情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
/*
2週間も経ったなんて信じられない!
それぐらい密度の高い時間を堪能させていただき、
ありがとうございました。
残りエピもよろしくお願いします。
― 病院 ―
[ 暗い、暗い場所を漂っていた気がした。 ]
[ は、と目覚めた時は、いつものソファではないベッドの上。
しばらくぼんやりした後、飛び起きて、それから痛みにうめいた。
痺れの残る左腕。ちかちかする目。頭のなかがぐわんぐわんと回る。 ]
……うう。
[ 口元を押さえてうめいていたら、看護婦がキャッと悲鳴を上げた。 ]
[ それからは検査室をたらい回しにされ、回転寿司のように医者の前に連れて来られた。
そのままだと後遺症が残るが。リザレクトをすれば、解消するんじゃないかい?
言われた言葉に、しばらくむやみに自分の髪の毛を引っ張って。 ]
そ……それは無理……。
死にたくない……死ぬのはやっぱり怖い。
今回初めて死んだけど……でも……。
[ それでいい、と事情を知る医者は頷いた。 ]
……うん。
やっぱり簡単に死ぬのも、リザレクトも異常なことだから。
僕くらいは、その認識をちゃんと持って起きたい。
……僕らの守るべき『日常』のために。
[ そこへけたたましくなるUGN端末を、慌てて手に取った。
表示される発信者を見て、堰を切ったように涙があふれた。 ]
し、し、支部長ォォォォ!!!!
**
おわった……
[空を見上げれば東の空が白んでいる。
夜明け前、一番温度が低いとされる時間。
この時間の空気はどこかピンと張り詰めていて、洗われたようだ。
そんな空気を思い切り深呼吸して伸びをする。]
あ…
斑さん…生きてた……
[通信端末からは支部からのメール。そこには斑さんが生きていることがわかる文面。]
よかった…
[心から安堵した声で、呟いた。]
[呟いた瞬間、朝日が差し込み、眩しさに目を細める。
それはまるで皆が生きていることを祝福するようで]
……帰ろっか
[そう言って、あるき出した。**]
高校生 橘柚季音は、おやすみなさい ( B1 )
──……森田、さん?
[恐る恐る呼び掛けます。
時間を置いての蘇生だと、意識や記憶に問題は無いか。
男はその部分を危惧していたのです。
でも、きっと大丈夫。
だって森田さん”の呼び掛けに応じてくれたんです、
ご自身のお名前はちゃんと留めているという事ですしね。]
と、とにかく救急車!!!
斑さんと同じ所に行ってもらって下さい!!
[空が白んで来る頃、遠くからサイレンの音が
近付いて来るのがはっきりとわかります。
……これでもう大丈夫。]
[その後、斑さんの無事の報せも知り、男はようやっと
その場に座り込みました。
地面は濡れているのでヤンキー座りというやつです。]
皆さん、ほんっと……
お疲れさまでした。
[決して、良かったとは言い難い現状ですが
この一件についての区切りは付けておきたいと、
その場に居る皆に告げて、明るくなって行く空を
見上げるのでした。**]
/*
街は悲しみでいっぱいだろうから、まだまだ
これからだと思いますけれど……処理班に頑張って
頂くことにして!
今日はこの辺りで失礼します。
皆様おやすみなさいませ!**
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新