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そう、求めるものは同じで、全く違う。
そして僕はこの状況に少し飽きてきたよExaltedAngel。
喋らずに遊んだ方が楽しかったかもね…。
言い飽きる程口にしている…
"僕は僕が楽しめればそれでいい"。
貴女達は僕の退屈を凌ぐ為の道具の一つに過ぎないんだよ。
それで貴女達がどう思おうと僕の知ったことではない、
これももう何回も言った…。
[華奢な手に導かれた銃口の先、しかし引き金を引くことはない]
もう少し愉しませてくれたのなら…このまま引くこともできたけれど。
いつかSledge-Hammerにも訊かれたな…僕が欲するもの。
僕は隠さずにずっと口にしているよ…
"退屈"なんだ。僕は"退屈"から解放されたい…今、この瞬間も。
このままだと僕がつまらないままなんだよ、ローズ。
だからもっと抗って見せて…?じゃないと、指が動かない。
"ExaltedAngel" ローズ・ブラントが「時間を進める」を取り消しました
[──どれ程の間生きていられるのか、
或いは無事に任務を終え帰投したとして、
母は揺らぎを知った自分を許さないだろうと思いつつも。]
"StiweardShip" ラッセルは、"ExaltedAngel" ローズ・ブラント を投票先に選びました。
それなら私も…ただのオードリーだな。
〔何処かを動かす感覚はない。ただ、何処かからぱちんと指を弾く音声データが引用された。生前、活動的だった男装の女のパターンは余さず此処にはあるのだろう〕
おやん、…目の代わりを探してごらん…ニーナ。
〔死によって任務から解放された"個"。システムは、「直観」を確率に置き換えようとするも…余りに変動が大きすぎてあてにはならないとランダムの値を更にランダムに割り当てるという方法を取る〕
…つまらない、か…そんなのは嫌だね?
せめて傍に寄り添っているのがいいだろうさ…
わたしも…飽きてきたわ?美少年。
戯れの会話に心をときめかせる程、わたしは貴方には惹かれない。貴方がわたしに惹かれないのと同じように…。
結局。遊ぶ玩具が違ったようよ?StiweardShip。
わたし達は赤ちゃんをあやす為の道具じゃないの。
わたし達が貴方をどう思ったことか、知ったことではないように、わたしにとって貴方がわたしをどう思ったことなんて…。正直知ったことでは無いのよ?
[導いた手は引鉄を引くことは無く。しかしそれは女にとって、全て見越したこと――]
退屈なのね、貴方は。でも退屈は自分で解消していくものと、誰かに習わなかったのかしら?美少年。
詰まらない時間、打開したかったら――
[カチリ――]
[StiweardShipの手を導いたまま、女は空いた手で部下へと命を下す。
決して忠誠を裏切らない、彼女が唯一信頼する僕たちに。最後の命を――]
もっと自分で足掻いてみたらどうかしら?
人に頼ってばかりでは…なく…て…――
[純粋な僕達は、女の背後から鼓動を波打つ場所へと狙いを定めて喰らい衝く。
目の前に居た男まで、果たしてその食指は届いただろうか――]
"ExaltedAngel" ローズ・ブラントが「時間を進める」を選択しました
…目の、代わり…?
[目を軽く見開き…注視してみるも、変わりはなかった様で、他の方法を考える…]
…何か、"見える"物、ってあるかな…?
んー…んー…
[視覚。今までは当たり前の様に取得してきた情報…
しかし、声の様な波…0と1の集合体…
意識せずに触れればいつの間にか視界は晴れていた]
…?
ぁ、れ?
[今度は見えるのか。オードリーの方を見やると]
…うん。つまらないのは、嫌…
寄り添う?寄り添う…だけ?
…笑わせるな、と言いたいところだけれど全く笑えないな。
貴女は貴女の言う赤ん坊の玩具にすら成り得なかった…
同じように僕も、それだけのことだよ。
互いに利用しようとし、利用する価値すらなかった。
それだけのこと…
[零れる溜息は今の状況を嘆くもので再び引き金に指を掛ける。]
その言葉を、そのまま貴女へと返そう。
…先に裏切ったのは貴女だよ、ExaltedAngel。
――これで、つまらないお喋りも終わりだ。
[眼前に染まる色に、青年が想うことは――]
"StiweardShip" ラッセルが「時間を進める」を選択しました
/*
えーと…これは自害だよね…?<ローズ
比喩表現が多くて攻撃目標が解り辛いなーと、思うことが
チョロチョロと。自分のもだけど。
うーん…バトル難しいな…。
…ン。此処でも、感じる…ということは
何か代わりを為すものがあるみたいだ。
〔実際は、この"個"の無意識と好奇心が検索パターンの複雑化を呼んでいるだけなのかもしれなかったが。〕
…アッハ。…見つけた…
〔この"個"の姿は、死間際の其れに設定されているようだった。まだキューブ状の構成物を身体から零しながら、ニーナの小柄な身体を抱き寄せるイメージ。〕
――どうしようかな…? …
なんて焦らしたりはしない…
こんな…死なせてまで私は、君を待たせてしまった……
〔涙声。…潤みはエフェクトで表現される。〕
[血の引ける感触。白む視界。
恍惚に近い世界の中、果たして目の前の青年の言葉は女に届いただろうか?]
裏切っただなんて…心外ね?
その言葉は、僅かでも心を通わせた相手に使う物では…なくて?――StiweardShip…
嗚呼…でも…
お喋りは詰らなかったけど、あなたと過ごした時間は…それほど悪くないものだったわ?
salut…美少年。貴方がわたしを嫌っていたとしても…わたしは案外嫌っては居なかったよう…よ?
[崩れ落ちる躰。賛美されたし天使の終わりは、あまりにも*孤独で*――]
〔…囁く女の声。影の耳朶を擽る…せめてと強請る声。〕
…ジーン。…此処はとても暗いから…
Kiss in the darkをくれないか? …
…私の愛するものをみんな奪って、君は…
これからどんなふうに生きていくんだろう。
〔ただひたすらに、女は誰をも案じる。そういう生き方をしてきた。…銃口を向け合うローズとラッセルの映像が、亡霊の"視野"にぼやけて〕
――抗ってくれ…"奴ら"に。
ジーン…私は君に望むよ。
魂の魅力を、囚われた侭にしないでくれ…
〔哀切な訴え。それは生前の形にならなかった記憶より引用されている。〕
…愛しているよ。あいしている。
…私は…「己を改革する楔」。
君の胸に、私が打ち込まれていると…いいのだけれど。
〔溜息は彼の耳朶に。――嗚呼。〕
[…視界に時々ノイズが走る。
しかし、支障が出るほどではない…]
…
[抱き寄せられると、肌に触れる体温、柔らかさ…髪、涙、ノイズ…全てデータとして入り込んでくる。
それから生み出されるのは…計算できずの例外処理]
…泣いているの?
どうしたの、オードリー…
[その声は、ビックリした様に]
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