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では、合図があったらこの曲をフロアに流してくれ。
よろしく頼む。
[男は軽く礼をすると、コートを翻してブースから出て行った。
後には、頬を赤くしたままのスタッフと、頭を抱えるDJだけが残った。]
〔――っキュイィィン!! ダニエルが逆手で繰り出すハンマーへと咄嗟に剃刀の歯を寝かせて滑らせる。火花も散らないその摩擦は、絶妙なる角度。〕
…サービスがいいね、ダニエル兄?
態々私の刃を研ぎ上げてくれるなんてさ。
本気かどうか…わざわざ教えて差し上げなくてはならない?
〔ダニエルの怒号に応えるのは、茶目っ気たっぷりの目配せ。
不安定な逆手で繰り出されるハンマーの衝撃に、初めて裂帛の気合を垂直に立てる刃に込め――床へ左肩をぶつけるように倒れ込みながらも、彼の右腕を切り飛ばさんとし〕
――…はあっっ!!
喝ッ!!!
[身体をさらに鋼鉄と化し、床に叩き付けられたオードリーから放たれた一撃を防御する。]
はっはっはっはっ……
相手の獲物を見ずに飛び込んで来るお主が「本気」であるなら笑止千万といったところかのう………?
或いは、こんな戦士を"Vermillion-Jack"のトップクラスに据えた幹部どもの見込み違いか……
[右腕から流れ出す血液が、手首まで伝う。歴戦の老戦士は、その赤い河を舌で*ひと舐めした*]
――4F V.I.P. Room――
[ずん…
ベッドの上で微かに感じた衝撃に微かに瞼を開いた]
…パーティーに乗り遅れちゃったのかな?
もうちょっと…寝てたかったんだけどー。
[ゆっくりと身を起こすと手櫛で髪をとかしながら鏡を見やる。
目の下に"くま"が無い事を確認すると、その足はドアへと向かい]
ん?
[ノブを回そうとした瞬間、ノックの音が響き。
一つ、目を瞬かせるとドアを開いた]
何かな?
パーティーが始まったことを教えに来てくれたのかなっ?
[軽く首を傾げ…女性のスタッフに尋ねる。
頬を染めながら此方を見つめ、メモを差し出す様子には違和感を覚えるもメモの内容を読めば]
なるほど、ね…ん、ありがと。
[オードリーの字を見て微かに目を細める。
そのまま去るかと思われたスタッフは更に言葉を続け]
…キャロル?
ん、分かった…ジーンが、ねぇ…?
[考えを巡らすも、少女には特に覚えが無く。
首を傾げながらメモをポケットに入れた]
[Umbreはたゆまず休まず全ての情報を記録する。
ダニエルの、オードリーの一挙手一投足を、声の調子、体温や血流の変化、衣服の下の筋肉の動きまで。
今日に至るまで積み上げられた戦闘経験値と異能の全てを情報に変えて、保存する為に。]
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