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隠者 モーガン が参加しました。
――川辺――
[傍らを通り過ぎていく男に声を掛ける]
おや、ヒューバートではないか。お主も食っていかんか?
鮎の塩焼き。美味いぞ、まだこの時期ではちと小ぶりじゃがな。
[そう言って指差した先には、適当に組まれた石のかまどと周りを囲んだ何本もの串。香ばしい匂いを漂わせていた]
……うむ。良い焼け具合じゃ。どうかの?
[竹串の両端を持ってむしゃむしゃと、後には骨も残さない健啖ぶりを示しつつそう言った]
…気にせねばならぬだろうか…。
[悩むように小さく唸り、腕を組んだまま一つ頷き]
お主がそう言うのならもう少し声を潜めることに努めよう。
しかし、未だ名の判らぬこの男は人が話している
最中にぐーすかと眠りについてしまったからのぅ…
…体力が、落ちておるんじゃろう…粥を作ってやらねば…
[話している内に辿り着いた結論に自然と声は潜まり]
そうじゃ。つい先刻の話…
安住の地が在ると風に聞き、霧の中を辿ってきた。
碧雫も、そのようなものか?
[あなたも…その言葉から似たようなものかと判断して、問いを返す]
――川辺――
……ふむ。まあ、ぬしにも用事はあろうて。
[呟いて半紙を敷いた篭を取り、残った塩焼きを収めていく]
ひい、ふう、みい……まあ、一人に二本は当たるか。
さて、と。あやつは目を覚ましたのか、否か。さてはて。
[手桶で川の水を掬って火に掛け、家の建ち並ぶ方へと歩き出した]
――小屋への途上――
[何かを運んでいるらしき後ろ姿。よほど量が多いのか大切なものなのか、しっかり抱えているようだった]
ん。そなた……。
ふむ、シャーロット、か。何をしておるのじゃ。
[呼びかけて、小屋の戸口へ近づいていく]
[ほぼ同じタイミングで二方向から声をかけられ、苦笑]
[老人をちらと一瞥し、小屋の中を覗き込む]
……ずいぶんと手狭になったことで。
[言ったところで老人の声][「名」を呼ぶ]
[表情が変わる][緊][腰の隠しへ手を伸ばし]
──お前は誰だ。
[冷えた声音]
[戸を開けた所で変わる緊迫の空気。一つ、息を吐き]
――…娘、事情は判らぬが落ち着かれよ。
わしは諍い事は好かぬ。
これ以上怪我人が増えるのもごめんじゃ。
[中の銀髪の青年を顎をしゃくって示し]
――小屋の前――
[中から聞こえてきた誰何の声にえへんえへんと咳払いする。シャーロットの緊迫した雰囲気にもまるで気を張らぬ様子で答えた]
儂か?
見たとおりのそのまんま。モーガンじゃが。この村には古ぅから住まっておるよ。
アーヴァインめは阿呆な事をぬかしておったがな。
まだ集まっておらぬとか、この村が無人じゃとか。
なに、奴には見えておらんのよ。この世界の本質がな。全ては一であり一は全てに通ずる、ということをな。
気にしなければ…と言うよりも、気になってしまうのです。
[腕を組んで考える姿に、私は素直な心情を述べる。
横になっている者の妨げはしたくはない。それは自分が常にそうあって欲しいと願うから。]
話している間に…。余程お疲れなのでしょうか?それとも――
[微かに鼻腔を擽る血の匂いがして。私は一瞬だけ最悪な状態を思い描くけど。眠るという言葉をありのまま受け取る事にして。]
そうですね…。目が醒めたら、何か食べるものを差し上げた方がよろしいかと。
――安住の地の事については、私もすてらさんと同じく、風の噂にて誘われし者です。噂以外何も知らないので…。
[と、会話をする内に、外から視線のようなものを感じたけれど。思った次の瞬間、目の前の人がすたりと戸を開けたので。私はその成り行きを、ただ静かに見守るだけに*徹した。*]
[女の言葉に些か戸惑った表情を浮かべ]
初対面であるはずの人間がいきなり名を呼べば、警戒するのは当然だろう。
[隠しへするりと手を忍ばせ──欠けた刃でも無いよりはマシ]
[しかし、次の老人の言葉に僅かに力を抜いた]
この村の民か?
村の民がなぜ私の名を知っている。
[自らの言葉に独り小さく頷いた]
然様。この世界は全てのうちの一であり、しかし同時にこの一が全てに繋がっているのじゃ。
いずくから来たるも自由、いずくへと去るも自由。
あらゆる可能性は全ての事柄においてその内に含まれておる。
儂がここに居る、というのは唯の方便に過ぎぬのじゃ。
そしてそなたらがここに居る、というのもな。
[十姫の腕から動かなくなった魚を取り、手にした小刀で鱗と腸を除けて枝の上に置いて、両の手を魚へとかざす。やがて魚の表面の色が変わり、香ばしい匂いが鼻をつく。頃合を見計らい、魚を両手で持って、齧りつく]
あの人たち、集落の住人……だよね?
[咀嚼しながら、先刻の人々のことを考えていた]
[シャーロットの詰問に破顔し、快活に笑い声を上げる]
ふ、は、は、は、は――。
それは至極真っ当で、しかし当を得ぬ問いかけじゃな。
何故なら、儂はそなたを『知っておる』。
同じようにそなたも儂を『知っておる』。
名は体を表す、というが正にこの言葉は言いえて妙なのじゃよ。
世界の本質とは“名前”。呼び名それ自体に本質が宿る。
そのからくりを知っておれば、仮初めの名を見抜く事などは手品の内にも入らぬ事じゃて。
そうか。
わしはどうもその辺りの配慮が利かぬ。
[声を潜めることに努め、ちゃんと碧雫に伝わったかはわからない。調節をしすぎてあまりに小さな声になっていたかもしれず]
先程、扇子と呟いておったから恐らくは大丈夫じゃ。
誰か治癒できる者が居るといいんじゃが…
何にしてもこれから、わし等は仲間じゃ。
仲良くしてくれると嬉しい、碧雫。
[振り返り、碧雫に歯を見せて笑いかけた。]
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