742 【変身ヒーロー村】NEXT
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( 461 ) フェイスレス 2011/09/10(土) 01:47:49
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[確かに “それ” は 触れはしなかった。 転移する場所の座標――川の上を強く思い描き。 だが、成功したとしても座標はずれるかもしれぬ]
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【削除】 シンドバッド 2011/09/10(土) 01:49:11
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ふん、言われなくても出ていくつもりだ。 本丸であるここを制圧され、この戦いは「我ら」の負けだ。 すでに退却の用意もしてある。
[ふう、といったように椅子に腰かける。]
折角の機会だ、少し世間話でもと思ったが。 どうも落ち着きのない。 ―我にはすでに人間とNEXTの共存の方策も見えている。
[やれやれといったように。]
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( 462 ) ネクストW/W 2011/09/10(土) 01:49:15
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くっ……。
[稲妻の射出で落下起動を逸らす、その瞬間落ちてゆく患者達の表情が恐怖に変わるのを見る]
すまないな。 俺の正義は人を守る事じゃない。 人に害を成すNEXTを全て殺す事だ。
[元より自分に授けられた力は人を救う事に適しておらず、戦う事に長けていると知っていたから。 NEXTはあの謎の光以来じわじわと数が増えている、そんな中で悪意を持つ者を選定し全て屠るのは難しい事だろう。 しかし自分が戦っている間に、文明をここまで発達させ、NEXTに対抗するためにブーストという存在まで開発した人類の叡智ならばそのうちNEXTと人類を上手く融和させる事が出来るだろうと信じている]
その時に俺は死ねばいい。
[更に稲妻の射出を続けて落ち行く被害者達から距離を取る、落下の衝撃で爆発された場合自分も被害を受けかもしれない。 そんなリスクを回避するためだった事と、まだ屋上から見下ろしている患者達に追ってくる事は無駄だと思わせるパフォーマンスだ]
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( A58 ) 2011/09/10(土) 01:50:45
サフォア ツキシロは、大きく歯車が軋む音を+聞いた+
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――はははははははは……
[ 風に乗り、闇の底から嗤い声だけが聞こえてくる。 風圧を受け止めるように六本の脚を広げた蟲は、暗闇に紛れて消えた。**]
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( 464 ) シンドバッド 2011/09/10(土) 01:52:49
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やれやれ。落ち着きのない。 折角の機会だ、少し世間話をとも思ったが。
[迫りくる転移のとき。]
「我ら」の力を見ただろう? ―……万人に「加護」が行き渡れば必ずや争いは…。
[彼の最終目標を語ろうとしたところで、 空間が切り裂かれて彼の姿は消える。]
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( 465 ) フェイスレス 2011/09/10(土) 01:57:07
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《――聞きたくもない…ッ!》
[facelessは冷静ではなかった。 声を、聞こうとしたならば ――思うところはあったのだろうか。]
《アレ が 加護だと…――》
[歯車に命ずる、その指先が震えた。 血に濡れている。]
《加護だなんて――呼べるわけがない!》
[――キィン、と 鋭く耳を劈くような金属音。 叫びと共に、響いて。]
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[難しい事。 白緑の彼女が抱いていた思いや葛藤は知らないから、その意は全くつかめなかった]
それって、何の話……?
[鬼面の下、瞬いて呟いた後。 闇に響く嗤い声に、僅か、眉を寄せた。**]
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逃がすもんですか!
[墜ちる蟲を視界に捉えた。 滑空ならば慣れたもの、とビルに鞭を絡め、蜘蛛のいたビルまで跳びこんでいく。
しかし、その向こう側に落ちた蜘蛛の姿を捉えることは出来ずに、苛立ちのままに鞭を打った。]
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( 468 ) シンドバッド 2011/09/10(土) 02:02:06
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「死ぬ」とわかれば争いはなくなる。 すべての人間、NEXTに「我ら」の力で爆弾を仕掛ければ。
[残響した声。次第に次第に弱まっていく。]
一望監視の中で「死ぬ」とわかって争う者はいない。 「加護」だよ。我の存在が抑止力となり 人間もNEXTも争うことがなくなる。 我が神の「我ら」の目的は―
[次の一言を残して、声までも消えてしまう。]
世界平和だ。
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―都内/粗川―
ざぱぁぁぁぁぁぁん!!!
