情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
─1F "Platform"─
[ざわめく人々を飲み込んで、不夜城は輝く。
不穏な気配をはらむそこも、何も知らぬ一般人にはいつもと同じ……
娯楽を、快楽を、ちょっとしたスリルを味わう為の期待に満ちた場所。]
[常と同じく、影の男は雑踏の中から陽炎の揺らめくように姿を現す。]
誰を愛してるって?
…仲間ならみんな愛してるよ。
[くす、と笑い声を漏らす]
そして…あたしだけ見てくれる人はもっと好き。
凄く。溜まってるの。
つまみ食い、してないし。されてないし。
[ローズの目を見やると、青い瞳は細くなる]
飲めない?危険だから?
しかも酒癖が悪いの?
[コリンズグラスを傾けながら、女は僅かに驚いたような声色を上げて、老年の男を見つめる。]
自覚する位だから、きっとダニファー爺の酒癖って、きっと酷いものなんでしょうねぇ…。
[口許から零れるのは、きっと苦笑と呼ばれる類の笑みだろう。
それ以上女は、男の事情に深入りはしないといった様子で頷いて見せた。]
その場でストリップショーを始めてしまったり、
誰彼構わずにディープキスを施してしまうとか?
[ダニエルの酒癖にはそれだと面白いとでも言いたげに目を細めて、けれども瞳からオードリーの姿を外すことはせず]
ラッセル。お主なぁ……
そのようなことを、儂がすると思うか?
[予想外の言葉に、思わず苦笑が漏れる。]
……まあ、儂がもし酒を必要とするのなら……
[くくっ…と笑い、口許を歪める。]
それはまだ、秘密よ。
─1F "Platform"バーカウンター─
[するりと空いた隙間に滑り込んだ影の男は、バーテンに注文を尋ねられると、短い言葉でそれを断った。
椅子には座らず、テーブルに上体を凭れかけさせるようにして立つ。黒手袋の指を軽く組み合わせ、周囲に視線を配った。]
そうだ、ローズ……
儂もひとつ、お主に尋ねてみたいことがあったのを思い出したわ……
[ローズの目をじっと見据えて、男は口を開く。]
お主………
「人殺し」は、好きか?
しなさそうだから"あえて"そうであればいいって思って。
見る分には時間潰しにできそうだし。
[ダニエルへと小さく肩を竦め]
…そう。
介抱は面倒だから心優しい誰かに頼んでね?Granpa。
[次々と集まってくる仲間に、女は愉しそうに手をひらりと翳して挨拶に変え――]
仲間なら…ねぇ…。
ニーナの言葉通り、わたしも。わたしだけを見てくれる人は好きよ?例えそれがどんな感情が絡んでいたとしても。
見つめられたら逃げられない。目を逸らせない…――。
[口を伝う言葉に、女は一点を見つめて酔いしれる。
その瞳の先、映るものは果して誰か。]
ねぇ、ニーナ、一つ尋ねたい事があるわ?
欲望の捌け口として、今宵わたしを誘う貴女だけど…。そこにはわたしを愛する覚悟があって?
[目を細める蒼髪の彼女に、触れる事無く女は問いを重ねていく。]
はて……。
介抱できる人間が、果たして周りに居らぬかもしれん……
そうでなければ、自ら封じることなどせんぞ、ラッセル。
おお、ニーナ……
返事が遅れてすまんな。
お主、いつもそうやって毎晩、誰かを絡めとろうとしているのか?
今日もローズを絡めとろうとするか……やれやれ。
いったい、何が目的なのか。
……刹那の時ばかりを求めるは、お主の癖だからなぁ……。
[ちょうどダニエルの「酒癖」が話題に上ったところで、唇が嗤いに歪む。]
Nihil aliud est ebrietas quam voluntaria insania.
なるほど。狂気を選択しないという意志は正しいようだ。
[小さな呟きを洩らす。]
訊ねたい事?珍しいわねぇ、ダニファー爺がわたしに興味を示すだなんて…。
[瞳を覗きこまれて訊ねられる問いに、女は表情から冗談色を全て拭い去る。
真剣な眼差しには、それ相当の態度を――
開く唇、零れ落ちる声色からは、弾む音は消え失せる。]
「人殺し?」
[しばしの沈黙。赦されたその時をぎりぎりまで使い果たして出した答えは]
――そうね…。
その答えがもし上のものに届かないのであるならば…
答えは「いいえ」よ。Sledge-Hammer
さぁ…好きにすればいいんじゃない?
何をセーブする必要があるの?
ココは元から「そんな場所」じゃない…そうでしょ?
[指を組んでダニエルに首を傾け]
仲間、だよ?
[揺らぐ頭を抑えようと、額の中心を人差し指で押し]
ふふ…同じ、だね。
愛する、かぁ…ローズはあたしを食べちゃう子なのかな?
それとも…壊す子なのかな?
[質問には答えることなく、言霊を吐き出す]
壊されるのは切ないなー。
あたしを、否定されちゃった気分で。
[じっとローズを見つめながら、口元を吊り上げた。
小さく唇を動かせば、額から指は鼻を伝い唇に触れた]
…言ったよ?
仲間なら、愛す、って。
……左様。
[ジーンの呟きに、男は返答する。]
狂気をむやみに選択するは、愚かなこと……。自ら死に向かって歩むのみじゃからな……。
しかし……
[ペットボトルの水を、もう一口。]
必要な時に引き出さぬもまた、愚か者の成すこと……。
要は、見極める目というわけだ。ジーンよ。
くす…別に構わないよー。Granpa。
[む、と唇をとがらせると、軽く頬を膨らませ]
毎晩じゃないもーん。
美味しくない子は食べないもん。
…お人形遊びより、ずっと良いと思うのー。
そんな美味しい子を、毒で虜にするのは簡単だけど。
つまらないじゃない?
ベッドじゃお薬は望まれた時にしか使わないよ?
………そうか。
[ローズの言葉に、ぽつりと呟く。]
儂はの、昨日のお主の笑みが気になって仕方がなかったのだよ……。鮮血の中で笑む、お主のことが。
["FOUR ROSES"のラベルの赤を見つめ、言葉を放つ。]
取るに足らぬ雑魚を手に掛け、理由を問われ笑み、そして唇を尖らせる………血濡れた天使よ。
Nunquam periculum sine periculo vincemus.
危難に打ち勝つ為にあえて危地に飛び込むこともする、そういう意味と取って良いだろうか。
だが、我々の中には、危地に飛び込むことそのものを楽しんでいる者も居ると思うのだが。
「遊び」……か。
毒の花を好む娘は、人形遊びごときでは退屈か……。
[喉の奥をクッ…と鳴らし、歯を噛み締めて笑う。]
生身の肉体を持つ人形ならば、お主の望む悦は手に入るか。
或いは……その毒が、お主に究極の悦楽を呼ぶのか……?
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新