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ボクにも心はあるというのかなんだな。自分ではとてもそう思えないんだな。
『うむ、まだお主の心は幼い。そう思っておってもおかしくは無いじゃろうな。しかしお主は機械であるにも関わらず何となく教えてくれそう、という曖昧な理由で儂のところに来た。それこそがお主に心があるということであると儂は思うがの。』
そうなのかなんだな。ボクにも心があるのは分かったんだな。じゃあ人形に心は必要なのかなんだな。
気が向いたら素直に成ると良いのだわ。
[闇へと戻しかけた視線を幻術師へ留め]
[紡がれる言葉にきょとりと瞬くもあり]
私が優しい?
ヒューバートは相変わらず不思議な事を云うのね。
[力無い笑みを不思議そうに見詰め]
[会釈に慌ててドレスの裾を軽くあげ]
御機嫌よう、ヒューバート。
少しは自分を労わると良いのだわ。
[後姿を見詰め囁いて闇へと*視線を戻した*]
ヘンリエッタは心があると困る、と言っていたんだな。人形が心を持つとまずいことがあるのかなんだな?
『さてさて・・・難しいことを聞くの。普通人や生き物は心があって困ることは無い。それは生き物が何にも縛られない存在だからじゃ。無論実際にはそうではないように見えるかもしれん。じゃがもっとも根源的なところで言えば人や生き物に目的は無い。どこへ進もうが自由じゃ。進みたい方向に進むために縛られることはあるが、の。
じゃがお主は少し事情が異なってくるの。なぜならお主は【人を殺すために作られた】からじゃ。生まれながらにそれに縛られた存在にとっては心は邪魔なのかもしれん。』
ではボクには心は必要ない、ということなのかなんだな?
『さて・・どうじゃろうな。儂の見たところお主は既にその呪縛からは解き放たれているように思えるがの。
少なくともお主のその心を捨てる必要は無いと思うがの』
分かったんだな。それともう一つなんだな。誰かを一人ずつ井戸に落すとしたらどう選んだらいいんだな?
[質問の意図が分からず理由を聞く隠者に今までのことを伝える]
『それは儂には答えかねるな。強いて言えばお主の思ったとおりにすればよい。
既に誰を落としていいか分からない、と迷える心を持つお主であればきっと決めることも出来るであろう。
いいかの?誰を落そうか迷うのは誰も落したくないという意味の裏返しでもある。人を殺すために作られたお主が迷うというのは素晴らしいことだと思うがの。
まあ悩むことじゃ。それがお主の心を育てることじゃろう。』
分かったんだな。考えてみるんだな。そしたら館に戻るんだな。
[自分はまだ戻らない、というモーガンを残し、戻ろうとするミッキーにモーガンが告げる]
『誰を落すか、というのは誰を残すかということと意味は変わらぬ。よく考えることじゃな』
[振り返った時には既に隠者の影はなくミッキーは*館にむけ歩き出した*]
[暗い塒の中に蹲り、手にした刃を見つめている]
──人狼、魔物、人喰う化物──。
かつては御伽噺の中に、しかし今は現実に、か。
人に紛れ、人を殺し。
[窓から差し込む仄かな光が、その横顔を照らし出し]
生き延びる術。殺し、生き延び……、この村で。
[視線はじっと刃に注がれる。その柄を強く握り締めて]
──彼らは私を、憎むだろうか?
["私"がこれから為すことは、あまりに卑劣で]
──それでも為さねばならないのだから。
[言い聞かせるが、気持ちは揺れる]
────ッ!!
[と、突然手にした刃を振り下ろす]
[刃は床へ、真直ぐに]
私は何をしようとしている。
係わらなければ良いだけじゃないか。
……馬鹿げている。これでは私は──。
──人など、嫌いだ──。
[呟く声音は、弱く震えて]
──それでも。それでも、私は。
[ふと窓の外。"集会場"を遠目に眺め]
彼女ならば、どうするだろう。
[事の成り行きに戸惑っていた彼女は]
[不殺の考えを貫くだろうか]
[窓の向こうの僧衣に目を留め]
声をかけたなら、届くだろうか……。
[ただその黒を*見つめている*]
──廊下──
[部屋に戻る気にもなれず、うろうろと熊かなにかのように歩み続けている。
いつの間にか瞳の紫の光は、金色に。
芹菜にとも他の眷属にともつかず、誰かにぽつぽつと語りかけている。]
……殺意、か。困るんは、それが誰かが憎うて殺意を持つ、とは限らへん事なんと違うかなぁ。
見たところ、誰かが誰かをえろう嫌うてる様子はなさ気やし。
[ふう、と溜息をひとつ。]
[うろうろと歩き続けて、広間の前に。]
「井戸の闇に誰かを落せとアーヴァインは云ったわ。
他者を排斥する意味を、私は各人に問いたいと思ったのよ。」
[少女の声。確かヘンリエッタではなかったか。]
アーヴァイン、言うたら、確か番人やったな。
──誰かを排斥せい、いうて、自分が殺されたわけか。
[ならば、本来はアーヴァイン殺しの下手人こそが排斥されるべきはずなのだろうが──]
──いや、気にせんとき、電雷。お前が悪いわけやない。
何とかして見つけ出すしかないやろ?
そう、誰がみんなを手にかけようとしてるのか、をな。
[誰かを宥めるように、言って聞かせるように]
――屋根の上――
[台形をした洋館の屋上。杖を抱えて座り込んだ隠者の姿があった。表情は顔に掛かるローブに隠れ、はっきりとは見て取れない。重々しく陰鬱な調子で呟く]
……死したか。アーヴァインよ。
……やはり、運命からは逃れられぬのか。
……それとも、お主はまた。
……何処かの世界、この村と同じくして異なりし地に居るのか。
──ん?石動は相変わらず難しいことを言うなぁ。
そうか、そらまぁ確かにみんな死に絶えてしもうたら、何かに怯えるもんも、存在せんようになるわな。
みんなそれなりに訳ありみたいやし。そういう理由でみんなを狙う、ちうのんもありか。
……せやけど、それって──。
[言いかけた言葉を飲み込む。]
……ここが“彼の地”でない限り、いつか必ず終焉は訪れる。
……そう、云った通りであろう?
[老人は嘆息し、身じろぎする。幽かにかぶりを振った]
アーヴァインよ。
儂がそう云う度にお前は否定しておったな。
おろかな事だ、そしてかなしい事だ。それを求めるが人の業とはいえ――永遠などは、この世に在らざるものだというのに。
そうやな、電雷。何とかしておまはんが「殺意」の主を見つけ出さんといかん。
誰なんやろ?どんな事を考えてるんやろ?
────次は誰を?
ま、ここで考えとってもしゃぁないわな。部屋に戻るか。
[そして自室に向かい、うろうろと歩みを*進め続ける*。]
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