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[カントルが去り行く前。地に伏せたまま、返す。]
>>839 カントル
強くなってみせる…!
俺を立たせてくれた皆の為にも 俺自身の為にも!
カントル―
[迷いを振り切るような声で]
あなたは どうして 俺を生かしておく?
いや 俺だけじゃない… 何故戦っておきながら止めをささない?
強い者と戦う先に何を求めているんだ…?
[騙し、の言葉にはやはりううっ、と呻いてしまう。
咎める視線に居心地の悪さを感じ萎縮しているが……]
……は?
[シロガネの続く言葉に、きょとんとする]
……はい??
[ラフィーネの言葉に、同じように呆気に取られた]
えーっと……
[闇に消えかけたカントルの足を止めたのはアイリの言葉だった。]
何の事だ?
[振り返り聞きなおす。
確か、ニニの魔王城で会った娘だった。名は確かアイリ。]
むっ。駄目ですっ。ミリさん。
今回のは不可抗力なのですから。それに二日も寝込んでいたラフィーネさんのほうがずっと説教されるにふさわしいと思いませんかっ
[ラフィーネ抱き上げながら、思わずミリに詰め寄ってみる]
[しかしほっとしている場合ではなかった。
カージオイドは考えの読めない、危険な相手なのである]
逃げ、ってわっ、スコルさん!?
[一瞬ぼーっとしている間に、スコルがこっちに向かって走って来ていた。
そのまま強引に引き寄せられる]
あ、ありがと……。
[こうやって抱えられるのは何度目になるだろうか。
いつもいつも、スコルには助けられているような――]
[思い出に浸るクラムは、スコルの手が触れている場所にまだ気が付いていない]
シロガネさん…少々往生際が悪うございますわよ。
そもそも無茶ばっかりなさるシロガネさんに責められてるのはよく考えたら納得いきませんわ!
――と言いますか、歩けますから下ろしてくださいませ!
さ、一緒にクノーメ様に叱られましょう。そうしましょう?
[逃がすまいとシロガネの首筋をぎりりと掴んだ]
[>>847アイリからの返事を待つ間、フェイトに向き直る。]
何を――だと?
その先――…
[何時ものように、それは面白いからだ、と返せない何かがあった。]
逃げる? 逃げればいいんですね?!
[スコルの必死の形相に、思考は逃走に切り替わった。
本当に小さいのに軽く礼をすると]
魔王様? でしょうか?
そう、僕達はホウセンカを見に……って!
この通りです! さくっと戻らせていただきます!
[ヴェルデがまだ立ち止まっているようなら彼の袖を引っ張り、
クラムを抱えて去っていくスコルの後を追う]
(ああ。レタスが刻まれていく……)
― 魔王城 → 救護施設近く ―
[魔方陣で強引に退避。最後の最後で、またも飛んできた斬撃により、後頭部の髪をバッサリやられたが。]
はぁっ…はぁっ…なんてことだ…3度目の正直を狙ったのに、2度あることは3度あるってことわざを、身をもって体験しちまうとは…
だ、大丈夫かクラムちゃ…ん?
[ぺた、ぺた]
………
[無言で、クラムを地面に降ろした。
胴に手を回したつもりが、微妙な身長差のせいで良い位置に来てしまったようだ…]
何を言っているのですか。私は前に出て戦うのが仕事なんですよ。それを放棄するようなことのほうがよっぽど無茶です
[そんな無茶理論を振りかざし]
じゃあ首を離したら私も降ろして差し上げます
…それに私は、もう三年分ぐらいは怒られてるんですよっ。
[なぜか威張ったようにいった]
[アイリの問いに、自分自身の問いに。
答えようと言うのだろうか。同じく問うアイリを見る。]
>>854 カントル
アンデッドは生前の記憶を持たないのだと聞いた…。
けれど あなたのその誇りは 生前からの物じゃないのか…?
えーっと……
[けらけら楽しそうなファンタの笑い声を背に、右手をあごに当て、考える仕草。]
……とりあえず、シロガネさんは怪我をしてたって事でしょうか?
報告は……
[一応今回の仕事は終わったんだけれど……と思いつつ]1(2)
1:まあ、たいした怪我じゃないようですから、大目に見ますけれど……
2:そうですね、ラフィーネさんの言う通り。きっちりしておきます。
――ちょっと前――
ふーん。
[ニニ>>844の提示する条件を、ちょっぴり魅力的かもと思いながら聞いている]
三食オヤツに昼寝付きは魅力的だね。
冒険者稼業じゃ、きっとロクに食事出来ない日もあるだろうし。
でも――
[びっ、とニニに指を突き付け]
戦力増強も、キミの庇護もお断りだよ!
そーゆーのは自力でやんないとダメ……と、じいちゃんとばあちゃんが言っていた。
[クノーメなら付け加えて、甘い話は疑ってかかれとでも言うだろうか]
まっ、キミの技を盗んで強くなるのはアリだと思うけど……。
[強力な木属性術の使い手――と見えるニニに向かって、にやりと微笑んだ]
――。
さてな。
覚えてはおらん。
[>>853そう言うと、鎧の下からタリスマンを取り出した。
紅のタリスマン。縁に、微かに誰かの名前と文章を彫っているが、掠れたその名前を読み取る事は出来ない。]
仮にこの身が騎士だとして、
今の我に何が出来よう?
[忌まわしきアンデッドの身に何かしらの嘆きを抱いている訳ではない。極簡単に問いを出す。]
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