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ミリちゃん・・・。
人を騙すほうは、あまり向いてないみたいだね。
[苦笑い。]
まじめに聞くけど、その本って、何ページあるの?
[林へと向かいながら]
>>137 アイリ
俺はアイリや ヴェイドさんみたいに 速さは無いから
羨ましいよ。
アイリだって ちょっとは戦えるだろ?
でも 無理はしないようにな。
[後ろ向きに歩いて皆を見る。]
それじゃあ見つけたとして… 俺とアイリ ミリとヴェイドさんが互いの援護かな?
[そして、自分に話すように。]
あ でも探すなら分かれた方が効率がいいのかな。
となると前衛二人後衛二人じゃまずいかな?
トラッキングとか苦手なんだよなあ…。
[しばらくの間訓練所の入り口をぼんやりと見つめて居たら、鷹を連れた見覚えのある人影が現れてこちらへと向かって来た。]
ん……君は。
[こちらの名前を覚えていないヴァレリアの様子に苦笑しながら、同じように自分も頭の中で必死に名前を探していた。夕べ誰かがヴァレリアと呼んでいた事をうっすらと思い出したかも知れないが、カボチャに必死だった為それも曖昧だ。]
夕べは互いにお疲れさまだ。
名前は…あれだけの人数をすぐに覚えろという方が無茶だと思う、なので改めて。僕はヴェルデだ。
君は確か……。
[ヴァレリアと問うのが少し躊躇われた。]
『う……嘘とか、苦手なんです。
本のページですか?
えっと、どれくらいだろう。
数えたことは無いですけれど……』
[ちらりと視線を背中に向ける。
本の厚さは、約30cmほど。]
――回想・昨夜――
[ギルドに戻ってまず聞かされたのは、依頼は失敗であったという結果]
ええーっ、失敗ー!?
[思いっ切り不服そうな声を出すも、その理由を聞けば納得せざるを得ない]
……そっか、畑がやられちゃったから……
[今もあの場に残って、土地の回復に励んでいる面々の事を思い]
ぼくの魔法も、何か役に立てれば良かったんだけど……
……だめだなあ、今知ってるスペルじゃとても……
[自分の勉強不足を悔やむ。
宿へと戻った後も、なかなか寝付けずに借りて来た本を開いたりした。
ようやく眠りに就いたのは、日付が変わった5(5)時の事]
――回想・朝――
…………
[ぐったりと、机につっぷしている]
おなか すいた……。
[ぐうの音も出ないお腹をさすりさすり、体を起こした]
昨日の報酬は結局0だったし……
今日こそ、今日こそ依頼をこなさなきゃ……何でもいいから……
[よろよろとギルドへ向かう。目に留まったのは二つの依頼]
……イノシシ……
[一瞬そちらに目を奪われ、じゅるりと唾液をすするも、既に幾つかの名前が書き込まれていて]
今から加わっても遅いかな……。
うん、こっちにしよう。
[と、スコルの名が書かれた依頼の方に署名した。
存在を主張するような、やたらとでっかい字だ]
よし、っと。
もう出発しちゃったかな……?
[急いで集合場所へ向かう]
――回想・了――
うん、無理しないように気をつける。
[頷いて、林に着くとむうと悩んだ]
バラバラの時に群れで襲われるのは良くなさそうだね。
少しでも簡単に探す方法はないかな?
[足元を調べてみるが、何もなさそうだ]
― エントの街・東門 ―
[じいさんから受け取った地図を読み読み、東門へと到着する。]
ふぅん…この距離なら今から行っても大丈夫そうだな。なになに?
問題の地点は、道の両側が隆起し、ちょっとした崖になってる…
うん。街道が谷底を通ってるイメージかね?
道幅は馬車一台分ほど。両側の斜面は、人が登れないような急角度。
地滑りが起きやすいことに加え、逃げ場も少なく、放置していては、街道を通行している人が危険、と。
[ふむふむと頷き、情報の書き込まれた地図を丸めて、青いポーチに収納。]
さあて…念のため、ギルドにゃ応援要請を出しといたが、誰か来てくれっかな?
[手で双眼鏡を作り、冒険者ギルドのある方向を眺める。]
― エント東門 ―
ここ、東門で間違いないですよね?
[衛兵に確認する。
スコルの姿はまだ見当たらなかった]
『早く来ないと依頼は片付けてしまいますからね』
……ですか。
[先程カボチャ退治の成否を聞いた際、シロガネからの伝言を聞いた]
こんなに心が弱いままでは、ただの足手まといなんですよねぇ……
[ため息をつく]
いいよ、俺がまず先行してざっと見てくる。
正直、探すだけなら俺一人のほうが動きやすいぜ。
[前を歩くフェイトとミリを交互に見ながら、亀一号と亀二号が並ぶと壮観だなぁとか考えていたりする。]
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