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[一通り用意を終えて、ヴェイドは手持ち無沙汰だった。実際彼らがここまで来るかどうかは分からない。どうしてもたどり着けないようであれば、予定変更もありうる。
ヴァレリアは考えを改めたらしい情報が届いているが・・・。]
・・・。はぁ〜あ・・・。
[なぜか大きく、ため息が漏れた。それを聞きつけて、店の女の子が寄って来る。]
「これからお仕事なのに、なんだか覇気がないのね。ヴェイドらしくなぁ〜い。」
「そうそう、五人も呼ぶから、どうなるのかってちょっとわくわくしちゃったのにぃ。」
お仕事だから、色々と考えちゃうの。
プライベートならそりゃもう、楽しんじゃいますよぉ〜。
[頬杖を付いて、にっこりと笑った。女の子たちに目的は知らせてある。もちろん、店の女主人にも。部屋の裏手には、戦闘になっても構わないような広場的洞穴まである。ここは地下最奥のVIPルームだ。]
[女の子に囃されて、何となくその気になってちょっと楽しもうかなんて気分になりかけたとき。]
ちょ、なに?最悪でもって、おい!?
[一方的に切れた通信に、呆然としている。]
・・・・・ミリちゃん・・・聞いてる?一体何が起きてるんだ?
なぁ、何が・・・!?
[思わず立ち上がっていた。群がっていた女の子たちが、不思議そうに見上げている。
ヴェイドは、今、本気で職務放棄すべきかを考えていた。今から走れば・・・うんと本気出して走れば・・・・。]
あああああああ、くそう!いくら俺の足でもあそこまで今すぐって訳には・・・!
何起きてんだよ・・・・。
『……え……メノア……!?』
[緊迫した様子のメノアに驚くが、すぐに切れてしまった通信で状況は把握できない]
『いえ、私にもよく……
一緒に居るわけではないので……!』
そうか・・・別行動中なのか・・・・・。
しかし一体どうなってんだ?そのダンジョンは、安全だったんじゃないのか・・・?
・・・最近のエントの街での騒ぎの原因は、確かにそのダンジョンに可能性を見出していたが、それらはどうなった?何らかの関係性があるのか?
纏めて、具体的に報告してくれ。俺はここから離れられないんだよ・・・。
『初心者でも比較的安全……だと聞いていましたけれど……得体の知れない相手がいるのは、私も見ました……
私が見たのは自称魔王の妖精。
他に驚いたのは、それに従うウッドゴーレムと。あとは、ねじ巻き式ドラゴンくらいです。
ほかは、元から生息している巨大蜘蛛……』
『……そういえば……
魔王様の近くに、動くニンジンのようなものがいたような……
先日の野菜騒動と何か関連があるのかも……』
ねじ巻き式ドラゴンって、前に言ってたヤツか?。
自称魔王にウッドゴーレムに巨大蜘蛛に・・・ニンジン。
・・・余計わかんねーよ・・・。
[がっくり。]
友好関係を結んだとか言ってたよな?それ以外の存在か・・・。
せめてこう、イメージを投影・・・映像を転送するような魔法はないのか!
―冒険者ギルド・受付 8:40―
[日課の筋トレ、腕立て伏せを74回をこなして宿から駆けて来た。先日の果物の調べ物もある、今日も皆で依頼に当たれるだろうか?そんな事を考えながら。
受付で今日の依頼はと探し始めた時、自分を呼び止める声がした。]
あ、え、あぁ…おはようございます?
これは?ギルドから…僕と、ヴァレリアとキリカに依頼?
3人だけにですか。あの、ヴェイドには…?
[手渡された似顔絵を見ると一瞬左目を見開き、目を眇めてもう一度見る。]
え…?
あの、何度見てもこれは僕達の同期の人で…ヴェイドなんですが何かの間違いではありませんか?
そっくりな人だったとか……間違いない、ですか…。
[しばらくの間、依頼書と似顔絵を並べて眺めていた。記憶の中に在るヴェイドは気が付けば其処に居て気が付けば居なくなっていた。気配を感じない…しかし存在感が薄いのとは全く違う感覚を思い返していた。]
気配を消すのは僕だって普段やる事だが…狩猟の時くらいだ。しかも自分に暗示をかけるように行うのだから結構な時間が必要。でも、彼からはそんな様子は見られなかった。極自然に、当たり前のように…。
[そこまで考えて、慌てて首を横に振る。気持ちを落ち着かせようと空を仰いで目を閉じ、ゆっくりと開く。]
何を疑っているのやら。そんなはずあるわけがないだろう…きっと何かの間違いだ。うん。
だから本人に逢ってきちんと確かめなければ!
掲示板を見るとキリカからの伝言と小さな手形。彼は何を思ってこの依頼を受けたのだろう。依頼書に並んだ2人の名前、ヴァレリアも今どのような思いで居るのだろう?]
すみません、その依頼……受けます。
ギルドの情報が間違っているとは言いませんが、僕はやはり何かの間違いだと思いたいんです。
だから彼を此処に連れて来ます。
[鏑矢か狼煙を道具屋辺りで購入しなければな、と独り呟いてギルドを飛び出した。]
しかし彼の事をあまり知らないのでは見つけようがないな…キリカかヴァレリアと合流しないと。
後は…ヴェイド対策、か?
