾つか家はあるみたいじゃからな。
へんりえったも一緒に来ぬか?一人では寂しかろう。
[青年達へと問い、その答え次第でまた引越しの準備を*始めるのだろう*]
[安住の地と云う単語に獣の如く瞳を細め]
人の心は遷ろうわ。
永久に続く安息はきっと――…
[言葉を切り近付く女の貌を覗き込み]
[日傘を回したたんで逆手に持ち直す]
この姿ならば、お父様も気に入ってくださっていたのよ。
でも有難う、すてらは優しいわね。
[促される侭に小屋へと踏み入り辺りを見回し]
[示された果物へと何気なく小さな手を伸ばし]
[しゃくり] [しゃく] [しゃくり] [しゃくしゃく]
[躊躇いなく齧ると甘酸っぱい果汁が口に広がる]
[唇の端に零れる果汁を紅い舌はちろと舐めて]
すてらは、ひとりは寂しいの?
[小首を傾げて問うも荷造りは素直に*手伝うだろう*]
― 回想 ―
[束の間だけ強化した耳に聴こえる嘆き]
嗚呼、可哀想なアーヴァイン。
でも「また」だなんて、
酷いわ、酷いわね、酷いわよ。
私は先程初めて此処に来たのだわ。
[くすり] [くすくす] [くすり] [くすくすり]
[甘えた嗤い声と唇には三日月の笑み]
私が此処へ来たのもきっと必然ね。
判るのよ、彼等を刈り取らなければ。
安息に浸っては腐ってしまうもの。
――…私の様に。
― 川辺 ―
[朽ちかけた簡素な木造の橋の細い手摺を歩き]
[ドレスの裾をはためかせ足取りは軽やかに]
[ふわり] [ぎぃぎぃ] [ひら] [ひらり] [ぎぃ]
[日傘を差して軽やかに双方の岸の中間辺り]
[立ち止まり覗き込むは涼やかな流れに映る姿]
勝てなかったのだわ。
[薔薇の咲き乱れる日傘に隠れた表情は窺えず]
[尖らせた薔薇色の唇も揺れる瞳も隠されるか]
成れなかったのだわ。
[囁かれる言の葉は清流に飲み込まれ消えて逝く]
[か細い片手は何を求めてか流れへと伸ばされ]
届かなかったのだわ。
[伸ばし水面へ向けられた小さな掌は宙を掴む]
[胸元へ引き寄せ開くも掌を覗くも当然何も無く]
[微か吐息を吹きかけて再びそうっと握りしめる]
――…
[日傘の向こうの空を仰ぎ石榴石の瞳は揺れて]
[静かに深呼吸をして薔薇色の唇は開かれる]
[奏でられる透き通った歌声は風に乗るだろう]
Someday I want to run away
To the world of midnight
Where the darkness fill the air
Where it's icy cold....
[そのまま縁側でぼーっとしてたら戻って来たすてらから引越しを告げられて]
俺は別に良いけど…ウルズはどうすんの?
[問いかけるその目は一緒の方が良いと雄弁に語っていて。
返事如何に関わらず引越し準備は手伝うだろうが。
新顔2人―ミッキーとヘンリエッタにも極普通に接するか]
――村内→空き小屋――
〔相手の言葉に、緩く首を傾けて…瞼で頷く。
主張を始める相手へと舐めるような視線を這わせ〕
…死者の話もするのだね?
「笑い上戸」の「皮肉屋さん」。
ボクにいなくなってほしいなら…
キミはきっと影も踏ませてくれてないんじゃないかな。
そういう方だと思う…
〔自分のことを棚に上げつつ、口にする。割り開いた果肉は甘く…ふっと吐息を漏らし〕
――旨いね。……
〔今度は照れ屋さんらしい…と納得しながら、動きを交える相手の声を黙って聞いていた。暫く考え込んでから…酷く考え込むような面持ちで呟く。〕
――…。…ボクは…
〔本能で惹かれた…と低い呟きを漏らす。〕
〔幾許かの時間を過ごした空き小屋を離れる際、魔法使いは自らの杖から柳の枝を1本折り取った。面持ちばかりは常と変わらず笑みを佩き…相手へと渡す。〕
…これを持ってお出で…果物屋。
〔それは逃げずに留まってくれた相手への…深い感謝の証。…甘えて長く時間を戴いてしまったから…と眉を顰めつつ伝える。〕
…意味合いと使いかたについては、…
村の誰かに訊けば解るようにしておくよ。
ちょっとした遊びだけれどね…また逢いたいからさ。
〔相手の好みの遣り方かどうかは、わからなかったが…そう伝えた。もう一度猫背気味に丁寧な礼を取って、その場を後に*したのだった。*〕
――回想・村内散策中――
〔ゆっくりと思い出すのは…散策中に出会った、眼鏡をかけた紫髪の人物のこと。…紹介を受けていた名は、芹菜…といった。何者かと話すらしき様子には首を傾げるも、魔法使いは其処へ飽くなき望みを感じて…興味を擁いた。〕
…やあ、…キミは知りたがり屋さんかな。
応えてくれるのは…誰だろう?
〔寄せた歩はどうにも緩慢。相手が気を悪くしてはいないかと時を操り始めたばかりの魔法使いは気がかりらしく…。緩く片手を伸べる〕
― 回想/小屋→屋敷 ―
[荷造りを終えた彼等が其の後如何したのか]
[すてらへの問い掛けに答えは得られたのか]
[人形は集会所へと向かう一団から少し離れ]
[けれど幾らかの荷物を預かってはいるらしく]
[其の屋敷までは行動を共にしたかも知れず]
[玄関口に荷物を置き屋敷の中で日傘を差し]
[彼等とは別れ暫くは建物内の探索もしたか]
[何時の間にか紅い人形の気配は*消えていた*]
― 川辺 ―
[不意に歌声は半ばで止まり]
[俯き弱弱しく被りを振るか]
[ぎぃぎぃ] [ふわり] [ぎぃ]
[傘持たぬ手を水平に広げて]
[遊戯の如く手摺の上を歩く]
滑稽ね、滑稽だわ、滑稽よ。
[歌う様に囁く様に愉しげに]
[声音とは裏腹に迷子の貌で]
[くすり] [くすくす] [くすくすり]
[忍び嗤いつひらと岸におりる]
[光を乱反射する水面を眺め]
ひとりは、寂しいのかしら?
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