情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
[46]
[47]
[48]
[49]
[50]
[51]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
離れていてもはっきりと聞こえるおばさんの声。
相手は、望だった。
その話を要約すると、こうだった。
望のインフルエンザは嘘であり、その嘘は、私に高校生活を体験させたいがためについたものであった。
そして、
「けど、本当にいいの?」
おばさんが言い、しばらく間があって、
「そうなのかねぇ。『修学旅行は一番の思い出だけど、修学旅行だけが思い出というわけではない。』確かにそうだけどねぇ・・・行きたかったんじゃないの?」
私は、その場に凍りついたかのように動けなくなった。
今すぐ帰りたかった。そして、私に気を使って、一番の思い出を犠牲にしようとしている彼女を説得したかった。けど、
「そう。望ちゃんはやさしいねぇ。わかった。もし朔ちゃん帰ってきても、おばさん、全力で学校に向かわせるから、安心しておくれ。」
そう言っているのが聞こえ、彼女の決意の大きさを知った。
しかし、私はいまだにわからない。
彼女が、私の気付かないことにいつも気づく彼女が、これを通して私に何を見てほしかったのか、何を感じてほしかったのか。
単に、私に思い出を提供してくれたのかもしれない。
けど、ずっと一緒にいたからわかる。彼女は、それ以上のものを求めて、私に「自分」という地位を、一時与えてくれたのだろう。
けど、もうすぐ終わってしまうというのに、私にはそれが全く分からない・・・
[こちらもこちらでぽけーっとして依然自己嫌悪スパイラル]
もう…帰りたい…
[ずっと多目的ホールにこもりきりのようだ**]
シマちん。
何事もなかったかのように授業が始まって、
結局誰もかれもその時のときめきを忘れたまま
大きくなってふと思い出すノスタルジー
なんてのも俺は好きだけど。
やっぱ…
まずいよな?
[言外にもちろんイルとめりさのことを指している。それだけではないのだけど…]
ちょっと俺じゃどうにもならんのだが、
シマちんはいいアイデアある?
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
[46]
[47]
[48]
[49]
[50]
[51]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新