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[井戸へ行く、というステラを見送りつつ、目顔でナサニエルに「ごめん」と]
……罪って……。
[誰もが口にするその言葉を、自らの口の端にも載せる。]
["ウルズ"の左手から、刃が飛び出す。
火花を上げて重なる、二つの刃。]
…思い出したんだ。気づいたことを。
傷つけることの痛みを知った日のことを。
[幼子を守るように、"ウルズ"は"コーネリアス"と対峙する。]
あの子のような子を斬り殺した時に。
恐怖と苦痛にあげた声を聞いた時に。
…俺は初めて、人を殺めたことを悔いた。
そして…逃げたいと思ったんだ。
故に、棄てたと!?
故に、逃げたと!?
[怒号を上げ、"コーネリアス"は"ウルズ"を睨みつける。]
目を背け、忘れれば、罪が消えると思うたか!!
[感情のままに、幾度も刃を振るう。
澄んだ金属音が、あたりに響いた。
切れて飛び散る銀の髪。]
[振るわれる刃を、同じ刃物で弾く。
いなし切れぬ斬撃は、いくつか浅い傷を、腕へ肩へと刻んでいった。]
…くっ!
[下がれば、舞葉に害が及ぶ。そう思った一瞬の隙。
銀の刃はその胸に。]
電雷──あたしがもし「殺意」の主──「人狼」を見つけることができていたら
でも、もしそれができていたとしても、多分みんなは悲しい思いをしたはずなんだよね。
──でもそれでも、ううん、それだからこそ、あたしが見つけ出さなくちゃいけなかったのに
この人がそうだよ、ってあたしが言えていたら──
[似つかわしくない表情で、きり、と歯噛む]
「「…わかって、いるのだろう?」」
[視線を合わせたまま、同時に発する言葉。
二つの声が重なる。]
償いは、共に在りたい者を守ること。
その為に俺は、あの地へ降り立った!
この力は、守るべき者のためにっ!!
["ウルズ"は地を蹴り、その手の刃を突き出す。
気が付けば両手は既に血に濡れて。
だが、それも紛れも無く己だと。]
――ウルズ…
コーネリアス、よせ…!!
〔自分を殺すな。自分を殺すな。…〕
〔同じ罪を…犯させたくない。〕
〔皆自身から…守りたい、皆を。〕
〔銀の刃を――真横から押し弾く。〕
["彼"は、その砂の中から身を起こす。
そこにはもう、"ウルズ"も"コーネリアス"も居らず。
銀髪の、一人の青年が座り込んでいるだけだ。]
ねえ?
誰かの事を知りたい、そう思えるのはどんな人のことなのかな、みんなは。
わからないけど、ともかく知りたいから?
信じたいけど信じきれないから?
電雷は、──あたしは、誰の事を知らなくちゃいけないのかな?
自分で決めなきゃいけないことなんだろうけど、──でも、みんなならどうしたい?
[誰にともなく、ぽつりぽつりと問い掛けている。
もしかしたら生者だけではなく、逝ってしまった者達にも問うているのかもしれない。]
―別にいいから。
[ふっ―と表情を緩め]
俺の罪、ね―そんなの決まってんじゃん。
[そうして、井戸へと向かいながら自嘲混じりに言う]
―生きてる事だよ。
誰かを護ろうとするのは、
騎士も忍者も似ているのね。
[自嘲的な彼の笑み]
[すと石榴石は細まる]
確かに結果は大切だわ。
けれど貴方が護りたかったのなら、
其の気持ちも大切なものではないの?
[続く問い掛けに窓へ視線を移す]
ナサニエル、貴方は如何したい?
…っ…!!
〔…大声、…に自ら驚く。〕
〔半ば呆然として……刃が弾かれた先を一度見遣り。舞葉が無事なことを確認しながら…銀髪の青年を見詰める。〕
――…ご機嫌、よう…
〔自分の間合いへ相手を受け容れる…その為の言葉を届ける。窺うように、青年を見詰め…〕
[赤毛の少女の言に、一瞬虚を衝かれたように振り向き]
──ああ、ごめんね。
どうしてなんだろうって、ずっと考えてたから。
どうして、井戸に落ちたのがあの二人で、殺されたのがあの二人だったのかな、って。
──もう済んでしまった事だけど、でも、考えなきゃいけないんじゃないかって思ったから。
だから、もし、ヘンリエッタが
[しばし言いよどんだ後に]
「人狼」だったのだったら、ヒューバートさんとウルズさんが殺されたのは、その理由だったのかな、って、ね。
[本当に意味はないのかもしれないけど、と付け加える。]
守れなかっただけじゃ済まなかったからね?
[扉を開けながら振り向かずに答え]
んー、まだ特にないかな?ま、なるべく死にたくはないけどねー。
[そのまま*扉の向こうへ消えた*]
[調律師は困った様子で笑う]
[石榴石の瞳は微か揺れるか]
全ては平等ではなく、
全ては自由ではない。
此処に居るみんな、優しいのだわ。
[緩やかに頷くと紅い巻き毛も揺れる]
私も、後から行くのだわ。
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