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[木の上を伝い、途中枝から落ちそうになりつつも、人の気配のない森奥まで辿りつく。呼吸を整えると、腰につけた水筒から水を一口だけ口に含んだ。懐の人形を取り出して隣に置く]
……偵察するのは、みんなが寝静まるまで待とうか。
危険を冒すことはない……よね
他に何の邪魔があろうて、のぅ?
[ナサニエルにも同意を求めるように目配せをし]
…一度戸の前で人の気があるかを伺っておけばよかったか。
すまなかった…上がってもいいか?
…ああ、その前に名乗らねば。
わしは「すてら」と申す。
こちらの果実を食っている男が「ナサニエル」じゃ。
[痛む体は、いまだままならず。
横たわったまま、目を向ける。]
…集落?
[わずか思い出すのは、霧に閉ざされた視界の中で見た、鮮やかな緑。]
…ステラ、か。
[口にした名は、流暢な異国の響きのようにも聞こえたかもしれない。]
…俺は…
[身を起こしかけて、痛みに小さく呻く。]
…済まない、なんだかよくわからなくて…
…お主、怪我をしておるのか…?
[何処かぎこちない様子に痛ましそうに青年を見てしゃがみ、履いていた草鞋の紐を解くと青年を挟み、少女の向かいに座り]
なさにえるも上がらせて貰うとよい。
歩いてばかりで足が疲れてしもうたわ。
[傍らの同行者にもちょいと手招きをし]
…少し、呼ぶ音に違和も感じるが…そうじゃ、すてらじゃ。
ああ、無理はしなくてもよい。
治癒できたらいいのじゃが…ちと、わしは其方には聡くない。
[申し訳なさそうに片手を胸の前で立て]
自分の状況が…わかっておらぬのか…?
来たばかりでわしもよくはわからぬが…ここは集落じゃ。
濃霧に包まれた、美しい集落。
[今まで見てきた景観を馳せる様に目を細め]
……そうか…。
[目を伏せ、呟き。顔を上げて青年へと笑みを浮かべてみせ]
…焦ることはなかろう。
無理をせずにまずは体を休めて治すことが先決じゃ。
ゆっくりと思い出していくと良い…
思い出すまでの間、名が無いというのは
お主を呼ぶ時に些か不便を感じるが…
[どうしたものか、と腕を組み]
困るのぅ。
こうして、目を見て喋る分には困らぬが
大勢の中からお主だけ呼ぶ機会があるやもしれぬ。
その時に名が無ければ困るであろう。
…そうじゃ、仮の名を作ってしまえば良い!
そうすれば名を思い出すまで、それがお主の名じゃ。
名案であろう?のう?
然すれば…どんな名前が良いであろうか?
ささ…其処の娘と、なさにえるも共に考えよう。
[閃いた時の所作で自分の手を叩き、芹菜達へと*微笑みかけた。*]
[夜、霧に包まれた森の片隅で微かにつぶやく声がする]
汝、我が目となり耳となりて、汝の見しものを我に伝えたまえ
[懐から取り出した人形を村の方へと放つ]
[やがて人形が空を跳び、木の上へと戻ってきた]
十姫、ごくろうさま。
[偵察から戻った人形を懐にしまう]
[辺りに人影がないことを確認すると、物蔭に隠れながらこっそり集落へと潜入した]
[井戸を見つけ、周囲に気を配りながら井戸の淵へと近づく。暗くて底が見えないが、ロープをつけた桶を井戸の底へと慎重に降ろしていく]
……
[ロープを握る手に桶が底についた感触が伝わる。水の音は聞こえない。桶を底につけたまましばらく左右に動かし、桶を引っ張り上げるが、降ろした時と同じ状態の桶を見つめて眉を顰める]
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