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欲張りなのは良い事だよー?
それだけ深く、長く…たくさん味わってくれるもの。
食べられちゃうスイーツとしては、願ったり叶ったり?
だから、つまらない子で口を汚さないでほしいなー…
その分、あたしを味わって?
[アーヴァインの様子に気付いたのか気付いていないのか。
意地悪っぽく視線を彷徨わせると、顔を半分ダニエルの背中で隠し。
近くまで来たローズを潤んだ瞳で見つめ]
楽しみに、待ってるよ?
あたしがつまみ食いしないか、されないか、心配だなー…
…綺麗な言葉は僕はうんざりだよ、WidowedGentleman。
そういった類の言葉は聞いてうっとりとする子達にだけ言えばいい。
貴方はあまりこの宴に乗り気じゃないようだったから、
そこまで良い反応を返してくれるとは思わなかった…
愛を差し出すことはできないけれどその一瞬だけは
頭の中を貴方のことだけで満たしてあげるよ…?
[濃艶な笑みを向けて口端についた水滴を舌で舐め取り]
それとも僕の君の勘違いだろうか…
まぁ、楽しめるのなら、どちらでもいいのだけれど。
[退屈なんだ、と呟いて同意を求めるように一度バーテンを見る。その瞳はすぐにその男の存在を放棄したが…]
…子供の特権、じゃなくて?
Ladyへの口の利き方なんかMasterは教えてくれなかった…
[気にすることもなくニーナに笑みを向けるとそこで会話は止め…フロアの中を観察することに意識を向けたようだ。宴の始まりの瞬間を逃さぬと言いたげな*面持ちで*]
…熱烈だね…光栄と言わせておくれ?
君が時折見せる冷たい瞳もまた…私には甘く感じる。
〔マットなルージュを引いた唇を、ローズの手の甲へひととき添える。触を残し僅かに浮かせて、口紅がその色を移していないことを確かめると、安堵めく笑みを浮かべて瞳だけでローズの其れを見詰め〕
…これで…応えになると良いのだけれどね。
〔どうかね、と胡桃色の瞳を細める。〕
ならば互いが互いの味わいを…貪る夜にするのもいいさ。
…此方から願うよ、お綺麗さん?
――如何か今宵、…私のものに。
〔その時々に囁く言葉は、紛れも無く本物。
腕の中の彼女がいとしくて、緑に艶見せる
その髪をこめかみから項へと梳き流し――〕
〔やがて彼女が望む部屋へとふたつの
シルエットをひとつにして歩みゆくのだろう〕
/*
日本語が色々とオカシイ…。
わーい、もしかしてダニーのもそういう意味だったのかい!?
てっきりハンマーのことかと!
オコチャマ、全然気付かなかったー!orz
遊んで=戦って の意でした!
どっちでもいいのだけど!スミマセン!
子供の特権は何でも欲しいがままに貰えて。
叱って貰えることだよ?
こんなトコに出入りしてるだけで大目玉モノだろうねー。
[ラッセルの言葉には、くすくすと笑い]
そっかー、ラッセルのマスターは教えてくれなかったんだ…
意外、だねー。
そんな格好してるから、ある程度お付き合いの仕方は知ってるかと思ってた。
[服装に一度目を向けると、軽く首を傾げて見せる。
しかし、興味は既に違うモノに移っていたのか。
視線が合わないことが分かると、ラッセルから視線を外した]
そうね…確かに食される側としては、長く深く愛されたいものよね…。
えぇ、ニーナの言う通りね。これからは詰まらない者で味覚を落としたくは無いわ…。
だって――わたし、ニーナのことをもっと深く深く味わいたいんですもの…。
[同性の言葉に酔いしれながら、異性を盗み見て優越感に浸る。
なんて意地の悪い――
自分自身に呟いては、苦笑を漏らす。
意地の悪い事は、今に始まった事ではないではないか…]
だから、ね?ニーナ…。いい子で待っておいで?
つまみ食いされないように、しないように…。
約束よ?わたしのかわいいニーナ…
[朱を引いた唇に自らの小指を引寄せ、軽く唇を押しつけた後にささやかな束縛へと変え、目の前の彼女に差し出し。その指が結ばれて、初めて効力を成す呪文に変える。
きっとその指を彼女が掬ってくれることを祈って――]
工業用アルコールでも甘くしさえすれば
呑みこなしてしまいそうな君がかい?
