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「彼ら」が欲しいのは、疑問をさしはさまず、ただ命令を忠実にこなす猟犬なのだ。
そうでない者──己の意を通そうとする者、制御できない者、不適格とみなされた者は不要、なのだ。
/*
>>252
触れれば切り落とす武器って……ちょっと強すぎて対処不能。
時間掛けて考えねば……むう。
少なくとも片腕落とさなくちゃダメなんですか。
*/
/*
act96って一体…orz
そしてローズの武器を、相手によっては鞭タイプに変換させようと、お風呂で考えてふと気付く。
ローズウィップじゃん!orz
君が自分の狩の対象であるかと言うことならば、そう、その通りだ。
だが、別に自ら君に手を出さなくても良かったのだ。
彼ら、"Vermillion-Jack"の幹部達が君を殺せと命じなければ。
あははー、そこら辺の子だったら楽だけど…
流石にローズが相手となると、ねー。
[メスが床にたたきつけられる様子を見れば、小さく口笛を鳴らし]
壁がちょうど晴れる…絶妙なタイミングだと思ったんだけど、ねー。
[煌めき。此方に向かってくる何かを感じれば、半身をずらし]
そっか、ダニエルに取られちゃったんだ…不思議。
順番を護れないほどに、何か煽ったのかな?
…んー、傷つけられるのはあまり好きじゃないんだけどな…
[後ろの壁にメスが突き刺さる。
軽い音が背後から聞こえると、狙われていた左目を閉じ]
…その、違和感無く染まるのが嫌なの。
[口に手をやり…その後、ポケットへと手を入れ。
手が出てくれば指弾でローズにカプセルを飛ばす]
──「彼ら」が自分に命じた。君を処分せよと。
"Vermillion-Jack"に対し不利益を与えた背任の罪で、君を処刑する。
[相対する黒い女に静かに告げた。]
…私の武器は、確かに見えているものだけではないけれど。
新たに何か出すかというと―そうでもないのだよ、ダニエル兄。
〔老戦士の腕が変態を遂げて大筒へ変じ行くのをやや警戒しつつ見守る。その間に此方は、呼吸を整えもするか――〕
…フゥン。飛び道具をお持ちなんだね。
〔すこし思案するような素振りをしてから…ふと口にすることは全く別の話かもしれない〕
…ね、ダニエル兄…少し訊ねてみるのだけれど。
……其方はもしかして、いま…共闘ができないのかい?
〔脈絡のない話なのかもしれない。…併し、ローズの視線を受けた今…女は興味の侭に感じたことを*口にした*〕
いやぁね、ニーナ。そこらで転がっている輩とは一緒にしないでよ…。情緒が無いわ?
それとも、わたしの添い寝はそんなに美味しくなくて?
[案の定避けられるメスの行方に、女は愉しそうに笑みを湛えたままで、耳を切り裂くような悲鳴を聞いている。]
ねぇ?不思議でしょう?
ダニファー爺も、もうお爺ちゃんなんだから…。偶には若くて美しい、華の戯れをみて休息でも取っていたら良いのに…。ホントせっかちなんだから。
でも…せっかちに成らざるを得ない事情があったなら…?
それは黙っていられないわよねぇ?
[真実は本人でしか解らない。だから憶測と付け加えて、女はニーナの疑問に相槌を打つ。]
あら、奇遇ねぇ。わたしも傷つけられるのは嫌なの。
でも…
[ポケットに手が入るのを合図に、女は指輪に口付けを施す。途端に硬音を立てて、僕は姿を隠す。]
遠巻きで様子を伺ってばかりは、もっと嫌…
[そして再び彼女の手が宙に現れると同時に、女は身に纏いし尾を靡かせて走り出す。
指弾で飛ばされたカプセルを避け、間合いを詰めると短いスカート丈の内腿から短剣を取り出し]
これで少しは、囁きあいも熱っぽいものになるかしら…?
[LatestOpeの白い首筋に当てようと翳して――]
[男は、バーカウンターに置いてある椅子を大砲の中に詰め込み、オードリーに向ける。"Ultimate-Cannon"――目の前にある物を砲弾にし、対象に叩き込むことが可能な大砲を。]
………共闘?
何をどうすると言うのだ、オードリー。
徒党を組むのは、儂はお断りだ。
"Sledge-Hammer" ダニエルは、"WidowedGentleman" オードリーの言葉に、皺の深い眉根を寄せた。「――何が目的だ」*
…ローズ相手じゃ顔の傷を気にしてる暇がない、って事。
んー、あたしはダンスよりベッドの上が良かったんだけどね…添い寝なら。
[首筋に向かって振るわれる短剣に合わせる様にベルトからメスを出す。
甲高い音と共に腕に衝撃が走ると、微かに頬を緩め]
それだったら許せないけど。
…うん、焦らしてみたいと思ったんだけど。ダメ?
[くす、と小さく笑うと、もう片方の手もベルトからメスを取り出し。
受け止めていた短剣をいなす様に体を回転させ、その力で反対側のメスを煌めかせる]
[身体の両脇に自然に垂らした手は素手で、先ほどキャロルを貫かんと刺し出された細い刃は今はどこにも見当たらない。
いかなる感情の動きも窺えず──闘気も殺気もなく。
だが練達の士ならば、それでも影は今すぐにでも嵐のような攻撃を行えるのだと、知ることが出来ただろう。
彼は今、虚無そのものが形を成したかのように*そこに在る。*]
…"破壊者"のことじゃないのかな?Sledge-Hammer。
奴等はペアだって聞いたから。
…今日は炙れちゃったな。
でもそれは奪いに行かなかった僕のミスだから。
…そう、Masterの教えは何時だって正しい…
[目を細めて呟き、その場からは移動するつもりがないようで。カウンターに乗り出してペリエの瓶を手に取ると足を組み直し、一口含んで事の成り行きを*見守っている。*]
わたしも…ダンスよりベッドの方が良いわね、添い寝をするなら…。
でも、絳花は貴女の事を信じている。わたしを疑ってもね?
わたしはそれが気に入らない…。
だから貴女を殺めて、もっと絳花の気を惹きたいの。
協力…してくださらない?
[振り下ろした短剣に響く金属音に、女はきゅっと口角を上げ]
言ったでしょう?わたしは気が短いって。
焦らすのは好きだけど、焦らされるのは好きじゃないの…。あ、でも…オードリーの手管になら…焦らされてもいいかしら?
[払うように削がれた力でバランスを崩した躰に、時間差で振られた凶器の先端が掠る。
風を切る音と共に滲むは、純潔に描かれた鮮赤。
その衝撃に一瞬怯むが、瞬時に体勢を整えて女は適度な距離を空け、再び使い魔をLatestOpeへと向かって*放った*]
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