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…ダニエル兄。
私たちはきっと、声を掛け合えてればよかったんだね。
こんなに近い発想を持っている存在なのだからさ。
〔フロアの様子を眺めている老戦士が、聞いているか
聞いていないかはあまり気にせずに…呟きを置く。〕
…ダニエル兄が愉しくないなら、私も愉しくない。
皆に対してもそう。 …
多分私は…また応えを出している。
〔ゆるりと瞼を下ろして、大きく呼吸をし…〕
キャロルに話し掛けてくれたのが…うれしかったよ? …
〔女が時に老戦士に擁く感慨は、多分近しすぎるが故の反発。〕
〔ダニエルに対するときの女は、また違う面を見せる。
自らが平常心を保っているときは…*少年の貌。*〕
[紅の髪の麗人に暫し留まった視線はまた、順番に他のメンバーへと回らされ、]
──君は、君たちは大事なことを見落としている。
我らが何を求められているのかという前提を。
では。
[それだけを言い捨てると、黒い男は踵を返し、青い光の降り注ぐダンスフロアへと*消えていく。*]
――エレベーター内――
[Bluefloorの喧騒から逃げるように立ち去った女は、その足で無機質で無重力な箱に駆け込み、壁に寄りかかり一つ溜息を吐く。
純潔を思わせる真白ワンピースは、今は血の匂いを漂わせ。身に纏う者を狂気の沙汰へと引き摺り込もうと手招きをしている。]
「――恋をした訳ではあるまい?」
[動くモーター音に、ふいに何時かの言葉を思い出してしまい。女は冷たい感触に抱かれながら苦笑を漏らす。]
――いいえ、恋などして居ないわ?ただ、あの人を純粋に愛しただけよ?
殺めてしまいたい位、純に…――
[留まる事を知らない機械は、彼女の呟きを飲み込みながら、暗渠へと沈んでいく。
静けさを保ったまま。規則正しい*音だけを立てて*]
――3F "Blue"floor ラウンジ――
〔吹き抜けの空間から昇り来るサウンドは、却って間近で聴く其れよりも奥深く身体全体に響く気がした。ゆっくりと身体から酒が抜けるのを待つうちに、見下ろすフロアの蒼へ漠然と思うところを探す。去り際の影の言葉を幾度も想い…〕
…ン。……そうだな。
皆を愛してると言いながらも、
せっかくこれだけ非情になったんだ…
せめて交す中で個々に潰されることがないように、
ある程度固まっておかなくてはね。…
〔彼我の内訳を独断で明かした意図は、共闘による確実な任務遂行に他ならない。捨てられない感傷との矛盾に、女はささやかな愉しみを見出すことにしていた。少しばかり身体を解した後…やがて微かなヘリオトロープとブラックペパーの香りを纏い階下へと女は降り行く。〕
――3F"Blue"floorラウンジ→1F"Platform"モニター前――
――B2F STAFF ROOM――
[血塗られた天使は、そのこびり付いた朱を流し落とす為にスタッフルームへと訪れる。
用件を短く述べて借り出したシャワールームの中、しばしの間生温い雨にその身を委ねて、穢れを全てリセットしていく。]
[そして濡れた浴室を後にし、血生臭さを綺麗に落とした身に纏う色は、再び純潔を思わせる白――
タイトに纏わり付く、薄手の素材でコサージュを重ねたワンピースにひらめく羽の尾は、動く度優雅に宙を舞い。
それは天使の羽ばたきに似て美しさを醸し出す。]
生きるは苦しみ、愛するも苦しみ――
同じ苦しみを味わわなければいけないとしたら…。
さぁ、貴女はどっちを選ぶの?
[緩く巻いた髪、鎖骨を滑り落ち――
鏡に向かってルージュを引く女は、写し身の姿に問いを掛ける。]
でもそれは愚問よ?貴女。
わたしの答えなんて…もう既に決まっているのだから…。
[自らに投げかけた問い。しかしそれはすぐに陳腐に成り下がる。己のやり取りに、女は何処か他人事のように、くすり くすり 笑みを零して――]
さぁ、元の世界へ戻りましょうか…?
このままではわたし、きっと詰まらない女に成り下がっちゃう…。
[身支度を整えた女は、再び地上へと足を運ぶ。
持ち合わせた答えを、豊かな胸元に隠し持ったまま。]
――B2F STAFF ROOM→1F Platform――
――1F Platform――
[地上に舞い降りし天使は、一人主の欠けたカウンターバーへと足を運ぶ。]
ラバーズ・ドリームを頂戴?
[ひらりとスツールへ身を乗せると、女は愛らしい名前のカクテルを注文し、辺りを見渡す。
まるで恋人達の夢を改竄するために訪れた、夢魔のような微笑を浮かべて。]
――B1F・"Black"Floor――
[男は何も語らず、ただカウンターで腕を組み、目を閉じて居る。]
[耳に届くのは、猟奇的な破壊神が轟かせる爆音と、彼らを崇拝する「蛆虫」達の声。]
[しばしの沈黙の後――男は目を開ける。]
………行くかの。
[男は、ゆっくりとした動作でフロアを後にした。]
――B1F・"Black"Floor → 1F・"Platform"――
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