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…ありがとう。
[シャーロットの手から、その実を受け取ると、傍らの芹菜にも手渡す。
ソファーに座りなおして、袖口で実を拭い、口元に寄せる。]
…逃げ、て…?
[その言葉に、訝しげに彼女を見返した。
…確かに、この怪我は、事故に遭ったようでも、獣に襲われたようでもない。
もしかすれば、誰かに傷つけられたもののようには思えるが。]
〔ナサニエルとヘンリエッタが会話を交すのを耳にしながら、歩を寄せる。ヘンリエッタの言葉…「人が人形を作るからではないかしら。」…その意味合い。〕
…困ったね。…
何だか勿体無くなってきた…
万全の状態で、全力でお応えできないのが、さ。
…アハハ、…つくづくだな。
……無こそが、私の願い。
それ以外は何も求めては居ないんだ。本当に。
[返すその言葉は、己に言い聞かせる響き]
けれど、お前には……生きていて欲しいな。
たとえヘンリエッタが死を厭わないと言ってもね。
お前が生きて、幸せに笑って……。そうか。
[突然思い浮かんだ考えに、"私"は思わず笑みをもらす]
これも「願い」だな。私の。
己の無を願うだけではなく。
[十姫の姿が翻った時、瞳から脳へと刻み込まれたのは、風変わりな装束に身を包んだ青年の姿]
見つかった?!
[不用意な偵察に自らを呪いながらも、十姫を懐に入れながら、退くか留まるかを迷う。迷うことを不思議とも思わず]
違うのか?
[一度まじまじとウルズの全身を眺め]
その疵に、魘され飛び起きる様子。まるで追われる者のそれだと思ったんだが。
……早とちりかもしれないな。
[己の身にも覚えのあることであったが故の勘違いかと、苦笑]
――洋館前――
[屋敷の前まで戻ってくると歩みを止める。小さく鼻を鳴らし]
この辺りか、それ以上詳細には探ることが叶わぬ。
お主も呪術使いであったか。
術は彼らの摂理に干渉する。
濫発は避けた方が良い…わしは彼らにあまり嫌われたくはない。
[彼の言葉をどう汲んだのか…小さく溜息をつき、腰に手を添える。辺りをぐるりと見渡して]
待ち人はどんなお方じゃ?
容貌がわからねば探すのも容易ではない。
…と、お主は所謂「誑し」というやつなのか…?
[今更な問いかけを投げた後、彼の言葉に浮かび上がる言葉に「悪い男じゃ」とじとりと睨みつけ]
お主は必要ではないと申すか?
誰しも、独りだけで生きていける者はおらぬ。
[ヘンリエッタとナサニエルにも手をあげて挨拶をし]
御機嫌よう、ヒューバート。
噂の君は未だエスコートしていないのね。
でも、近くまではきているかも知れなくてよ。
[悪戯な笑みと共に遠く視線を移し示すもあり]
[声に向き直るも其処には歪んだ笑みが映る]
何でかしらね。
厭な事を訊いてしまったならごめんなさい。
只、貴方はウルズのように怪我をしている訳でもなく、
ひとりで行動も出来るのにずっと人と居るから。
ナサニエルも、すてらのようにひとりは寂しいの?
[謝罪には緩やかに被りを振る]
[揺れるは結い上げた紅い髪か]
構わないわ。
謝罪も求めて居ない。
[去り行く人形にもう一度だけ一瞥をくれて。
近付いて来たヒューバートとすてらに軽く手を上げ返し]
お帰り&いらっしゃいー。なんかあった?
〔すてらに叩かれた背を漸く伸ばして…
結局またいつもの猫背に戻す。〕
ナサニエル…謝罪はいらない、むしろ此方だ。
ボクはヘンリエッタに随分礼を欠いているのだからね?
…痛かあないんだよ…もう。
どうやって今を遊ぼう?…勿体無い。
…ヘンリエッタ…リードを取ってくれる?
〔…ボクは今…、否、若しかしたらずっと。
過去をも夢見ているのかなァ…そう呟く。
望みは…違うもののはずだったのに、
今は――確かに含まれていた。〕
うむ。柳を見つけた。
待ち人は…この辺りにいる筈なんじゃがのぅ…。
[ナサニエルへヒューバートを指差し、ナサニエルの向く方角へと一度目を仰がせる。目を凝らし、ある一点を見つめ]
……やや?
[見間違いではないだろうか、遠くに見える影に小さく手招きをして確認。]
…わからないんだ。
[小さくこぼして、手の中の木の実に歯を立てる。
一口齧りとって、数度噛み、嚥下する。]
言われてみれば…そうだったのかもしれない。
…でも、わからないんだ。
[小さく溜息。
歯痕のついた実を、じっと眺める。]
[ヘンリエッタの謝罪に柔らかい笑みを浮かべ]
俺も別に構わないから―謝らないで良いよ。
[寂しいのかと問われれば過去を思い出したか遠い目をして]
―寂しいってか、嫌い。
――森らしき場所――
[いつの間に眠っていたのか。
瞼を開くと木漏れ陽の光が目に差し込んできた]
ん、む……。
此処は、何処じゃ……?
[眉根を寄せて辺りを伺えど人の姿は無い。身を起こすと凭れかかっていたのが大樹の根元だと判り、その幹を撫でる]
何か、用か。
儂は森番ではないぞ。番人ならばアーヴァインがおろうに。
[幻術師の言葉に小首を傾げ貌を覗いて]
[傘の柄と共に握る柳の枝を緩く揺らす]
困らせてしまったかしら?
惜しむ暇があるなら足掻いては如何?
望もうと望むまいと時は流れるわ。
[調律師の手を挙げるのに会釈を返す]
[彼女の言葉に不意に巨躯の男を想う]
独りで生きていける「人」が居るのかは判らないわ。
人形は独りで居られるのかしらね。
――森らしき場所――
[かさ、という足音が聞こえ、そちらを振り向く。
視線の先にはたった今その名を口にしたばかりの人物]
アーヴァイン。如何した。
何事か、起きたのか?
[問うた言葉に男は厳しい表情を返し、唇を引き結んだ]
…どちらも「人」じゃ。
人間も人形も関係あるまい。
[ヘンリエッタの言葉に目許を緩めて呟き、彼女らの言う人形の意は詳しくまで汲むことはできないが。]
――森らしき場所――
その手の話ならば、皆にも聞くべき謂われはあろう。
大方、集まっておるのではないか?
“集会場”と名付けられた場の《言霊》が呼ばう故にな。
――さ、行くぞ。ついて来い。見失うでないぞ。
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