742 【変身ヒーロー村】NEXT
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( A14 ) 2011/09/05(月) 02:14:56
カウントレス・Sは、消え去り際、剣の鬼人の姿をその目に焼き付ける。++
( 120 ) 守川 篝 2011/09/05(月) 06:07:09
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―― バス亭 ――
………。
[喧騒に酔うようにして、女は右に左にと揺られながら 都心へ向かおうとしていた。 空には太陽。地には騒音。 進めば進む程、音と熱の壁は女を阻む。
途中でバス亭のベンチを見つければ 半ば倒れこむように腰掛けた。]
…………。
[街の方で、煙が上がっている。 緊急自動車のサイレンも重なって飛んでいる。]
ずいぶん様変わりしましたね。
[女の感想は、そんな言葉だった。]
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( 121 ) 守川 篝 2011/09/05(月) 06:09:08
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[見回せば、往く人来る人はあまり前を見ず 手にした無線機のようなものへ熱心に入力している。]
……?
[首を傾げた。]
…………。ずいぶん様変わりしましたね。
[一人が電柱にぶつかったようだ。 電話と煙の方角を見て、前を見なければ当然そうなる。 もしかしてマゾヒストなのだろうか、と女は考えた。]
…………。
[ポケットから野菜ジュースのパックを取り出す。 道中で自動販売機を破壊――もとい購入したものだ。 ストローで啜り始めた。]
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( 122 ) 守川 篝 2011/09/05(月) 06:13:31
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[野菜ジュースの紙パックがぺこんとへこむ。]
………。
[もう一パックを取り出し、ストローをさした。 女は咥え、両手でパックを抑えながら立ち上がった。 足取りの覚束なさは相変わらずだったが 目は向かうべき先をしっかりと見据えていた。]
ふいふん、ははははひひはひはへえ……。 (ずいぶん、さまがわりしましたねえ……)
[三度目となる呟きを遺し、煙の方角へ。 往く人来る人、その全ての合間を縫いながら。]
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( A15 ) 2011/09/05(月) 06:14:08
守川 篝は、飲み干した方の紙パックは、ベンチに放置した。
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―喫茶店:月の猫―
―――ユキエさん、 少し出てきます。
[ああ、行ってらっしゃい、と いつものことと返事がある。 休憩を幾度かとるのはツキシロの常。 他数名の従業員もよく知ることだ。
“すぐ戻る”から問題はないのだ。]
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[エプロンを外し裏口から出る。 くくった髪をほどき、 左右に首を振ればさらりと髪は揺れた。]
―――、
[煙の上がった方を睨むと、 徐に駆け出し、跳躍―――そして次の瞬間にはその姿は、*消え*]
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フェイスレス が見物しにやってきました。
フェイスレスは、見物人 を希望しました。
( 125 ) フェイスレス 2011/09/05(月) 10:04:55
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[―――かちり。
歯車は回る。白い姿は煙とビルの隙間を縫って、ぶれて消えて幻か何かのように]
[“カオナシ《Faceless》”]
[ここ一、二年のこと。 Nextの事件現場に 現れては消えるそれは、 いつしかそう呼ばれるようになっていた。]
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( 126 ) 守川 篝 2011/09/05(月) 10:17:28
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―― 街中/幼児送迎バス付近 ―
?
[人だかりが出来つつあった。 景色が人手埋まる前、見えたものは、中型バス。 ファンシーに彩られたそれは、幼稚園だか保育園の送迎用。 見慣れぬものに、女は近づこうとしたが 更なる野次馬が現れて、進路をふさがれてしまった。]
…………。
[聞こえてくるのは幼児の泣き声。 それと、青年のような声だっただろうか。]
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( 127 ) 守川 篝 2011/09/05(月) 10:18:09
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♪
[女は、進展の無い景色から瞳を移ろわせた。 野菜ジュースの最後を一飲み。 その場で放して落とすように、空のパックを捨てた。
メイド姿は、現場から遠ざかって行く。 最後にうっすらと見せたのは――わずかばかりの笑み。]
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( A16 ) 2011/09/05(月) 10:18:58
( 128 ) フェイスレス 2011/09/05(月) 10:19:24
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―爆発現場― [よく磨かれた鏡面のような“顔”は、 なにかを探すように左右に触れる。
道中。
落ちる瓦礫や救助に邪魔な壁を歯車が砕く。砕いては、フェイスレスは薄れ、消えた。 救助隊は見ずとも、 こどもや、あるいは救助に当たっていたNEXTは瞬間、その姿を見たかもしれぬ]
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( 129 ) フェイスレス 2011/09/05(月) 10:42:32
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《――もう 居ない か》
[煙の途絶えぬビルの上、 探していたのはこの事件の“犯人”。
不意にぱしりと白く機械じみた手でつかむように叩く、 それは小さな“蚊”だった。
――脆弱なそれ、されど違和感が残る。]
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( 130 ) 守川 篝 2011/09/05(月) 11:30:35
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―― 爆発現場前/救護スペース ――
[立ち込める黒煙。灰色の狭間から漏れる火の色。 悲鳴に、絶叫に――変わり果てた瓦礫の国。
女は、眠そうに三本目の野菜ジュースをすすっている。
来る人、行く人。怯える人、叫ぶ人。 瞳だけを動かして、形の動きを追った。]
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【削除】 守川 篝 2011/09/05(月) 11:31:07
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[そんな景色を、女が眠そうに眺めていると 仮設テントから現れた看護師らしき熟女が言った。]
『あんた! 早くこっちへ来て手伝っておくれよ!』
[女が鈍い反応を見せている間に、 熟練の看護師らしき女性は、メイドの腕を引っ張った。]
『応急手当と、水分の配布。 いいかい、この布の色が治療の優先順位を示してるから…』
[看護師の説明に、ぽやーっとしたまま聞いている。]
『……よし覚えたね。覚えて無くても気合で覚え名! ほらほら、ちゃちゃっと動いて! 早く!』
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( 131 ) 守川 篝 2011/09/05(月) 11:31:26
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[そんな景色を、女が眠そうに眺めていると 仮設テントから現れた看護師らしき熟女が言った。]
『あんた! 早くこっちへ来て手伝っておくれよ!』
[女が鈍い反応を見せている間に、 熟練の看護師らしき女性は、メイドの腕を引っ張った。]
『応急手当と、水分の配布。 いいかい、この布の色が治療の優先順位を示してるから…』
[看護師の説明に、ぽやーっとしたまま聞いている。]
『……よし覚えたね。覚えて無くても気合で覚えな! ほらほら、ちゃちゃっと動いて! 早く!』
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( 132 ) 守川 篝 2011/09/05(月) 11:33:23
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[エプロンドレスは、送り出すように背中を押された。 つんのめりつつも、踏みとどまる。]
え。あ。……はい。 わかりました。
[遅れて、脳が事態を把握したらしい。 マイペースながらも、言われた通りに手当をこなしていく。]
ん。動いてはいけません。
ん。これを飲むといいです。
[水分を求めている軽い怪我の人には、 次々と野菜ジュースを差し出した。
『ぼくやさいきらーい!』と飲み渋る子供は 鼻にストローが突きさされたとか。]
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( A17 ) 2011/09/05(月) 11:33:56
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