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ふむ…皆思いつく先は同じじゃのう。
わしも真っ先に浮かんだのは「しろがね」じゃ。
白に銀と書いてしろがね。
やはりその髪にまず目が行くからのぅ…
気に入るかどうか…なさにえるの…しるば、か?
それも含め、決めるのはお主じゃ。
[名も無き青年を見て大きく頷き、聞こえてきた声に振り返り碧雫へと手を招く]
此処で邪魔だと思う者はおるまい。
わしの家ではないが、構わぬ。
共に中で休ませてもらおうではないか。
…そうかい。残念だ。
〔やや猫背気味にシャーロットの端正な面差しを覗き込もうとするも――後ずさる様子に、男は闇に亀裂が広がるような笑みを浮かべる。〕
気絶…させたのではないよ。これはボクのもうひとつの商売。
…と、――有難う?
〔些か陰鬱な中にも驚いた表情を垣間見せ…放られた果物を受取る。軽く掲げて、会釈らしき微細な身動ぎを見せ〕
ただで戴くのは、心苦しいものだね。
何か望みでもあるときは…承るから
憶えておいてくれるといいよ…果物屋。
考えておこう、「魚屋」。
お前は──、要るか?
[くつくつ笑う人形を肩に乗せた少年へ声をかけ]
残念ながら私はお前の言う嘲笑も優越感も憐憫もその他諸々、事足りているがな。
[またひとつ、果実を少年に差し出した]
ああ、もう一つ提供できるかもしれないものがあっ
[その言葉を遮るように、十姫の頭を鷲掴みにすると]
あ、痛いったら。何す……わわわっ
[そのまま十姫を川へと放り投げる。とぷん、という音を立てた後、十姫は川の底へと沈みゆく]
[背後の幻術師と蒼髪の娘を無表情で見つめると、また川へと視線を戻す]
そろそろかな。おいで。
[やがて十姫が両腕で身体ほどの魚を抱えて水面に頭を出した]
ごくろうさん。
[指を動かし、魚を抱えたままの十姫を手元へと引き寄せる]
せっかくだけど遠慮しとくよ、魚屋さんに、果物屋さん。
[手にした魚を上に掲げて二人に誇示すると、そのまま霧の中へと消えて行った]
そうか。
[差し出した果実を引っ込め、霧へ消える後姿を見送る]
私もそろそろ行くとしよう。これを届けねばならないのでな。
少々寄り道が過ぎたようだ。
また会おう、魚屋。
[言葉と共にわずかに微笑み]
[霧の中、二人の姿が見えなくなると、とたんに足を早め、急いでその場から走って離れた。やがてお気に入りの木の下に辿りつくと、慣れた手つきで木に登って行く。太い枝に腰掛け、川から汲み上げた水を飲み、少し気持ちを落ちつかせ]
人と……話しちゃった……
[舞葉の姿を見た人は、乱れたフードに隠れた顔からはその表情を伺い知れないが、心音が早鐘のように鳴っているのがわかるであろうか。両手で自分の肩を抱くようにし、懸命に身体の震えを抑えている。やがて心音は平常に、規則的になっていった]
あるにはあるが、放ったらかしさ。
〔突如舞台へ躍り出る傀儡の業に、細身の男は糸目を更に細めて其方へと注意を向ける。岸辺に置いていた長い杖を、緩慢な動作で拾い上げ――〕
――…!
…ふうん…可哀想屋さん…かね?
〔興味深さを示して、声音には抑揚が表われる。それも劇的に。〕
…それは、君が演じてくれる?
