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罪も、罪と感じなければそれは罪では無いと言うことか。
少なくとも、主観の上では。
私の疵など、今はもうどうでも良いんだ。
どれだけ疵付こうと、先に無が待っているのなら耐えられる。
けれど、……「ありがとう」
労わられ気遣われるるということは、心地が良い。
出かけるのだろう?気をつけて。
外では番人が巡回を続けている。死に抗おうと必死になっているよ。
逃れ得るものではないのにね。
願わくば彼の魂が浄化され、次の生では幸多からんことを。
[屋敷から更に人の出て来る気配に視線を移す]
[何時の間にか日傘を差し男の姿を見止め瞬く]
ナサニエルもお出かけかしら?
ほう、待ち人は可愛い方なのか。
それは尚更見つけ出さねば、お姿を拝見したいものじゃ。
お主も独りが寂しければ屋敷に来るとよい。
皆がおるぞ。
始めは慣れぬが皆、そんなもの同じじゃ。
歩み寄ろうとせねば得ることもできなかろう。
[カラカラと声をあげて笑い、風の音を拾いながらその方向を辿る。自然、洋館へ向かうこととなるのだが]
人探しに風情も何もなかろう。
ほれ、もっと必死になってみぃ!
[ヒューバートの背を掌で音が鳴るほど叩き、本人は悪気がない様子で空を見上げたり、景観の奥へと目を細めてみたり]
[ソファで眠っていたウルズの起きる様子に気づき、視線を向けた]
目が覚めたか。
[木の実の一つを取り──プラムに良く似た──投げて渡す]
少なくともファーカが罪と云うところを、
私が罪と認識しているとは思えないから。
殺す事が罪ならば、生きる事も罪だと、
そうなると全ては罪深いだけと私には想えるのよ。
[小さく小さく微かに零れる吐息は何の為か]
無は、本当にファーカの救いと成るのかしらね。
私には貴女が手を伸ばすのを厭うて居るように見えるわ。
大丈夫よ、ファーカ。
私は殺す為に作られた人形、
そして私は死を厭うてすらいない。
何が起こっても問題はないのだわ。
そうね、彼等がまた笑えるならば其れは素敵だわ。
其の魂が安らかなれば少しは意味があるのかも知れない。
――…私や貴女にも。
…夢を、みたよ。
[己の起きた気配に顔を上げた、傍らの眼鏡の少女に、まだぼんやりした声で告げる。]
淡い…青い光。
…それから、音だ。
鳥の声を、もっとずっと短くしたような…音。
それがずっと…ゆっくりとしたリズムで単調に聞こえてくる。
…あとは……
[寝覚めの意識がはっきりしていくうちに、夢の欠片は薄れていく。]
……だめだ、よくわからない。
[消え入るような声でそう言い、小さく頭を振った。]
そう、あてがあるならお邪魔かしら。
お暇なら何故ナサニエルが此処に居るのか、
訊いてみたくもあったのだけれど。
[男の言葉から人形へと視線を移すもあったか]
人が人形をつくるからではないかしら。
[静かな声が淡々と呟くも眼差しは揺れ]
[遠く持ち主を探す如く視線は巡るか]
[飛んでくる何かを、腕は反射的に弾いていた。
床に叩きつけられ、半ば潰れてしまった木の実を、ようやく認識する。]
…ぁ。
[実を見て、そこから視線は投げた者の方へ。]
済まない。…せっかく寄越してくれたのに。
――洋館前――
〔感じ取る「望み」、…否、違うものの質。――それは次第にはっきりとしてくる感覚だった。ヘンリエッタから貰った果実はそのまま腕に抱えている。〕
――この魔法はあまり濫発は利かないからね。
アハハ、…参った。
〔これはこれで勉強になるらしい…と大きく深呼吸。〕
キミの話だ…すてら。
誰も彼もボクにはかわいい…
ムキになって貰うのもまた、甲斐性のうち…
なんてそこまで強がりは利かんけれどね?
〔確かに未知の領域に好奇心は疼く。〕
…必要に駆られて群れる…ならアリ、だろうね?
〔すてらに思い切り背を叩かれると…条件反射で猫背が更に前のめりになる。…〕
あ……、いや。私こそ無神経だった。
お前も何かから、逃げて居たのだったな。
何から逃げているかまでは、聞こうと思わないが。
[彼が記憶を失っていることなど彼女は知らず]
[ウルズが拾うより早く潰れた実を拾い上げ、掌中の新しい物を改めて差し出した]
[差し出した実はふたつ。視線で芹菜を示して]
んー、特にアテはないけど。
何故居るかっても…なんでだろうな?
[一瞬どこか歪んだ笑みを浮かべるも直ぐに消えうせ]
[先程の言葉を聞かれていた事に気付けばしまったと言う顔になり]
ぁ――――ごめん。
…ありがとう。
[シャーロットの手から、その実を受け取ると、傍らの芹菜にも手渡す。
ソファーに座りなおして、袖口で実を拭い、口元に寄せる。]
…逃げ、て…?
[その言葉に、訝しげに彼女を見返した。
…確かに、この怪我は、事故に遭ったようでも、獣に襲われたようでもない。
もしかすれば、誰かに傷つけられたもののようには思えるが。]
〔ナサニエルとヘンリエッタが会話を交すのを耳にしながら、歩を寄せる。ヘンリエッタの言葉…「人が人形を作るからではないかしら。」…その意味合い。〕
…困ったね。…
何だか勿体無くなってきた…
万全の状態で、全力でお応えできないのが、さ。
…アハハ、…つくづくだな。
……無こそが、私の願い。
それ以外は何も求めては居ないんだ。本当に。
[返すその言葉は、己に言い聞かせる響き]
けれど、お前には……生きていて欲しいな。
たとえヘンリエッタが死を厭わないと言ってもね。
お前が生きて、幸せに笑って……。そうか。
[突然思い浮かんだ考えに、"私"は思わず笑みをもらす]
これも「願い」だな。私の。
己の無を願うだけではなく。
[十姫の姿が翻った時、瞳から脳へと刻み込まれたのは、風変わりな装束に身を包んだ青年の姿]
見つかった?!
[不用意な偵察に自らを呪いながらも、十姫を懐に入れながら、退くか留まるかを迷う。迷うことを不思議とも思わず]
違うのか?
[一度まじまじとウルズの全身を眺め]
その疵に、魘され飛び起きる様子。まるで追われる者のそれだと思ったんだが。
……早とちりかもしれないな。
[己の身にも覚えのあることであったが故の勘違いかと、苦笑]
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