[その足は一路商店街の方へ。]
『ねじ巻き式ドラゴンはすっかりスコルさんになついているようです。
自称魔王様は……うーん、
友好というか……協力というか……なんとか騙したというか、誤魔化せたというか……
今のところはとりあえず、攻撃などはされていません。注意はしておくつもりです。
目の前にいたら、強くイメージすれば伝えられたりする……のかもしれませんが、今は隣にラフィーネさんだけで。
もうすぐみんなと合流しますけれど。』
―中央広場 8:43―
『昼過ぎに、ギルドに戻る』
『何かあったら、鏑矢か狼煙を』
[キリカの残したメッセージを、頭の中で繰り返す。状況を、見誤らないよう。
空のヒルダは、まだヴェイドの影を見つけていない。得られる情報も、彼がひどく羽振りがよかった、という類のものばかり。
ホリーにヴェイドの匂いを探らせながら、モーリスから降り、彼の姿を追い求めていく……]
スコルか・・・。
[何か言おうとして、止めた。]
まあ、口八丁手八丁で構わない。とにかく凌ぎつつ、どの程度まで心を許せる相手か探ればいい。
ん?それはどういう意味だ?近くにいる人間にならイメージを伝えられる・・・だと、意味がないな。
俺に対して、今ならラフィーネの映像を送れるってことか?
[魔法に対してはあまり知識がないため、よく分からないらしい。]
『そう、ですね。
……しばらくは……何とか……』
『綺麗にイメージできないと、上手く伝わらないのだと思ってました。
……そうでもないのかな?』
[ためしに記憶の中のねじ巻きドラゴンのイメージを送る。
再現度83%]
『……!
……すみません、少しこっちに集中します。』
[83%のドラゴンのイメージ。結構似ているかもしれないが・・・。]
・・・・まるっきりオモチャにしか見えねー・・・。
って、ミリちゃんもかよ!
気をつけろよ、くれぐれも「最悪」とか言うな!
― 商店街 9:07―
しかし、もしもヴェイドと対峙する事になるなら戦い方を考え直さなければならないな。
スリングショットを使うと威力は高いが移動し辛くなり、スリングだけなら移動・回避は可能でも命中精度は落ちてしまう…。
今までの狩りは『機会を待つ』形だったが、それは全てに於いては通用しない。『打って出る』ものにしなければ…。
[腰の小袋の中に手を入れて個数を確かめる。キリカの提案でゴート用にと作っておいたコショウを紙に包んで固めた玉が1(5)個と普通の石がおよそ8個。]
これだけではダメだ、どのように相手を自分が撃ち易いように持って行けるか…足止め出来る法を考えよう。
[途中、立ち寄った道具屋で狼煙にしても良さそうで、使わなくても後々使えそうな大きな布を一枚を購入し、後は何かの実を乾燥させたものが置いてあったので店主にこれは何かと聞いてみた]
『それはヒシの実を乾燥させたものさ。踏むとこれが結構痛い!食用でもあるから便利だよ』
[説明を受けて、何かに使えそうだと腰の小袋に詰められるだけ購入し、店を後にした。]
[ヴェイドは物憂げな表情で、仰々しく飾り立てられたソファーに座っていた。周りにはモンスターの姿を模した衣装に身を包んだ女性が数人まとわり付いている。]
・・・・・。
[ここは酒場「ドラゴンダンジョン」の地下二階、最奥の部屋。一番のVIPルームだった。内装は地下ダンジョンを再現しており、蝋燭や松明の明かりが揺れて薄暗く、一階ではゴブリンやコボルトの格好の女の子が愛想を振り撒いている。
ヴェイドは、膝の上にしなだれかかるハーピーの頬を指先でなぞりながら、思考はまったく別のところに飛んでいた。]
― 商店街 AM9:15 ―
ありがとうございます。
ドラゴンダンジョン……いかにもこの街らしい名前ですね。
[集めた情報と店の場所を確認する。まだ日は高くなり始めたばかり。
見た目からして貧乏そうな子供が正面から行った所で、玄関払いされるのがオチ]
……一度、仲間と相談してみた方が良いでござるか。
[商店街を歩くと、ちょうどヴェルデの姿が見えたか]
― 商店街 9:14 ―
[道々少しだけ石を拾い、ようやく不安が収まったか前を向くとその先にキリカの姿が見えた]
……キリカ!おーい!
[こちらから手を振って呼びかけ、キリカの元へと走って行った。]
おはようございます、ヴェルデ様。
依頼、ごらんになりましたか?
[駆け寄ってきたヴェルデに、声を少し潜めるように]
あの依頼……どう思われますか?
[キリカの声の調子に合わせて自分も声のトーンを落とす。]
依頼は…見た。僕は何かの間違いではないかと思っては、いる。
だけど…もしかしたら?と思う部分もあって、それが頭の中に出る度に打ち消して居るな。
ただ、少し…自分達とは違う所も見受けられるような気がしてな、なんとも言い難い。
そもそも…彼が一体どのような人物なのかを知らなさ過ぎる。
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