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…わからないんだ。
[小さくこぼして、手の中の木の実に歯を立てる。
一口齧りとって、数度噛み、嚥下する。]
言われてみれば…そうだったのかもしれない。
…でも、わからないんだ。
[小さく溜息。
歯痕のついた実を、じっと眺める。]
[ヘンリエッタの謝罪に柔らかい笑みを浮かべ]
俺も別に構わないから―謝らないで良いよ。
[寂しいのかと問われれば過去を思い出したか遠い目をして]
―寂しいってか、嫌い。
――森らしき場所――
[いつの間に眠っていたのか。
瞼を開くと木漏れ陽の光が目に差し込んできた]
ん、む……。
此処は、何処じゃ……?
[眉根を寄せて辺りを伺えど人の姿は無い。身を起こすと凭れかかっていたのが大樹の根元だと判り、その幹を撫でる]
何か、用か。
儂は森番ではないぞ。番人ならばアーヴァインがおろうに。
[幻術師の言葉に小首を傾げ貌を覗いて]
[傘の柄と共に握る柳の枝を緩く揺らす]
困らせてしまったかしら?
惜しむ暇があるなら足掻いては如何?
望もうと望むまいと時は流れるわ。
[調律師の手を挙げるのに会釈を返す]
[彼女の言葉に不意に巨躯の男を想う]
独りで生きていける「人」が居るのかは判らないわ。
人形は独りで居られるのかしらね。
――森らしき場所――
[かさ、という足音が聞こえ、そちらを振り向く。
視線の先にはたった今その名を口にしたばかりの人物]
アーヴァイン。如何した。
何事か、起きたのか?
[問うた言葉に男は厳しい表情を返し、唇を引き結んだ]
…どちらも「人」じゃ。
人間も人形も関係あるまい。
[ヘンリエッタの言葉に目許を緩めて呟き、彼女らの言う人形の意は詳しくまで汲むことはできないが。]
――森らしき場所――
その手の話ならば、皆にも聞くべき謂われはあろう。
大方、集まっておるのではないか?
“集会場”と名付けられた場の《言霊》が呼ばう故にな。
――さ、行くぞ。ついて来い。見失うでないぞ。
…あぁ。
[頷くその声は、わずかに苦々しく。]
何故ここへ来たのか。
何故怪我をしたのか。
そもそも俺は…何処に居て、何をしていたのだろう。
[左手で額を押さえ、ゆるゆると頭を振る。
さらさらと、肩に流れる銀の髪。]
ヒューバートは礼を尽くそうとしているもの。
[一瞬だけ強化した瞳は躊躇う彼人を捉えるか]
[向き直り悪戯な笑み引き緩やかに被り振る]
ヒューバート、私のリードは必要ないわ。
直ぐ其処だもの、見つかったのも気付いている。
きっと自分からきてくれるのではないかしら。
其れでも逃げたら追いかけて掴まえてくるわ。
[樹に隠れて洋館の様子をちらりと見る]
……ずいぶんたくさん人がいるみたいだね。
[手招きしている人影に]
誰だろう?さっきの人とは違うみたい……遠くてよくわからないけど。
[人を見てもあまり足は震えていない。むしろ頭が軽くなるような、不思議な感覚]
…ン、…有難う、すてら…
キミが立場を悪くすることをボクは望んでない。
痩せっぽちのボクだけれど、キミも誰をも守りたい…
〔すてらの言葉に力強く頷いて…待ち人の人形遣いの特徴を伝える。――かわいいひと。要約するとそういうこと。〕
…誑かし…、まあそうだね。
――必要の度合いを…最小限に留めたいとは思う。
時が近いから。
〔…ただこれは、個人的な…全く個人的な理由。
少なくともいま話すべきことではなかった。〕
ほう、間違いではないようじゃ。
よくはわからぬが…坊か?
[我慢強く、遠くの影へ手招きを続ける。声には出さぬが「おいで」と口を形作り]
[謝罪は必要ないと云う忍者の笑みを見詰め素直に頷く]
[続く言葉と眼差しには不思議そうに小首を傾げるか]
独りは、厭うべき事なの?
よく判らないわ。
[調律師の言葉に長い睫は緩やかに瞬く]
成りたいとも想わないけれど、
私は人では無いのよ、すてら。
でも…
どちらも愛(かな)しいのかも知れないとは想うわ。
――森らしき場所→洋館の前――
[モーガンの視界に入るのは道程の風景ではなく目的とする場所の様相のみ。凹凸した地面も曲がりくねる細い道も意に介さぬ様子で歩を進める。まるでよく均された平坦な道路を歩くかのような風情。奇妙な事に、後に付いてくるアーヴァインの方が息を切らし、汗を吹き出させている程だった]
……さ、着いたな。
……おお、あの辺に集まっておるか。
間違いなく全員、と言うわけではないようだが。
[会話する人影を遠目に見て、背後の男を振り返った]
……何を疲れた様子をしておる。主はそうだからいかんのじゃ。距離も時間も、それを障害と思うからこそ妨げになるもの。そのように考えておるうちは到底、如何ような業からも逃れることはできんぞ。
ああ、なるほど。
[ウルズの言葉にようやく理解し頷いた]
頭でも打ったか、もしくは余程酷い思いでもしたか。
しかし、忘れていられるのならそれは幸せなことかもしれないな。
どちらにせよそれだけの疵。ろくな目には遭っていないだろうから。
[ふ、と微笑み]
体の疵はやがて癒える。お前の場合、回復も早そうだ。
尤も──
[と、どこか面白がるような呆れるような表情を浮かべて]
癒えれば癒えたで、すてら辺りに使われることになるかも知れんな。
村を作るのだそうだ。
集ったものと力を合わせこの隠里に。
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