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― 畑 ―
[溜めた俊足の力を指先に集める。
フェイトに向かってえいや!と放つと5(6)
1・2→フェイトに当たる
3・4→スコルに当たる
5・6→謎の草に当たる]
うあーーっ!
[両手を突き出していたせいで、傾くソリに修正が効かなかった。
投げ出される、と思った瞬間、伸びてきた腕に支えられる。そのまま包まれるようにソリから離脱]
…………。
[地面に転がったまま、向こう側へと滑る空のソリを眺めて、ヴェイドの顔を見る。
しばらくそうした後、おかしくなって声をたてて笑い始めた]
・・・俺そのモンスター、鳴き声が耳につくからあんまし好きじゃねーんだよな・・・。
鈴だと可聴域が違うのかもしれんが、相手が人間だったりするとやはり危険だ。
あの音で踊りのタイミングを取ってるんだとは思うが、他の危険を引き寄せては意味が無い。
― 畑の傍 ―
[畑の事もあるので、今思っている事をブツブツと独り呟きながら素直に手紙に認めた。]
うーん…なんというかだな。
ヒルダはヴァレリアの指示があって初めて相手に飛び掛る事が出来るのだと推測する。例外もあるだろうがその考えは除外する。
つまりヴァレリアが居なければ戦いにもならないわけで、僕はそのヴァレリア本人が掛かってきた事については普通だと思っているんだが随分と気にしているんだな…。
後、ヒルダとヴァレリアに挟まれた時点で僕の負けは決まっていた。2人のどちらに対すればいいのか迷いが出たからな。仮にどちらかに対したとしても、もう片方の攻撃で倒れていただろうし。
戦闘中に迷いや甘さを出しているようでは、真剣な気持ちを持った者には勝てないよ、と…。
その辺りの諸々を含めヴァレリアが勝ったと言いたかったわけだ。
自分の弱さを見られた事に感謝する、本当にありがとう。
……手紙は難しいな。こんな感じでいいのか?
[ポケットに入れていた武器屋のチラシの裏に、やたらと力強い調子の字で返事を書きヒルダの足に括り付けた。]
……今度頭の上に降りたら羽根をむしって矢の尾に付けるからな?
よし、お使いご苦労だったな。ヴァレリアの元へ戻れ!
[のしのしと今度は背中へと歩いて行き、何度か羽ばたいた後にヒルダは空へと舞い上がり数回頭上を旋回した後に、街の方へと飛んで行った。]
……よし。
― 畑 ―
すいません、外れちゃいました。
もう動いていいですよ〜。
[フェイトに詫びた。
試みは成功。問題は命中率だった……]
>>126 リュミエール
[ぱちくり。 どうやら失敗したらしい事には触れず。]
…もう 動いてもいいかな?
>>130 スコル
なるほど。 確かに害はなさそうだけど…。
それなら その伝承?について調べてみるのも手じゃないかな。
何かつかめるかも。
[無事を確認して、腕を解く。するとキリカは大きな声を上げて笑い出した。ヴェイドもつられて、一緒になって大笑いする。もう何がおかしいのかすら、分からない。]
あははははははははは、あははあはははあは。
な、なんか、転んじゃったぜー!
草の上ゴロゴロしちまっぜー!
[もはやただのおかしな人だ。しかしひとしきり笑うと。]
・・・はぁ〜、よく笑った。それに嬉しいよ。
やっとキリカの笑顔が見れた。
[その場で大の字に仰向けになって、にまにまと笑っている。]
[3人の元へと戻って来た]
今何か物凄いものを見逃したような気がするんだが…。
向こうからの攻撃らしきものは全くなし、か?
[どれ、と自分も謎の草を触ろうと手を伸ばすがあっという間に逃げてしまって触れる事が叶わない。]
……ぬ。
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