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[なんとなく察したのかそれ以上は追求せず]
今までの当然を捨てることは容易なことではない。
捨てる必要もなかろう…また違う形で活かせば良い。
…おお、何か大きなものが見えてきた。
あれではないか?
[歩みを進めると徐々に姿を現す大きな洋館、シャーロットとミッキーに指差して見せ]
…幾分変わった型の屋敷じゃ。
しかしみっきいの様に頑丈そうでもあるな…
のぅ、あの囲いでも刃が研げそうな位じゃ。
どうじゃ、此方へ皆で身を寄せるのはやはり躊躇いがあるか?
嫌ならば無理にとは言わぬ、各々好きに過ごせばよいのだから。
[振り返り、シャーロットへ言葉を掛ける]
[連れられていった先にあった洋館は見たこともないほど大きいものだった。ここにしばらくいれば命令には事欠かないだろうか]
この中にいるのかなんだな?
[そうすてらに尋ね、*彼女の命令を待っている*]
さすがに囲いでは砥げないと思うが……。
ずいぶんと立派なつくりだ。どこぞのお大尽の屋敷だったのかも知れないな。
人と共にあると言うのはやはり慣れない。
申し訳ないことだが。
[小さく笑みを浮かべ、すてらを振り返る]
……では、"引越し"をはじめるか?
私は探し物を再開するが。
[尋ねつつ屋敷の大扉に手をかけ、*引きあけた*]
[身に覚えの無い気配とは別の気配は確かに感じられる]
[其処に声も確かに聴こえたけれど恐怖は全く無くて]
誰だ、ですって?
人に名を問うのにご自分は名乗らないなんて、
随分と礼儀知らずな方なのね。
[笑み滲む声音には言葉ほどの棘は感じられないだろう]
[たのしげに開きかけた薔薇色の唇は微か震えるばかり]
――…
[直接響く声に無意味な割りにちろと紅い舌が唇を湿らせる]
[ひとつ呼吸を置いてから笑み引く唇には小さな指を添え]
私はヘンリエッタ、あなたはだぁれ?
いいや、この中ではない。
この中に引っ越すのじゃからな。
先程言っていた青年は来た道を返した所にある小屋にいる。
其処まで着いてきてくれるか?みっきいよ。
[大きな屋敷を見上げ、感嘆の溜息を漏らす。]
そうか、それは残念じゃ。
他の者も同じことを言うかもしれぬが…それはその時じゃ。
近所付き合いも乙なものじゃ、そちらを楽しめばよい。
そうじゃな、"引越し"をはじめよう。
酒屋といい、手入れはされておるようじゃし…
戻るか、みっきいよ。
しゃあろっとは、また後ほどじゃ。
[屋敷へと手をかけるシャーロットに挨拶をし、ミッキーを連れて先程の小屋へと戻ることに]
[そうしてブツクサ言っていると傷の手当てを終えたウルズに頼まれ彼が着物を着るのを手伝い―以前仲間と故郷の話をしていた時にどう言う流れだったか一度皆で着てみようと言う事になりその時に教えられたのを覚えていたのである―それを終えた後共に縁側に出た。
未だ足を引きずってはいるもののどうやらいきなり倒れる事は無さそうで一先ず安心する]
…………。
[―それにしても妙に嫌な予感がする。
それも覚えのあるような、全く知らないような、そんな予感が―]
ま、今から気にしててもしょうがないか。
[その言葉は極小さな物だったので隣にいる青年には*聴こえなかっただろう。*
―青年の聴力が人間並ならば]
此処かしら?
[漸く霧の向こう静かな村落らしきにたどり着く]
[闇に巡らせる視線に石榴石は月明かりに煌めき]
静かね、静かだわ、静かよ。
………
[日傘の向こうに浮かぶ月を仰ぎ獣の如くすと瞳を細め]
[ふと小さく吐息を零し人の気配を探りながら歩を進め]
[帰ってきた声に"私"はどこか安堵に似た吐息を洩らす]
私は「シャーロット」……否、"ファーカ"と言う。
その声は未だ聞いたことが無いな。
まだまだ知らない来訪者が居るらしい。
その後どうしようとか考えてなかったんだ。ただどんな者にも安住を約束された地があるとだけ聞いて、それでどんな所なのか一度見に行ってみようと、
[いつのまにか身振り手振りを交えて魚屋に身の上話をしている自分に気付き、少し照れたように]
別に、本気にしてたわけじゃないんだ……
[魚屋から3歩半ほどの距離を保ったまま、集落に近づき感じるのは人の気配。錘がついたように足が重くなる]
[相手の安堵は敵意の無い声からも幾らか感じ取れたらしく]
[かけられる言葉の内容に思案気に幾拍かの間を置いてから]
ファーカ、ファーカ…
[声にせずとも舌の上で甘い砂糖菓子を味わうかの如く]
[歌う様にか囁く様にかうっとりと幾度か其の名を紡いで]
私は今、漸く着いたところだわ。
他にも居るのね。
…何か?
[ナサニエルの口元が、微かに動いたのを、訝しげに見、首を傾げた。]
…何でもないんなら、別にいいんだが。
[それ以上詮索するのも憚られ、黙って縁側でくつろいでいる。]
傀儡使 舞葉が「時間を進める」を選択しました
…わしは天才じゃのう…
のう、みっきいよ!
ほれ、見てみい。小屋に真っ直ぐ辿りついたわ。
[見覚えのある小屋が姿を表すと指差し、ミッキーにそれは嬉しそうに笑いかけ]
やればできるではないか。
[誇らしげに独りごち、小屋の向こう…また新たな人影が見えた気がして目を凝らす]
…?
幻ではあるまい…
ああ。清めるべき魂を持つものが、幾人と。
村に住み、村をつくり、互いに協力し合い……。
そんなことを望む者も居た。
どこまで逃げたとしても、背負った罪までは、魂の疵からは逃げ切れるわけではないのに。
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