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[質問をしたという事は、答えを得るより前に攻撃を再開する事は無いだろうという心算を持って]
……知られて困る事でも無し、君に興味が涌いたから話そうか、だが俺にとって方法は問題じゃないんだよ。そういった方法を手に入れたっていうだけで。現実世界でうろちょろする程肉体派じゃないし、勿論女の工作員というのも世の中には存在するとは思うが俺には向いていないし。On-lineでやってるんならそれはそういうPGMがあるという事だよ、Neil。
だが本来重要なのはそこじゃない、俺は破壊それ自体が目的で壊したいターゲットがある訳じゃない。研究熱心なのさ。
[敷き詰められた砂が、じゃりじゃりと足音を立てる。
戦闘馬車という巨大な質量の前に出る幕の無かった猟犬が上空に何かを見出す。跳躍、上空を旋回していた何かを追って宙を駆けてゆく。]
しかし、”どうやって”?
とてもじゃないが、サーバが落ちるからといって困っている奴の台詞には聞こえないね。それとも、方法を知れば何とか出来るとでも思ってるのかな?
[喰い千切られたAvaterの断面を、残った腕の掌で押さえて首を傾げた。]
詰め寄るようになっていたことに気付き、
男は半歩後ろに下がる。
だが瞳は逸らさない。
「……消されていた、か。成程。
機密事項と謂うわけか……まあ、当然だろうな。」
女が喋る。AIだというのに。
然程違和感が無いのは、電脳世界のRealさ故なのだろう。
模倣、壁の染みまで。酩酊感まで。
肌の質感まで。髪の流れる動きまで。
そうして、次いで魂のBackUpを、いざ――と、研究者は探している。
「口止め、絶対的な。そうか。……ふん」
何か思い当たる節があったか、
面白くなさそうにクリストフは鼻を鳴らした。
「ともすれば、あの参加者たちの誰かも
お前のように現れるかもしれんということか――?」
だが、それなら ”どうやって”、そんな事は訊ねずにuserを破壊すれば良い、それだけの話だろう?
[Neilのアバターへ対してはやや見上げる形になる。そこまで言って、無意味に息を継ぐ仕草をした。]
………わかんない。
ただ、Dataを……こうして……
[次の瞬間、バチンという音と共に、Magdaleneの身体が小さく揺れた。]
………ッ……痛っ………!
[Magdaleneの右足首に、Jerry Beanのように赤いアンクレット─電脳世界では身につけていなかったアクセサリー─が、チカチカと光っている。
──まるで、Magdaleneの一挙手一投足を全て監視しているように。]
[Griffithの対面にゆるりと座り]
さっきから聞いている。
お前とMasterの関わりと
そして"S2"とお前の関わりだ。
IndeRisealでお前は私を【Inc.】のAIと言った。
"猫の子"とも。
お前は何を知っている?
「……」
ばちん、
耳障りな音共に女の体が揺れる。
あのアンクレットは監視装置と謂うわけか。
「ふん」
鼻を鳴らす。
此れでは自分もおかしなことは言えない―――
クリストフはそう判断したようだ。
が、情報は欲しい。
「そうか。ならば店に付き合え」
男は傍の喫茶店を指差す。
「私はまだ食事を摂っていないしな。
人間の言う“立ち話もなんだが”というやつだ。
わかるか?」
喫茶店にはNet設備がある。
情報を参照しながら何か分かるかもしれない。
鞄には端末が入っていた。
アァ、それだそれだ。
kekeke...そんな事も言ったなァ。
一方的に知っているだけだ。
──有名じゃねェか。
常闇を逝く無慈悲なる女──ヒョォ!格好いいネ、惚れちゃうネ。うなじがゾクゾクしてくる。
……うん。いいよ。
[アンクレットがチカチカと光る。
「研究者」と名乗る男の言葉に反応した所以だろうか。]
じゃあ、行こう。
……「食事が摂れるかどうか」私も知りたいし。
[Magdaleneは、ニコリと笑った。]
無慈悲、ね。
『そういう評価もアリかしら』
Master──、Scarlet Stray Catを知りながら【Inc.】のAIと混同するとは失笑だが。
『保留の条件項目が一つ消滅。今後の返答次第では抹消ね』
では、"S2"は?
あの時、Dr.のSHOPで奇妙なことを口走っていたが。
"紅い猫"、"掌握の手"、"申し子"、"魔性"、"破壊分子"、"苔生した地下室"、"名前のないかいぶつ"――そして"S2の魂"。
『注目すべきはその最後』
──"S2"の"魂"。
クリストフはアンクレットを横目で流し見た。
光る。さて、何を見ているのやら。
「では、成立だ。
行くか。お前のことはMagdaleneと呼んで差し支えないな?」
言いつつ、歩き出す。
店の選択肢には事欠かない。
それなりに気に入っている、紅茶の美味い店を選ぶと迷わず入っていった。
(Robotは電気羊の夢を見るか―――か。
此の技術は秘匿されているもののはず。
慎重に動かねば、な。)
嘗て、Vivienneを創った老婦人が在った
ClosedGardenのように、閉じられた研究機関が追う
まだ一般的ではない、
だが遠い未来ではない不死の夢―――
──HA!
混乱の最中に「そんなものの区別が分かるか」。
[続けて、問う言葉に]
魂──魂ねェ。
[ニヤリと笑い、問う]
おとぎ話は好きかい?
うん。いいよ。"Magdalene"が私の名前だし。
[男の後をついて、ぱたぱたと歩き出す。
飛ばずに移動するの事に対しては、若干不慣れなようだ。]
[男の気に入りの店に入ると、キョロキョロと辺りを見回しては不思議そうな表情をする。そもそも「店」というものに入ること自体が不慣れなのだから、致し方ない。]
そうだ……あのね、ここにはキラキラ光る天球がないから、あなたの名前が分からないの。
……名前、教えてもらえる?
[席に着き、男の顔を見る。
テーブルの下では、アンクレットがチカチカと光っていた。]
[Magdaleneの"Brain"に、声が響く。]
──まずは、相手の素性からだ。
──名前は最低限聞くこと。所属機関が聞ければさらに良いのだが……結果は急がなくてもいい。慎重に。
[Magdaleneは、男の顔をじっと見ている。]
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