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[声を掛けられ、目をやって、
思わずその身を強張らせる。
視界の中の鮮やかな赤は、先ほどの感覚を思い起こさせて。
その巻き毛の髪をずっと見ている。]
如何したの?
[彼の身が強張る気配に浮かぶ困惑]
[傾げる小首に深紅の巻き毛が揺れ]
[髪を見る彼と視線は交わる事無く]
目が醒めたのなら、何か食べる?
木の実と、ミッキーのとった兎も、
今ナサニエルが捌いて呉れてるわ。
〔間近で見る果物屋の横顔に、一度唇を引き結ぶ。ややあって口を開き…〕
……。少なくとも、…キミはここにいていいよ。
ボクが未だにここにいるようにね。
夢で罰を受けるなら…それは一度でいい。
忘却は万能だけれど…何もなくならないよ。何もね。
…アハハ、これは御老の前では通用しないか。
〔柳の杖を両手で握り…緩く絞るような仕草。相手につられて脚を止め〕
…あの御老は…ボクを混乱させる人だな…。
正直な印象を言いたいけれど…今はよしておくよ。
いや、大丈夫。
[右手で左手首を握り締め、首を振る。]
…少し悪い夢をみただけだ。
傷が疼くからかもしれない。
[食事をとの言葉に、素直に頷く。]
今日は余り良い夢ではなかったのね。
傷もそろそろ治りかけているのかしら。
[彼の頷く頃には忍者も兎を捌き終え]
お疲れ様、ナサニエル。
[果たして料理は誰の手によるものか]
[木の実と共に兎の肉も其処に並ぶ]
[取り分けた其れを放浪者へ差し出し]
先ずは食べて落ち着くと良いのだわ。
人は簡単に理解できるものではない、からね。
老人にしても会えばそこに何かを見るかもしれん。
正直な印象か。人には言えない酷い印象でも持ったか?
[揶揄う声音]
本当に此処に居ても、いいのだろうか。
平穏を望むなど──
[呟く言葉は途中で途切れ]
──やはり、無理な話なのかもしれん。
[視線を転じ、木立の向こうを真直ぐに]
[微かに鼻腔を擽るは錆びた鉄にも似た]
…そうだね。会えるといい。話がしたいよ。
――ボクは天邪鬼だから、あまりにも真っ直ぐ
求められると…噛みつきたくなるけどもね。
…いま言うべきじゃないだろう?
〔杖から1本、柳の枝を折り取る。シャーロットへと差し出して顎を僅かに揺らし〕
…これは夢屋からの感謝の気持ち。…疵を有難う。
果物屋。…キミがいなくなったらボクは……、
〔…言いかけて、シャーロットの様子に薄く目を瞠る。〕
――どうした…?
〔自分に感知できないものを察したらしい相手に尋ね、
共に其方へと向かってみることとし〕
[差し出された枝を片手に玩びながら]
血の臭い。
この先……然して遠くない。
[答えつつ、ヒューバートと共に木立の合間を進む]
[一歩毎濃くなる匂いにその手は固く握られて]
――…血? …っ
〔幻術師の顔が、僅かに蒼褪める。もともと血の気の薄い頬。〕
わか…った。行こう…
〔シャーロットと"其処"へ近づくごとに、幻術師の様子はおかしくなりはじめる。足取りが重くなる。喉を押える。汗ばんで…思い詰めたような眼差しを白い闇へと刺す。〕
…っぐ、……アー…ヴァイン…だ。…
〔見え始める前に、苦鳴を漏らす。幻術師の喉へは、蒼黒い疵のような痣がくっきりと浮き出ていた。鋭い苦痛に苛まれながら、それでも歩き…
――やがて到る。"其処"に〕
[窓を開け夜風を招き入れて]
[日傘をさす侭に窓枠に腰掛け]
[はたり] [はたはた] [はたり]
[編み上げのブーツを揺らして]
[室内を見回し緩やかに瞬く]
ミッキー、村の中を探索した貴方ならば、
アーヴァインの云っていた井戸の場所は判る?
[答えを貰えば謝辞を返すだろう]
[窓外へと視線を移し闇を見詰め]
何が正しくて何が間違えているのかしらね。
[ひとり言ち幻術師に貰った柳を揺らす]
[ヒューバートの苦しげな声に、ちらとそちらを窺うが歩みは止めず]
[木立の向こう、木々の合間]
──番人。
[紅い血は夜闇に黒く色を変え]
[黒の溜まりにその男は倒れていて]
[一層硬く、ぎりと手は結ばれる]
― 屋敷→枯れ井戸 ―
そろそろお暇するわ、御機嫌よう。
[周囲の者達に挨拶をし屋敷を出て井戸へ]
[覗き込む闇は底が知れず只ひたすら暗い]
[細い井戸の淵に立ち日傘をくるりと回す]
暗いわね、暗いわ、暗いのだわ。
果てなく何処までも続く闇みたい。
この闇の先にも何かあるのかしら?
ねぇ、アーヴァイン。
[先の言葉を想い返る事の無い問いを囁いて]
[井戸の中を見詰める石榴石に闇が映り込む]
──行こう。
[暫しの間、番人の亡骸を見つめていたが]
[ヒューバートへ告げ、返事も聞かずに歩き始める]
誰かに伝えねばならないな。
[一人ごち、誰が良いかと思案して]
すてらに伝えれば、他にも知れるだろう。
[村を作ると語った彼女がこれを知れば、どんな表情を見せるのか]
[そんなことを考えながら、*道を戻る*]
〔ひゅう、と喉に苦しげな音が立ち…声を絞る。〕
く、どうやら魔法の…副作用だ。…ここで待ってる。
〔呼吸を整えながら、少し離れた場所からシャーロットの様子を見守る。"安らぎの地"の番人は、幻術師の目から見ても既に…と見えた。…僅かに目つきを厳しくする。〕
…ああ。皆に知らせないと…ね。…
確かに、すてらに伝えるのが一番早いんだろう。
〔人狼の脅威が確かに目の前にある今、必ず知らせなければならなかった。シャーロットと、皆が集う洋館へと戻った。〕
全てが私と同じ訳は無いもの。
誰一人同じ筈が無いのだわ。
咎を裁ける筈も罪を赦せる筈も無いのに。
[随分と長い間そうして闇を見詰めていた]
[ドレスの裾を翻し来た道へと振り返る]
[眼差し遠く首を傾げる仕草はあどけない]
みんなは如何するのかしら?
[素直な疑問を零して井戸の闇へ*向き直る*]
〔洋館へ着くと、すてらにアーヴァインのことを知らせる
…と言ったシャーロットの後姿を見送る。やがて俯き…
広間を訪れると、ウルズの傍へと腰を下ろす。〕
痛みがあるなら、ボクはキミにそーっとしか触れないんだね…
〔銀髪の青年を眺めながら、幻術師は隣の間合いを暫く遊ぶ。感じかたに違いはあれど、痛みを持つ彼に…親しみを感じていた。柳の枝を折って、食事を取っているウルズへと渡す。〕
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