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〔ぐるぐると村内を彷徨うが、モーガンの住処は見つからない。枯井戸の傍では、底を覗き込むヘンリエッタと舞葉に出会う。暫く立ち止まって、彼女等を見詰め…声をかける。〕
…ヘンリエッタ。舞葉…。どうやら、ボクも迷子だね…
〔応えを必ずしも求めない、抑揚に薄い問い。常の暗い笑みはなく…ただ案じる眼差し。歪な指でヘンリエッタの巻毛をそっと揺らした。〕
――疲れたよ。ボクも自分の家にいる…
〔柳を渡したかったけれど…仕方ない。ボクも孤独だ、と呟く。てのひらの上には、一粒の桜貝。心の痛みがもたらす…過去の幻。〕
…此処には、来たいやつが来るさ。そういうものなんだろう。
つらい思いをさせて、よくないね…
御機嫌よう、舞葉。
貴方も闇を覗きに来たの?
[舞葉の姿に一旦は貌をあげるも]
[視線は直ぐにまた井戸の底へ]
[新たな声にも闇を覗きこんだ侭]
若し私が迷子でなければ、
道を教えてあげられたのかしら?
[紅い巻き毛を揺らされるのに向き直り]
[石榴石は男の眼差しを受け止め揺れる]
ヒューバート、私ひとつ判ったのよ。
此処で出逢った人達はみんな優しいのだわ。
貴方もよ、ヒューバート。
お疲れ様、ゆっくりと休むと良いわ。
迷子 ヘンリエッタは、幻術師 ヒューバート を能力(襲う)の対象に選びました。
…キミの声はかわいくて、…つい聴き入るだけに
なってしまったね。舞葉…また、もっと…話をしよう。
〔傍にある舞葉の姿に、遣る瀬無く猫背を丸め笑みを向ける。
ヘンリエッタからの労いには、安堵を浮かべて頷き〕
…いや、…それでも脚は縺れてただろうさ。
天邪鬼の、散らかし屋なんだから…まずは
自分の部屋でも片づけるとしよう。
…そうするよ。休ませて貰う。
有難う、ヘンリエッタ…貴女もやさしい。
素敵な方だと思ってる…
〔他愛無いが力なく、けらけらと笑って…一度だけ丁寧な会釈を向ける。外套の裾を捌いて、その場を*後にした*。〕
[昨日調査した際に人が過ごせそうなところも調べていた。
大樹の陰、小さな洞窟、朽ちかけた水車小屋・・・
それらを回ってみるも目当ての人物は見つからなかった]
モーガンはどこにいったんだな。
[そういって館に戻ろうとした時後から声を掛けられる]
『儂をさがしておるのか?』
[声に振り返ると探していた人物がそこに立っていた]
聞きたいことがあるんだな。心、ってなんなんだな。ボクにもあるのかなんだな?
『これは面白いことを聞くの。答えを言う前に何故お主は儂にそれを聞こうとしたのじゃ?他の者に聞いたわけではないのであろう?』
それは・・・何となく知ってそうだと思ったんだな。
『ふむ、なるほどの。心、というものは皆が持っておる。人のみでなく自ら考えるもの全てがな。無論ミッキー、お主も持っておる。作られたもの故に心がないとそうお主の心は思っておるわけじゃ』
ボクにも心はあるというのかなんだな。自分ではとてもそう思えないんだな。
『うむ、まだお主の心は幼い。そう思っておってもおかしくは無いじゃろうな。しかしお主は機械であるにも関わらず何となく教えてくれそう、という曖昧な理由で儂のところに来た。それこそがお主に心があるということであると儂は思うがの。』
そうなのかなんだな。ボクにも心があるのは分かったんだな。じゃあ人形に心は必要なのかなんだな。
気が向いたら素直に成ると良いのだわ。
[闇へと戻しかけた視線を幻術師へ留め]
[紡がれる言葉にきょとりと瞬くもあり]
私が優しい?
ヒューバートは相変わらず不思議な事を云うのね。
[力無い笑みを不思議そうに見詰め]
[会釈に慌ててドレスの裾を軽くあげ]
御機嫌よう、ヒューバート。
少しは自分を労わると良いのだわ。
[後姿を見詰め囁いて闇へと*視線を戻した*]
ヘンリエッタは心があると困る、と言っていたんだな。人形が心を持つとまずいことがあるのかなんだな?
『さてさて・・・難しいことを聞くの。普通人や生き物は心があって困ることは無い。それは生き物が何にも縛られない存在だからじゃ。無論実際にはそうではないように見えるかもしれん。じゃがもっとも根源的なところで言えば人や生き物に目的は無い。どこへ進もうが自由じゃ。進みたい方向に進むために縛られることはあるが、の。
じゃがお主は少し事情が異なってくるの。なぜならお主は【人を殺すために作られた】からじゃ。生まれながらにそれに縛られた存在にとっては心は邪魔なのかもしれん。』
ではボクには心は必要ない、ということなのかなんだな?
『さて・・どうじゃろうな。儂の見たところお主は既にその呪縛からは解き放たれているように思えるがの。
少なくともお主のその心を捨てる必要は無いと思うがの』
分かったんだな。それともう一つなんだな。誰かを一人ずつ井戸に落すとしたらどう選んだらいいんだな?
[質問の意図が分からず理由を聞く隠者に今までのことを伝える]
『それは儂には答えかねるな。強いて言えばお主の思ったとおりにすればよい。
既に誰を落としていいか分からない、と迷える心を持つお主であればきっと決めることも出来るであろう。
いいかの?誰を落そうか迷うのは誰も落したくないという意味の裏返しでもある。人を殺すために作られたお主が迷うというのは素晴らしいことだと思うがの。
まあ悩むことじゃ。それがお主の心を育てることじゃろう。』
分かったんだな。考えてみるんだな。そしたら館に戻るんだな。
[自分はまだ戻らない、というモーガンを残し、戻ろうとするミッキーにモーガンが告げる]
『誰を落すか、というのは誰を残すかということと意味は変わらぬ。よく考えることじゃな』
[振り返った時には既に隠者の影はなくミッキーは*館にむけ歩き出した*]
[暗い塒の中に蹲り、手にした刃を見つめている]
──人狼、魔物、人喰う化物──。
かつては御伽噺の中に、しかし今は現実に、か。
人に紛れ、人を殺し。
[窓から差し込む仄かな光が、その横顔を照らし出し]
生き延びる術。殺し、生き延び……、この村で。
[視線はじっと刃に注がれる。その柄を強く握り締めて]
──彼らは私を、憎むだろうか?
["私"がこれから為すことは、あまりに卑劣で]
──それでも為さねばならないのだから。
[言い聞かせるが、気持ちは揺れる]
────ッ!!
[と、突然手にした刃を振り下ろす]
[刃は床へ、真直ぐに]
私は何をしようとしている。
係わらなければ良いだけじゃないか。
……馬鹿げている。これでは私は──。
──人など、嫌いだ──。
[呟く声音は、弱く震えて]
──それでも。それでも、私は。
[ふと窓の外。"集会場"を遠目に眺め]
彼女ならば、どうするだろう。
[事の成り行きに戸惑っていた彼女は]
[不殺の考えを貫くだろうか]
[窓の向こうの僧衣に目を留め]
声をかけたなら、届くだろうか……。
[ただその黒を*見つめている*]
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