〔言葉とは裏腹に、何処かはにかむような色合いが此方の目許に乗る。
幾分困惑げな色さえ隠さずに晒し、軽く顎を摘むような仕草をする〕
アッハ――解かるけれど、是非に堪忍…というやつなのだよね。
…ン、ニーナ…愛らしく強請ってみせる
その姿を、心待ちにしているからね。
〔去り際には、誰へのお預けめかしてか
ローズの衣服から覗く、鎖骨の窪みを
甘く指の腹へ摩る企みもあったようであり〕
[手の甲へ乗せられる誘惑。
感じる柔らかな感触に、想像力はいけない夢を女に与える。]
充分すぎるほどだわ…。オードリー。
――わたしはあなたのこのキスだけで…。気が触れてしまいそう…。
えぇ、願ってもいない申し出…。断る理由なんて無いもの。だからわたしからも改めてお願いするわ?オードリー…。
月が淡く融けてしまうその時まで。どうかわたしを貴女のものにしてくださって…?
お願い…――
[伸ばされた指先。豊かな髪筋を絡め取るその仕草に。
女はこみ上げる痺れに目を潤ませて、うっとりと身を預ける。
そしてエスコートされるまま、裸体を晒す場所へと女は導かれていくのだろう。]
これが私の素でもなのかい…"StiweardShip" 。
それは私を否定する言葉に他ならないのだよ?
〔困らされることがどうにもこの相手には多いらしいと飲み込んで、
此方は此方の本音で接する在りかたに変りもなく紅髪をかき上げる。〕
…無粋なことを言うものではないよ…アッハ。
手向ける最後の笑みというのは、どちらにも必要なものなのさ。
…まだ今は…皆まで言わせないでおくれ。
君から見れば、私は甘いのだろうけども。
〔一度瞼を伏せて、色合いから笑みを消した瞳でラッセルを見遣る。彼の退屈は――果たして此方に漱げるものなのか、今は解らないことにしておきたかった〕
[ローズの言葉に、また欲が疼いたのか。
口元を手で隠すと、上目で見つめ]
ん…分かった。良い子で待ってるよー?
つまみ食いしないから…
させないのは、簡単だけど、ね。
[惚けた様に小指に口付けを落とすとローズの指と絡ませて]
あぁん、流石にあたしでも、ソレは無いよぉ。
[オードリーの言葉に微かに身を捩らせ、切なそうに声を上げる]
罪作りだねー…でも、そこに惹かれちゃうあたしは悪い子?
ふふ、待ちきれなくなったら、すぐにでも。
…ん。行ってらっしゃい、お姫様。
[二人におどけて言って見せるとローズとの指を解く。
人差し指を唇に当てると、遠ざかる二人に小さく…熱い吐息を零した]
あぁん、約束しちゃった?しちゃったねぇっ。
すぐに食べて貰うのはつまらないし…
でも、あの二人だと…ぅぅ、待ち遠しいよぉ。
[嘘泣き。
ダニエルの背中に顔を埋めると、不意に肩に顎を乗せ]
ねーねー。
今日は一緒に寝て良いー?
久しぶりに、Grandpaとも寝たいなー?
[首を抱く様にしてダニエルに*甘えた*]
いい子ね、ニーナ…。寂しい思いをさせるかもしれないけど、約束は破らないで待っていて欲しいわ?
[上目遣いで潤む瞳に破顔して――
絡んだ二人の小指を再び引寄せ、誓いのキスを。
そしてオードリーの言葉に甘苦しい声を上げる、ニーナの姿にくすりと微笑が自然と零れて――]
可愛いニーナ…。きっと誰からも愛される子ね…。少しだけ嫉妬しちゃうかも…?
[するりとほどけていく指の感触に複雑な笑みを。
悪戯に触れられた麗人の指に、思わず無垢な少女のような反応を。
やがて今宵は静かに更けゆく。ビロードの闇に女の溜息は*漂いながら*]
何度でも気を遣ってしまうといいよ…麗しのローズ。
閨裡に息が絶えてしまうその手前までなら、
私が君を連れて行って差し上げられる…
嗚呼…ローズ、
そんなに哀れめかした懇願をしてはいけないよ?
根深い誇り高さを持つ君を腕に出来ることは、
私の誉れなのだからさ…
〔彼女の心の傷を労るような、漠然とした思いが声音には乗る。
そっと彼女の襟元へ触れて、手探りに留めをひとつふたつ緩め
その愉楽知る白く滑らかな肌の凹凸へと、つつと指の腹を這わせ〕
〔…併し月が淡く融ける頃合にすら、彼女を許しはせぬのだろうと〕
〔場に残る皆には、よい眠りと引き続きのよい夜とを願う挨拶を。〕
〔そして立ち上がりざま、ずっと此方の隣で過ごしていた影へと
無造作に上体を覆い被せて――彼の頤へ触れながら囁く〕
――…夢に見ても…構わないよ。
〔多分その場では…*視線も笑みも交さなかった。*〕
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