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[三つ、四つ……小さなかけらを選んでいたつもりなのに、疲労の色が見える。その時、小気味よい音楽と共に、傍らを通り過ぎた男性が]
メイアル? あなた……前のPTとして突入したんじゃ……
[口に出した言葉は、優しいメロディに遮られ、中途で止まった]
気持ちいい歌……
[動物たちも、メイアルの音楽に導かれ、彼の傍へっと寄ってきそうな気がする]
/*
んーと、意識というか……方針ですね。
たとえば、あるゲームでは「無茶をして死にまくる若者急増で、それの防止に冒険者学校を作った」なんてのもあります。
同じ場所で習った分、多分共通意識というか、基本知識として知っておくべき部分があったと思うんですよね。
駆け出しが、教育以降に色んな地域から集まれば別ですけれど。
後々「アレが実は出来た」が反応難しいのは同意です。
おう、メノミーも戦闘ごくろうさん。
俺も安全な後方から石ころでも投げて楽したいぜ。
[むしろ今回は何もしなかった。]
事後処理了解。冒険者ギルドじゃなくて盗賊ギルドで報告したから、文書は適当に作って送ってくれるだろう。直接行くと細かく形式の決まった報告書を要求されるから面倒だ。
メノミーは明日から暗くじめっとしたダンジョンで、楽しい地下ライフを送ってくれたまえ。
[畑の後片付けをしていると、遠くに人影が動くのが見える]
……あれは、メイアル様?
[言動の一つ一つが神秘的に見え、周囲に光すら放っているような錯覚にすら陥る。
精霊と馴染みは薄いけれど、彼の言葉の意味は理解できる。
やがて奏でられる音に、作業の手を止め心を奪われていた]
[拾っても拾ってもなかなか片付かない石に少し反省しながらも、遠くから近付いて来たメイアルに声を上げた]
君は…
[数日振りに見るメイアルの姿、またその行動に立ち尽くし見つめている。自分達狩人も自然への感謝の歌を持つが、それだけでない何かを確かに感じ取っていた。]
『メノアさんお疲れ様でした。』
[簡単な報告を聞き、挨拶する。]
/*
何が検閲削除なのかな?かな?
……エント付近の洞窟って、地下でしたっけ?
[いつの間にかやって来たメイアルが、脇目も振らず畑に座り込むのに目を瞬く]
メイアルさん? どう……
[声を掛けようとしたが、神秘的な竪琴の音色に聴き入った]
……雨降りの音みたい。
[メロディに合わせて、軽くステップを踏む。
一歩毎に、しゃん、しゃんと足元の鈴が鳴る]
『母なる大地よ。優しき世界樹の子供である植物の精霊、ドライアドよ。
あなたの悲しみ、嘆きを癒しましょう。
今は苦しみに涙しても、いつかはまた芽吹くその時のために――』
[甘く澄んだ声と竪琴が最後の音を響かせると、空気の質が少しだけ変わったのが皆にもわかるだろうか。
ポロポロと乾いた土の中から、ぴょこんと3(5)の雑草の若葉が顔を出しているのに、誰かが気付くかもしれない。]
[その後は、皆に交じって畑の片付けをするだろう。
それほど疲労のない自分が先に帰るのも気が引けたからだ]
畑を蘇らせる……。
魔法でどうにか……は無理かなあ。
[水の魔法で湿らせるだけでは駄目だろうなあと思いつつ、残骸を拾い集めるので*あった*]
/*
だから、色んな地方から集まった、とする。
しっかり平均で教わった人も、
己の生存方法を基本として教わった人も、
人助けすべし!を宗教のように教わった人もいる、のような。
ああ、なるほど……期間はどのくらいなんでしょうね。
私は長くて半月程度かな、と思っていました。
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