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舞葉か、良い名じゃ。
[ぎこちないが笑顔を返してくれたことが嬉しい。自然と微笑が浮かび]
まだ中におる…何人いるじゃろうか。
ここにいる人数よりかは少し少ないが、
其処まで差はないはずじゃ。
[これで半分、と呟き洋館へ戻るよう皆を手招きで促す]
[調律師が老人の名を紡ぐのに倣い]
[口の中で幾度か其の名を紡ぐもあり]
[苦笑するらしき表情を静かに眺め]
ならば必要は、最初から無かったのだわ。
生も、死も、私には等価値なのよ。
[問い掛けには緩やかに被りを振る]
かけられた言葉も其の不在も、
寂しくは無いの。
愛(かな)しいだけ。
居ても居なくても変わらないのだから、
全てはもう終わった事なのだわ。
霧が深いなら晴れるまで待てば良い。
霧の中を手探りで歩くのも楽しいかもしれないな。
私が道の先に願うものは、手が届かないかもしれないが……。
何の集まりやら。
既に出会った顔ばかりだが。
全てつれて戻ってくるらしいな。
[ヘンリエッタに向き直って、ゆっくりと一礼を返す。彼女から感じる不思議な匂いに、首を傾げ、懐から人形を取りだして]
ぼくの名前は……舞葉。兄者がつけてくれた。こっちは…・・・・十姫。
[掌の上で人形がぺこりと挨拶をする]
[ヘンリエッタとステラに促されるように、想いを扉の中へと飛ばしている]
[老人の言葉に白髭から其の眼差しへと視線を移し]
最初は只のお人形さんで其の内に魂は憑くの?
魂の在り処よりは、在り方には興味があるわ。
モーガンは、私は生きていると思う?
[少年の声に耳を澄ますでもなく聞き落とすでもなく、ひとり述懐するように言葉を紡いだ]
然様か。
生身の者とは同属であり他人である故な。まったくもって厄介なものよ。この世でもっとも手に負えぬものの一つよの。
じゃから、方便を用いて距離を隔てる。さりとて無碍には出来ぬと思うあたり、で既に罠に嵌って居るのじゃ。悩みも惑いもせずとも良いのにな。
舞葉、舞葉、舞葉…
舞葉は素敵な名前をお兄様から頂いたのね。
[名を舌の上で囁くうちに少年の懐から出される人形]
[主の手に収まる其れを見詰め石榴石の瞳は揺れる]
[掌の上で挨拶する十姫に倣い再度ドレスの裾をあげ]
舞葉も十姫もよろしく。
さっきはひとりだったけれど、
十姫は舞葉に大切にされているのね。
[良かった、と小さな呟きは半ば無意識で]
そう、悲しいことを言うな。
その等価値すら、この先変えられる。
生きる喜びを共に覚えよう、へんりえった。
誰にでも等しく訪れる死の時に充足を得られるように。
そして此処からまた始めよう。
此処にお主が居ることを、わしは望んでおる。
[ぽつり、呟いて。屋敷の中へと戻る。リビングへと入り、中の者に軽く手を振り]
…ただいま。
…晴れたら、よいな。
[そうポツリとつぶやいて、ソファーに座りなおす。]
おかえり、ステラ。
[人々を引き連れて、真っ先に入ってきた彼女を見つけて、くすりと思い出し笑い。
村を作るというのなら、村長はきっと彼女が適任だ。]
ふむ。そなたの言葉を聞くに、此岸でもなく彼岸でもない狭間の地点にヘンリエッタは留まっている……と儂には思えるの。
この点ばかりは見定める事が叶わぬようじゃ。
が、一言だけ言っておこう。爺からの忠言じゃ。
生きている、と、死んでいる、と。
いずれか判らぬと言って探ろうとしても、容易に理解に至れるものではあるまい。唯、“気づく”ものであろうよ。
[素敵な名前と言われて少し照れた表情を作る。ヘンリエッタも素敵な名前だと心の中でつぶやいて]
大切……?
[ヘンリエッタの言葉に、十姫と目を見合わせる。十姫の口からはくつくつと押し殺したような笑い声が零れている]
[老人の言葉に耳を傾けるが、難解な言い回しにきょとんとした顔。やがて自分で確かめるように]
……独りになったら、そんな悩みも惑いもなくなる…んだよね
[ウルズに迎え入れられると安堵に微笑を浮かべ]
…何か面白いことでもあったのか?
[笑う理由を問い掛け。シャーロットにも頷き]
待ち人を連れてきた。
恐らくこれで皆が集まったようじゃ。
そうじゃの、焦ることはない。
皆で少しずつ、生活に必要なものを揃えていけばよい。
[住む為の屋敷もある。今はこれで充分と緩く頭を振り]
[ヘンリエッタにというよりも、己に言い聞かせるように呟いた]
生々流転、輪廻するは人の世の習わし。
魂なき物に宿った魂も、やがては何処へかと還ってゆこう。
されど輪廻を繰り返し因果の糸を紡ぎ続けるが安らぎと、成り得るものか――。
[ゆっくりと首を振り、顔を伏せてやがてその場を*後にした*]
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