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[髪を撫でられた感触。
その部分を指でつまむと、んー、と小さく唸り]
…残念?
もしかしたら、スイーツのお時間だったのかなー…
でも、此処じゃ人多すぎるしー…溶けちゃうよ?
[人混みに。この青の部屋に。
首を傾げながら皆の言葉を聞いている]
難しいねー。
破壊者ってどんなのだろね。
どんな事考えてるんだろね。
自分で壊したいって思ってるのかな?
勝手に壊れて欲しいと思ってるのかな?
それすら不明瞭なのに、コイツだー、なんて、お姉さん烏滸がましくて言えないかなー。
[どうしようね、と指の中でメダルを弄りつつ]
[彼女は先客達を見るとそのまま興味なさげに空いてる椅子へと座る]
・・・いつもの
[バーテンダーは来ることを予想してたのか言葉が終わると同時にカクテルを差し出した]
……アッハ。
〔言い淀むでもなく途切れる言葉に、影たるジーンを見遣って…
あくまで面白がるように一度晒した得物を一振りして収める〕
/*
まぁ、ここら辺は1Fのバーテンから連絡が言っただけ
<この騒音でよくわかりますなぁ
慣れると案外電話とかも話せるよ?
<すごいですなぁ
*/
[フロアに訪れたローズ、ニーナ、キャロルには何時も通り挨拶の言葉を交わすこともなく…ただ、機嫌良さそうに軽く目を細めて見せる。]
………ふぅむ。
オードリーには悪いが、儂は気が進まんなぁ……。
[オードリーの得物を見て、呆れを通り越して困ったような表情を浮かべる。]
「推理」に「思考」は、いくつもの失敗を重ねながらたどり着くものだぞ……オードリー。なのに今のお主は、ひとつの材料で全てを見ようとしておる……危険なことだのう……。
そんな基本的なことすら分からずに、よくぞ今まで生き延びてきたもんだ……これがお主の「本質」なら、兵隊に戻ってイチからやり直せ。
[剣の切っ先を、じぃっと見つめている。]
[小気味良い金属音と共に、お披露目されたオードリーの部下に、女はうっとりとした目を更に細め――]
素敵な子ね…。でも我が血で染めるだなんて…。
美しくは無いわねぇ。
[くすり――]
[笑みは弾むように零れ落ちて――]
疑う事は悪くは無いと思うわ、オードリー。
でも相手をよく見抜くことね。
でないと…意外な所から命を狙われてよ?
あははっ!
[賑わうダンスフロアを濡らす。]
[睨みあう形となったメンバー達から、この剣呑な空気の流れをものともせず、近付いてくる黒衣の女に目を移す。
その一挙手一投足を注視する視線は、冷たい虚無。]
………遅かったなぁ、ローズ。
ああ……そんなにドレスを血で濡らして……そうやたらに人を傷つけるな。お主には口があるのだから、用件は口で伝えるが良いだろうに……
…表層の違いには、あまり興味がないんだ…ローズ。
私が麗しの天使に聴いていたのは、切なる孤独と餓えでしかない。
問いは無言の裡にあんなに…迂遠でしかないのだろうけどもね。
〔格好はつけてみせても、得意がることとは無縁の此方。
ダニエルの口にする本質は勿論"アタリ"。〕
私が全く混乱せずに此処へ
辿り着いたと思うのかね…ダニエル兄。
私はただ、自信に裏打ちされた謙虚さが欲しくて欲しくて、
ずっと足掻いている一人の人間に過ぎないのだよ?
…キャロルはどう思ってるのかな?
このお仕事に関して、さ。
[今は敵意を感じなかったのか。ゆっくりと目を向ける]
さっさと終わらせたい?
それとも、立ちふさがるまで動かない?
[軽くコインを弾く。
空中で受け止める、と繰り返しながら尋ねる]
とりあえず…立ちはだかるならヤルしかないとはあたしも思うけどさ。
あ、そうそう。最終的に疑われた末命を狙われるのなら…。
そうねぇ、貴女になら…この命、奪われても構わなくてよ?
オードリー…
我が愛しき貴女――
[酔いしれた瞳は、とろんと赤き髪を見つめて。
優美に腰を下ろして礼に変え]
そろそろタイムリミット。ここは煩過ぎて頭が痛くなりそうなの…。
salut、みんな。気になるなら追い掛けてどうぞ?
わたしは逃げも隠れもしないから――
[踵を返す。
囁かれたニーナの甘い言葉に、女はいつも通りの破顔を浮かべ]
そうね、ここは人が多いから…。折角のdessertsが溶けてしまうわね…。
じゃぁ、またの機会に…。その時は美味しく食べさせて?
salut――
[手をひらりと返す。]
[...は周りの空気から逸れたところから感じる視線に振り向く]
・・・何?
[彼女は闇へと溶け込みそうなほどおぼろげな姿を見ながらカクテルを口へと運ぶ]
だってっ…ダニファー爺、あの人言葉が通じない人だったんだもん…。仕方が無いじゃない?
わたし、案外気が短いんですもの…。
[そしてのんびりと口を開くダニエルには、珍しく唇を尖らせるような仕草を見せて。
女は足早にフロアを*後にした*]
キャロルか。
お主、また同じ酒か……いつも様子が変わらんな……。
……まあ、これくらいの騒動は、儂らの稼業にとっては日常茶飯事。ましてお主のように、誰とも馴れ合わぬ人間にとっては……
〔そしてやがて場へ混じるキャロル。自分の裡に籠りがちな彼女が心の中でさまざまな思いを溜め育て、悩んでいるようなのもまた…皆がわかっているのではないだろうか。〕
…ニーナ。理由は…他者から語られるべきものでもないだろうよ。
突き止める類のものじゃないからだ。
結局は、一人で飲み込むしかない…そんなものもある。
[...は横からの声に反応する]
・・・別に
・・・邪魔をするのならコロスだけ
[彼女は特に興味がないのかそれだけ言うと再び男へと視線を向ける]
ふぅむ………………
[ローズの顔を見て、髭を撫でながら考える。]
……その割には……
何故、笑む………?
[ぽつりと呟いた。]
/*
なんか今日は人気者
<いや、始まったからですやん
・・・人気者じゃない?
<確実に違うと思いますわ
・・・そっか(´・ω・`)
*/
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