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[幻術師の言葉に石榴石の瞳は獣の如くすと細まる]
[ほんの刹那だけ其処に浮かぶ色は何だったのか]
ねぇ、ヒューバート。
私は最初から礼儀を求めては居ないのよ。
そして私と貴方は似て非成るものだわ。
でも怖がらせてしまったかしら。
きっと私が気付かずに迷惑をかけているのね。
其れに関しては本当に申し訳ないと思っているのよ。
気紛れな私は今は此処に居るわ。
先の事は約束なんてしないけれど、
若し望むならば先の様に何時でも手を伸ばして頂戴。
[手にした実を食みながら、シャーロットの話を聞いている。]
…記憶が戻ったら、俺はどうなるのだろう。
[ただ、漠然とした不安。]
[手を懐に入れたまま辿りついたのは洋館の前。多数の人々がかわす言葉に耳を傾けている。そのほとんどは早すぎたり小難しかったりで理解できないのだが、それでも]
ヘンリエッタ……ヒューバト……
[呼ばれている名前を覚えようとしている]
[舞葉へ目配せをしてからナサニエルを指差し]
「ナサニエル」
[モーガンと番人の名前はわからない…申し訳なさそうに舞葉を見てから自分を指差し]
「すてら」。
お主の、名は?
[一度洋館を仰ぎ見て]
…立ち話もなんじゃのう。
皆、中へ入らぬか?
中にもまだ、人がおる。
[最後に添えた言葉は舞葉へ向けたもの]
言葉に魂が宿るならば、人形にも魂は宿るかしら?
[老人の言葉に問い掛けるのは純粋な疑問]
[武人であったと云うのには幾度か瞬いて]
武人の本義が何かも私には判らないけれど、
言葉は時に刀より容易く疵をおわせるとは思うわ。
[忍者の笑みにくるりと日傘を回して]
[籠められた想いの幾許かは汲めたか]
私のいざと云う時はもう過ぎてしまった気がするわ。
そんな貌しないで、ナサニエル。
貴方は今は一人ではないのだから。
知るか。
[突き放すように言い、やはり苦笑][どこか憐れむような目をして]
お前の道はお前の前に在る。私の道も同様にな。
先に何が待っていようとも歩くしかないのではないか?
歩き続けていれば、その先に願うものがあるだろう。
何を願うかは、人それぞれだがな。
――洋館の前――
待ち人か、儂のことではあるまい。それは――
[すてらに尋ね返して視線を追う。歩いてくる少年の様子はあまり平常と呼べるようには思えなかった。アーヴァインに目で尋ねても首を傾げるばかりだったが]
……少年。生身の者は苦手かね?
[彼から見取った生業を重ねつつ舞葉へ声を掛けた]
[すい、と大窓の外に視線を転じてみれば、そこにはちょっとした人の輪が出来ている]
……また随分と集って。
一体何を話し込んでいるのやら。
[見てみろとウルズと芹菜の二人に目配せ]
[口元にはさらに濃くした苦笑が浮かんでいる]
[呆れるような、面白がるような]
残念ながら爺のことではない。
其処の坊のことだった。
しかして、爺のことを忘れていたわけでもない。
名を訊き損ねていた…とは今思い出したが。
[腰に手を添えたまま、申し訳なさそうにモーガンを一度見遣り]
[舞葉へと名を伝えているらしき、すてらの言動。
彼女が己の方を見たことで漸く気づいた]
……ふむ。名乗らねば、判らぬか。
……不便なことよの。
儂の名は、モーガンと言う。
この村に随分と前から住んでいる爺じゃよ。
一体いつ頃から住んで居ったのかも、もうわすれてしまったがの。
…道、か。
[食べ終わった木の実の種を、前のテーブルへと置く。]
君には、見えているんだろうな。
振り返った背後の道も、足を向ける先に続くいくつもの道も。
…俺にはまだ見えない。
振り返っても、先を見ても…深い霧に覆われたままだ。
前を向いているのかも、わからないな。
とても簡単な事よ、すてら。
私は殺す以外の事を教わらなかった。
只、其れだけの事なのだわ。
[足りない言葉は其れ以上の説明を望まぬ故]
[眉尻をさげられるのをじいっと見詰めて瞬き]
[不意に俯き加減に薔薇色の唇を尖らせるか]
でも此処には、お父様は居ないもの。
[すてらに言われた名前を頭に刻みながら、自分を指差して]
まいは…
[ぎこちなく笑顔を作る]
まだ人がいるの?
[先刻見た大きな人形のことを考えている]
〔いよいよ時がなくなってきたので、申し訳ないと顔の前に手刀を立てる。ひとまずモーガンの言葉へ応えることとして〕
…互いに欲張りすぎるから一歩引かないと弾き合ってしまう…
師匠とボクとはそういう関係なのだと思う。
だからどう頑張ってもボクの考えは貴方に届かない。
これは多分…好む環境の問題。
…ただの演者さ。
それ以外だって、なんだってよかった…
〔淡々と受け止めて、開き直るでもなく…
モーガンの問いへは真摯ながら困惑げにする。〕
[声をかけてきた老人に微かに警戒心を抱きつつ、じっと瞳を除き込む。それが自分に対して害意を持っていないように思えて]
うん、苦手……かな。
[小さくつぶやくように口を開く]
[少年の呟く如く名を紡ぐのに視線を移し]
[微笑みドレスの裾を軽く持ち上げ一礼]
御機嫌よう、噂の君。
そう、私はヘンリエッタ。
ヒューバートから貴方の噂をきいているわ。
宜しければ貴方のお名前も頂けるかしら?
[窓からの視線に気付き瞬くもあり]
ウルズは未だ外には出られないでしょうし、
そろそろ残る人達の顔も見に部屋へ戻らない?
爺の名はもうがんか。
変わった名の多い集落じゃ。
先刻の道案内は助かった、感謝をしておる。
[こくり、一つモーガンへと頷きを返し舞葉へとモーガンの名を告げる。ヘンリエッタの言葉に目を伏せ…微苦笑を浮かべたまま少女の姿を見つめ]
もう、殺す必要はない。
これからは生きることを覚えればよい。
此処には皆がおる、皆から習えばよい。
…父様が居ないのは寂しいか?
[白髯を扱いた手を止めて日傘の少女へ頷いた]
憑喪神というものは何処の世にもあるものでな。古来より例を挙げるに暇は無いほどじゃて。まして人の形(なり)をしておれば憑かぬほうが不思議というもの。そも、そのように考えた時に魂が生まれ出ずると言い得るやもしれんが。
そなた、魂の在り処に興味があるのか?
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