[突如彼の姿は川の上に転移し、落下する。 少し慌てたが、落ち着いて犬かきでもするように 岸に向かって泳ぐ。あまり泳ぎは得意ではないようだ。]
ふっ……はっはっはっは。確かに「指一本」触れていない。 今回は「我ら」の負けだな、顔の無い戦士よ。
[岸までつくと、ゆっくり腰を下ろす。]
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( 470 ) ネクストW/W 2011/09/10(土) 02:07:17
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[着地の瞬間に再び稲妻を射出し、爆ぜた肉片に一瞥もくれずに病院内へと駆ける、管理室に着く頃にはどちらのNEXTも居なくなっているだろう。 それが分かれば落胆する暇なく分電室に駆け込んで]
直して壊してまた直してか。 本当に便利屋でなく電気屋の方が向いているな。
[目標を見失った患者達を放置し、分電室内にある端末を操作してショートした回線を切断し、爆破の被害で電力が通じない回路も切断。 予備電源に切り替えて内部に電源を行き渡らせる。 先日作業をした際にあれこれと内部の回線に精通した事が幸いしたのかものの数分で病院内には光が戻るだろう**]
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( A59 ) 2011/09/10(土) 02:13:32
雷 宗太郎は、停電時の被害は43人程の死者を出した程度。++
( 471 ) フェイスレス 2011/09/10(土) 02:13:41
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―病院/管理室―
[聞こえる。聞こえる。 呪いのようにこだまする。 ソレを真実と信じて疑わない声だ。]
《監視されて――統制されて》
《そんな下の 平穏は 平穏と 謂えるのか…ッ》
[声を荒げる。 世界平和――と、告げられれば あの恐怖に満ちたこどもの顔がちらついて]
《――黙れッ!!》
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( 472 ) フェイスレス 2011/09/10(土) 02:14:52
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[ヒカリが爆ぜた。 歯車は――廻る。
白き異形の姿も、“そこ”から掻き消えて]
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[嗤い声に歯噛みする。 もう一度強く地――いや、ビルの屋上である。コンクリート――を鞭で叩くと、《TYPE-blade》の方まで再び跳躍した。
もし未だ彼の緋の身体が糸に絡め取られているのなら、鞭の茨で打つように切り裂く。]
――ごめん。ほんとに、邪魔だったかも。 混ざんなきゃ良かったね。
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……あたし、人間ってなんなのか、考えてた。 リヒタルは人間を守る価値はない、って言った、でしょう。
NEXTはもう人間じゃなくなったのかなって、ずっと考えてた。
でも、そんな事どうでもいいなって思ったの。
[何かを振り切るように、表情のない機甲の下で笑う。]
あたしは、自分のやりたいように動く。 それでいいや、って。
[その頃だろうか。緊急通信が入った**]
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―夜の街/公園―
[どさり――と、 忽然と空中から現れた白い異形は 淡く薄れ、端正な顔立ちの青年と二重写しになり、 やがて青年の姿に収束する。]
…――ぅ …ッ つ…
[“他者の強制転移”は予想以上に消耗するらしい。 しゃら、とピアスが鳴った。 腕をつき、体をずり起こす。 痛みが走っる。爆風にやられた傷だ。]
…くそ …ッ
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さて、乾くまではしばし休戦か。 しかし、蚊までは良い。迂闊だったな。 病院は拙かった。ペースメーカーか。
[忌々しそうに吐き捨てる**]
何を以て「我ら」が爆弾の位置を捉え、 起爆させているか気付かれたやもしれん。
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―夜の街/公園―
…――転移させるだけじゃ…倒せない
[ふらつく足を叱咤して 樹にもたれながら呟く。]
……どうすればいい……? ……どうすれば、やつを――止められる……?
[倒れていた老人。共通点は何か。 調べなければ。気は逸る。 けれども疲労よ消耗からがくりと膝を折る。
暫くはその場から動けずに*いた*]
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