情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[芹菜の様子にくすりと笑んで。
ふと、何か思い至ることがあったらしく、袂を探る。]
礼に…ってほどでもないのだけど、
こんなのしか、持っていなくてねぇ。
[折りたたみ式の赤い携帯電話。少女の小さな手へと差し出して。]
…多分、圏外だから使えないと思うけど…持っててほしいな、絆として。
こうして出会えて、たくさんの事を知って、たくさんの事を取り戻せたのは、君のおかげだから。
〔二人の遣り取りの合間…もう一度青年の瞳を覗き見る。
携帯電話は物珍しくもあるのだが、そのバックライトを映す彼の瞳に…鏡の淵が兆しているかどうかそれを確かめたくて〕
〔未知の機器に興味は湧くものの、それは芹菜のものだから…と寄せた身を起こす。胸から下をひとつふたつ摩る仕草をし…〕
…いや…この調子で全部眺めていくと流石に、と思ってね。
〔頬をひとつ摩って、場に居る者を眺め遣る。〕
…海の名に拘ると混乱させてしまうかな。
では…"Void"…と其処へ浮かぶ者の名を呼んでもいいかい?
〔首を傾けて青年に呼びかける。携帯電話を気にしている芹菜へは、玩具でいいと思う…と静かに笑みかけて〕
…"Void"、お前は俺をそう呼ぶか。
[その名に微笑んで頷いて。]
空虚ならば、これから満たされればいい。
一度ゼロになり、そこから新しくはじめるだけだ。
[ほんの僅か、砂のように粒子がこぼれるのは、消滅の前触れで。]
…ただ、今はもう少し…この地に居たいんだ。
きちんと別れを言えてない。
[消え入るような声で、小さくつぶやく。]
[赤いケータイとやらから流れてくる歌声に一心に聴き入っている]
?
[パラパラと砂のこぼれるような音がした気がした。辺りを見回すが]
気のせいかな?
〔青年の例示には、幾つか頷いて…記憶に頼るばかりではいけないね…と納得もする。丁寧に礼を言って立ち上がる〕
…キミを受け容れられて…よかった。
魂の魅力は消えないから…輪廻の先でも
時間はかかるけれど、きっとボクにはキミが解るよ。
〔そして別れの対象を気にかけ…胸の痛みを憶える。
…深く深く、案じる眼差しを注ぎ…〕
…またこの名で呼ばせてくれるね…"Void"。
村に限らず、この国でも別の国でも…また逢いたい。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新