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[くぅと鳴るお腹の音に]
お腹すいた……食料探しに行こう
[空の水筒を持って、流れる水の音を頼りに、小川の方へと*消えて行った*]
村の設定が変更されました。
――村内を流れる小川のほとり――
〔岩場には、ちいさな水飛沫と魚影が跳ねている。
清流に喉を潤し終えた魔法使いはその光景へ目を遣った。〕
……。
〔何にか、笑みを広げる。糸目を更に…疵のように細くして。〕
〔川原には、引っくり返った小舟が打ち捨てられている。
細身の男は、外套の裾を捌いてその上へ長身を屈めた。〕
〔船底のささくれに、魔法使いは…がり、と手のひらを
薄く削るように押しつける。血が滲んだかどうかは見えない。〕
…アハハ。
〔抑揚のない、低く暗い笑い声。〕
〔すると――川面にはたちどころに異変が起こり始める。
銀色にその背を輝かせて泳いでいた川魚が、ぷかりぷかりと
浮き上がっては流れに身を任せる――そんな光景だった。〕
…おっとと。流れてしまう。
〔細身の男は、衣服が濡れるのも構わず流れの緩い辺りへ
踏み出すと…手持ちの網袋へと手づかみで魚を入れ始める。〕
〔魔法使いは、いつからか水辺へと留まっている蒼髪の女性…シャーロットへと初めて視線を向け…片目を眇めてみせた。〕
…やあ。 魚はいらんかね…お嬢。
〔陰鬱な、何処か絞るような声。〕
〔死んだようだった魚が、網の中でぴちぴちと*躍りだした*。〕
〔そして、水辺を訪れる小柄な人影…舞葉に何か望むものがあるなら魔法使いは反応し…緩慢な仕草で彼へと身体を向けて見せる。〕
…ご機嫌よう…坊。
この村の様子は、もうご覧かい。
仕入れをする店がないらしいんだよ、アハハ。
〔男は、舞葉の返答を待たずに自分勝手に笑う。
全く抑揚と感動に欠ける、そんな笑い声。〕
皆が何かを提供し合うべきだと…思うのだよね。
今のボクは――「魚屋」だ。
〔細身の男は、舞葉へと続けて問いを投げる。〕
…坊。…君は何屋さんだい?
〔声音には、からかうような抑揚が*生まれていた。*〕
……名前を思い出せないお兄さんの呼び名、かぁ。どんなのがいいんだろう。
[自分と同様にここに流れてきたらしい男女二人。すてら、と名乗る女性が、
長髪の青年の呼び名を考えたらどうか、と言っている。もっともな話ではあるのだが]
……思いつかないなぁ。
[先ほどまで撫でていた青年の白銀色の髪。絹糸のようにさらさらとしていた。]
白銀の髪のお兄さんなんだよねぇ。だから「しろがね」って、
……簡単すぎるかなぁ?
[ぶつぶつと*一人ごちている*]
[真面目に食料探ししてる(つもり)なのに手痛いつっこみを受けまくり。昔読んだ本の中に蛙料理があったなと記憶を検索していたら強引に引っ張られ。そうして入った小屋の中に居たのは一人の少女と一人の怪我人。おまけにその怪我人は―]
記憶喪失ね…そりゃ厄介なこって。
[一見軽く言いつつも籠められた物―思い―は決して軽くはない。それに気付く者が居るかはさておき―]
名無しとか呼ぶ訳にもいかねぇし名前付けるのは賛成、でも俺にはあんま期待しないで。
[こう言うの苦手なんだよな…と一人ごちて]
銀髪だからシルバ…安直だな。そんじゃ…。
[果実の残りを口に放り込み腕組みして*真剣に考え始めた*]
――村内の何処か――
[村の入り口で、蒼髪の少女と別れた私は、そのまま歩みを進めて辺りを探索する。
時が止まったままのような、すっぽり何かが抜け落ちたような場所。活気のない、廃れた印象が、何故か不思議と不安ではなく安堵を与えてくれる。]
さすがに…この静かな場所までは…現れない…よね?追うものも、追われる者も…。
[縋るように空を仰いで。果たして差し込む光は柔らかなものか刺つくものか。
しかし今の私には、どちらでも対して変わりが無かった。]
それにしても、…は無事かしら?彼を置き去りで一人この地に迷い込んでしまったけど…。
[乾いた笑みが、射籠手の上を滑り落ちる。]
きっと無事…よね?今はそう、信じるしかない。
彼もまた、安住の地で創を癒して居てくれるのならば…。それはそれで――
[いつの間にか立ち止まっていた足下に気づき、今度は和らいだ笑みが鎧直垂の上を転がり落ちる。]
そう言えば…先程の彼女はシャーロットと名乗っていたけど。他にこの地に足を止めている方は居るのかしら?
探索だけでなく、人影探しも…行った方が良さそうね。
――闇だって…何処に紛れ込んでいるか…判らない…。
[物射沓の足は、まだ痛みを覚えていないから。私は再び村内へと歩みを進めた。
人影を求めて。招かざる闇を追う様に。]
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