…ボクは…それが欲しいかもしれない。
よければ此方へ来て話を訊かせ――、…
〔ばしゃん。〕
〔遮って為される傀儡使の行動に、思わず人形が投げられた先の水飛沫を見遣る。やがて漁獲あるらしきを見て取ると、魔法使いは可笑しそうに肩を揺らして頷いた。〕
…残念でならんが…アハハ。ならば機会を待つとするよ。
またね…
[目を閉じて、長い眠りの中に居る。
悪い夢でも見ているのか、うなされているように息が乱れる。]
…センサー…が……
[時折、微かなうわ言。]
〔蒼髪の方と共に人形遣いが去り行くのを見送ると…またゆると視線を巡らせて戻す。いま刺激されたばかりの興味はまだ収まらず…幾分か機嫌よさげにシャーロットへも応じる〕
…引き止めて済まんね、アハハ。
果たすべきことを果たしておいで…果物屋。
〔垣間見える笑みには、やはり重苦しい雰囲気の笑みで応じる〕
――…「夢屋」だ。…ご依頼を待っているよ。
そうか。ではな「夢屋」。
[言い置いてその場を後に]
陰気な術師に、人形遣いか。
妙な人間が集まっているものだ。
[どこかあきれた口調で呟いた]
[振り返り、手招く姿と声。…優しそうな。
そんな印象を受けた彼女に、私は静かに礼を述べて。]
都合が悪ければ、私は霧のように消えましょう。遠慮なくお申し付けを…。
私の名は碧雫と申します。僅かばかり憩いの時を、お邪魔するものでございましょうか…。
[部屋の中へと進み、片隅へ腰を下ろした。
不躾にならない程度に、間取りやその場に居る人達に、淡い視線を投げかけながら。]
[どうやら長話をしていたせいで目の前の青年は眠ってしまっていたようだ。聞こえる譫言に不思議そうに首を傾け]
…扇子?
暑いのか。
[立ち上がり、小屋の中を探って見つけてきた鍋の蓋で軽く扇いでやり]
…腹が減ったのぅ。
落ち着いたし飯も探しに行かねば。
ここは何もなさそうじゃし…
[道々新たな果実を手折りつつ、小屋に戻ってみれば]
増えてないか。
[小屋からは先ほどよりも多い人の気配]
[血臭はしない……であれば、見つかったわけではなく]
お主が出て行きたいのなら引きとめはせぬが、
わし等がお主を何処かへやろうとは思っておらぬ。
何よりも寛ぎの場を最初に乱したのはわしじゃからな。
碧雫と言ったか、お主が気にすることは何もない。
[碧雫へとカラカラと笑い声を上げ、扇ぐ手は止めず]
少々狭い思いはさせてしまうが、寛がれるといい。
わしの名は「すてら」じゃ。
……。
〔幻術師は暫くの間、霧の向こうへ消え行く舞葉が…
自らの感覚が及ぶ範囲外へ逃れるまで待ち――呟いた。〕
キミも兼業か…人形遣い。ハハ。
〔「十姫」と呼ばれた傀儡の言葉と、言葉少なに
呼んだ舞葉の声と。…長身の男は記憶に留め置く。〕
〔"果物屋"と挨拶を交して別れると、魔法使いもまた
住まうべき場所を探してか緩慢な歩を踏み出す様子。〕
〔足元も外套の裾も濡れたままで…川原の乾いた石に
足跡を*残しながら*。〕
[歯に衣着せぬ。
そんな例えが似合う人だろうか。
目の前の彼女は、摘み上げた鍋の蓋で涼を得、気さくに話しかけてくる。]
気にする事では…?
嗚呼、でも其処のお方の眠を邪魔しかねないけれど…。
でもあなたが気にするなというのなら、私はあなたの言葉の分、素直に従うわ。ありがとう。すてら…。良い名前ね…。
[名乗る名前の不思議さに。異国の人かと首を傾げるけど。自らもまた人であって人でないのような者。範疇など気にしてはならない。気にする必要も、無い。]
所であなたも此処へ…辿り着いた者なの?
[言葉を察するに、彼女もまたシャーロットと同じ旅の者だろうか?
そんな疑問が過り、私は問いに変えて吐息に言葉を乗せた。]
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