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[カウンターに置かれた黒い手が、サッとぶれる。
反射的に身構えたアーヴァインが、顔めがけて飛来した小さなものを払い落とし、それがミネラルウォーターのボトルキャップであると気付いて男を見る頃には。
組まれた指も、正面を向いた姿勢も、寸分も変わらない。]
…またそういうことをする。
〔カウンターを挟む些細な苛めに、手を焼く態で眉を顰める。
グラス持つ手で、横ざまにジーンのこめかみを小突こうとし〕
構う相手なら傍にいるじゃないか…私が。
アレ、じゃあ分からない。
察しが悪いので。
[オードリーがグラスを掲げてこちらを向くのに合わせて、そちらに首を傾ける。]
アーヴァインの前途を祝して乾杯でもするか?
それならもっと笑うかも知れない。
[夢見るような微笑を消し、オードリーの手をグラスごと掴む。
が、瞳はむしろ強い嗤笑の光を湛えて艶を放った。]
……構って欲しいのか。
…破壊者。
いま言わせて如何するんだか。
〔束の間鼻白むも、別段気を悪くするでもないようで。
戯言か本気かというと如何やら後者らしき言葉に目を細める〕
…ン。…では薄氷の上に遊ぶ間柄に…というのはよくないかい。
〔ン?と再度グラスを揺らしてみせる。どうやら否を排するらしき
胡桃色の瞳は、今は全くの無遠慮さで影の其れを見詰めていて〕
破壊者だとして。
己がそうだと答える筈もない。
破壊者でなければ、その問いは無意味だ。
そうだろう?
[激しい囁き。]
…っ痛。
〔影の骨ばった手に掴まれて、柔らかい手が痛まぬ筈も無く。
それでも振りほどく素振りは微塵も見せず…僅かに片目を眇めただけ。〕
アッハ、…
〔間近に見詰める瞳に、表情の劇的な移ろいを感じ取る。
…思わず喜悦めく笑みを漏らすも…まるで逆さ鏡の如く
此方の瞳は甘やかすような色合いに染め替わり――〕
そうだね、欲しいかな。
――ジーン。…君のココがね。
〔射抜く視線を容れる侭…空き手に彼の胸元を甘く鷲掴む。
間近な囁きが孕む彼の内面を面白がる態で、応えは先のものへと含めもしたのかもしれない。〕
〔蛇の如き舌舐め擦りは、何の色味を求めるか…*今は伝えず*〕
[クッ、と再び笑みが拡がる。
だがそれは、剥き出された白い歯の仄見える、刃のような笑い。]
……残念ながらそこには何も無い。
皆置いてきた。
母の胎内にね……。
[オードリーの手を離した時には既に、常と同じ淡い微笑に戻っている。]
とまれ……殲滅せよとの命なれば、従うだけのこと。
死は、送り届ける相手を間違えることは決して無い。
その忠誠も。
[また正面へと向き直り、左手をカウンターに置く。
ゴトリ、と硬い音。
黒手袋の手の平の下には、つや消しの樹脂製の銃──アーヴァインがそれと分からぬように所持していたつもりの武器の一つ。
哀れなアーヴァインの顔から見る見る血の気が引く。]
──Memento mori.
[薄い唇を嗤いの形に歪めると、カウンターに*背を向けた。*]
―― ――
[扉を開け入ってくるは真紅のドレスに身を包むオンナ
その珍訪者に部屋の中にいたオトコ達は口を鳴らす]
・・・
[オンナは踊る
オトコ達の間をすり抜け誰にも当たらず触られずに華麗に舞う
気付くモノは誰も居ない
彼女の両手には短刀が握られている事など]
[オンナは部屋の中心でいきなり舞いをやめ立ち止まる
そこでやっとオトコ達はオンナが握っている得物に気付き一斉に各々の武器を取り出す
その瞬間全てがブレる
オンナは真紅の、否
血で染め上げた真っ赤なドレスをはためかせながら鮮血のシャワーの中を歩く
一人残したオトコの元へと
オトコは喚き懇願する
そうすれば生き残れると信じて]
・・・
[オンナは聞こえてないのか歩を弛める気配はない
視界からオトコを外さずその一挙手一投足を逃さぬかの如く視る]
[返ってくるのは静寂のみ
オトコは肉片しか残らない周辺から黒光りする銃を見つけ
撃つ
自らの畏怖を吐き出すかのように全ての弾を撃ち尽くし
コワレタ
オンナは歩き続ける
嗤いが木霊する部屋を
その刹那――
嗤いが止まり静寂が訪れた]
・・・お前も持ってない
[...はそう呟くと来た時と同じように音もなく消えた]
―???―
[黒と白のゴシックドレス。
身を包めばゆっくりと伸びをして]
んー、ケネスはまだおねむかな?かな?
…ふふー。
[隣で寝ていた男の顔を覗き込む。
瞬きもせずに見つめていたが、微笑むと頬に口付けを落とした]
おやすみのキス、おはようのキス、忘れちゃいけない私の日課♪
…お姉さん、行ってくるね。ケネス…
またアソコで会うだろうけどねー。
[歌う様に。踊る様に…出口のドアまで行けば、一度だけ振り返り。
神妙な顔つきは一瞬にして作られ、一瞬にして消えた]
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